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何年か前に工房で修復したピアノを調律しに行きました。
1912年製ERARD 平行弦のグランドピアノ、2m12。
ピアノを大切にされているお客様が言われました。
「来年2012年はこのピアノの100歳の誕生日。うちでお祝いします!」
ピアノはお客様のおばあさんが18歳の時にエラール社から買ったものだそうです。
当時の領収書まで残っています。当時のお金で4000フランとありました。
今では、お客様の娘さん達、つまりおばあさんのひ孫達が弾いています。
実はおばあさんがピアノを買った時、このアパートに住んでいて、ピアノを置いていた場所も同じだったことが、
おばあさんの古い写真からわかったそうです。
その後ピアノは、おばあさんの引越に付いて、様々な場所へ移動しました。
戦時中は、爆撃にも遭い、その時の傷が今でもピアノの外装に残っています。
そして今、孫であるお客様が住む、昔おばあさんのアパートだった場所へ戻ってきて、
孫により修復され、可愛いひ孫ちゃん達が弾いているのです。
ピアノは、美しい音を奏でていました。
湿度管理もされているので、修復後は順調に良い状態を保っています。
心温まるお話に出逢いました。
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とてもほほえましいお話です。
日本でも、そういうお話がたくさん聞けるようになるといいのですが・・・
2011/2/12(土) 午前 0:06 [ ayu*ic*a*_di*r ]
日本も少しずつ変わってきていると思います。常に新しいものに買い換えるスタイルから、古いものを大切にしていくスタイルへ。明子
2011/2/12(土) 午前 4:23 [ Akiko ]