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1911年製PLEYEL モデル3、2m05
工房にやってきました。
素晴らしいピアノです。
が、大きな問題が見つかりました。
鉄骨にひびが入っています。
このモデルには、結構多いケースで、要注意だそうです。
いつも同じ場所にひびが見つかります。つまり、設計の欠陥です。
見つかったからには、修復はできません。
修復したとしても、保証ができないからです。
何年持つかわからないピアノに、100万円もの修復費をかけることはできません。
溶接をするとか、補強板を取り付けるとか、色々方法は考えられているのですが、
それもどのくらい効果があるのかはわからないので、やるだけの価値があるかどうかは疑問です。
鉄骨が、いつ悲鳴をあげ、終わりを告げるかは、誰にもわかりません。
かと言って、今は調律も保っているし、ピアノを捨てる、というほど悪い状態ではないのです。
同じようにひびが入った同じモデルのプレイエルで、もう15年も保ってちゃんと機能しているピアノを、
私は毎年調律しているので、よく知っています。ひびは全く悪化しません。
このまま割れがひどくならず、ずっと保てる可能性も、あるのです。
でも、壊れる可能性もあります。
このままの状態でしばらく使って、ピアノの最期の時を共にしてくれる方を探すことを考えています。
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100年間頑張ってきたんですね。
可哀そうですね。
2010/12/11(土) 午後 10:32
設計の欠陥・・・
時代の鋳型や合金の技術も関係しているのでしょうか・・
あらゆる劣化した部分を交換できても、
やはり鉄骨はピアノそのものなんですね。
全部ピンや弦を張り替えるような大手術は無理なんですね。
最悪の場合、このひびが大きくなる・・・折れてしまう可能性もあるということですか?
ストレスをかけず、温度差のないいい環境で最後の時が伸びるといいですね。
2010/12/12(日) 午前 0:44 [ ayu*ic*a*_di*r ]
もちろん鉄骨を特注して作り直すことはできるでしょうが、かかるコストを考えると、そこまでする意味がないのですね。
ひびは、今後大きくなる可能性もありますし、折れてしまい弦のテンションを保てなくなることもあり得ます。明子
2010/12/12(日) 午前 7:03 [ Akiko ]