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闘病の記録と好きなもののことを♪

サイバーナイフ治療

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やっと退院

3月14日、午前中に最後のサイバーナイフを終えて、ようやく退院できることになりました。
これで恐怖の便秘から解放されます。

おかげさまで、尾てい骨の痛みはすっかりなくなり、普通に椅子に座れるようになりました。

30分間じっとしているだけの治療ですので楽ですが、今回の副作用の便秘にはさすがに閉口しました。

でも、よくよく考えたら、頭に照射した患者さんはひどい吐き気や嘔吐で食欲もなくなると聞きましたから、便秘くらいならかわいいものだと思うようにしました。

もう一つの副作用としてはおしっこの出が悪くなったりもしました。
もちろん、これはワタクシの症例に限ってのことですが、これもまたつらいモノでした。尿意を感じるのに力を入れても出ないんですから。そのときの気持ちの悪さといったら。

これはやはり、照射したまわりの臓器が腫れるので、それによって引き起こされるので、しばらくしたら改善されていく……はずですが、ワタクシの場合はどうなんでしょ(-_-)

なにしろ普通の膀胱じゃないんですから。


便秘との闘い(^^;)

イメージ 1

結局、サイバーの副作用の便秘は退院まで続きました。

痛みがきて、下剤を飲み、しばらくするとすっきり出ます。そのあとまた半日ほどたつと痛みが始まり……の繰り返しでした。
食べると吐き気がするので、あまり食べられません。
けれど、そうすると便のたまりが悪いので痛む時間が長引いてしまいます。

9日にはせっかく外泊で家に来たというのに、日曜日は痛みをこらえて寝ているばかり……。たいてい夜になると出るので、そのあとはまたしばらくは気持ちよく過ごせます。

調子のいいときは、暇なので絵を描いて過ごしました。

最初の入院の時に姪っ子が買って来てくれた色鉛筆をもって来たのです。もちろん、スケッチブックももって。

窓からみた風景やナースステーションに飾ってあった花を借りてきて描いたり、雑誌に載っている花や猫を描いたり。
そうこうしているうちに、看護師さんから自分と彼のツーショットを描いてと頼まれたり。写真を元になんとか描きました。

近々結婚するのだそうで……ラブラブです♪


退院かと思いきや……

3月5日になりました。
予定ではこの日が退院です。

ですが、事前に話がないので聞いてみると……。

「あれ? お話しがありませんでしたか? わたしたちは13日頃が退院だとうかがってますけど」
と、看護師さん。

ええ〜〜?? 聞いてないですよぉ〜〜〜(>_<;)

で、その日のうちには正確な予定が知らされるということで、決まったら教えてもらうことになりました。

結局、正式にいつまでサイバーをやるのか決まったのは、14日までということで、退院もその日サイバーが終わったらに決定しました。

まあ、もうちょっとのんびりできるのはいいのですが、相変わらずお腹が痛くなるのはつらいですね。

たまたま二人の友人からメールがきたので、退院が延びたことを伝えました。その二人と何度かメールのやりとりをしていましたが、なんとお昼過ぎに二人がきてくれました。

二人は同じ街に住んでいるのです。
車だと、この病院までは40分ほどできてしまうとか。
ワタクシを驚かそうと、二人で相談したのだそうです。

退院が延びてがっかりしましたが、嬉しいサプライズで気分が良くなりました。

女子ののりできゃぴきゃぴやっては同室の方に迷惑がかかるので、二階のカフェコーナーに移動して、2時間くらい話し込みました。

看護師さんが、ドクターから話があるといって呼びに来たのでふたりは帰りました。

退院が伸びた理由は、膀胱の前の方にある腹膜播種をやっつけるためだということでした。
一番痛かった尾てい骨は最初にやり、ついで前回の取り残しをやったのだそうです。

本院のSドクターからいわれた肺のガンはどうなのかと聞くと、よく調べたらガンではなさそうだということでした。
それはそれでひとまずほっと安心しました。

翌6日は、またしても午後からひどくお腹が痛くなり、今度は下剤を試そうということになりました。
お昼ちょうどに飲んではみたモノの……結局半日経ってもまったく効果がなく、夕食のあとでまた飲んでみました。

便が固まっているとでないので、柔らかくする薬も一緒に飲みました。

夜中までお腹の中がぐるぐる音がして、きゅーんという痛みがきたものの、なかなか出る気配がありません。お腹をさすりながら、「プラムちゃん、がんばって」とつぶやきました。

うつらうつらしてきたころ、なにやら左の下腹部に生暖かいものが……。

遂に出ました。
プラムちゃんが頑張っています。
もう、パウチがぱんぱんになってきたので、普通のトイレでは間に合わないので、2階のオストメイト用のトイレまで行きました。
真夜中の1時半です。
まあ、嫌な気は感じないのですが、やっぱり真夜中の病院はいやですよね。5階から2階までいくらエレベーターで一気に下るとはいえ……。

病棟にも1カ所くらいオストメイト用トイレがほしいと言ったことはありましたが、まだそれほど需要がないそうで……。
外来と入院の患者さんとの兼ね合いを考えると、2階が一番ベストな場所だったそうです。

とはいえ、夜中は怖いってばぁ〜〜〜(>_<;)

パウチを洗っていたら、トントンとドアを叩く音が……。
一瞬、ぎょっとするではありませんか。

「あ、はいってます」
と、普通に答えましたが、たぶん、不審者だと思われたのかも……。

そう思いつつ出ると、少し先の柱の陰から声がします。
「なんだ。achiさんでしたか。なんでこんな時間にここに電気がついてるのかと思って……」

病棟の看護師さんでした。やっぱり不審者と思われたようです。

だから病棟にもオストメイトトイレを……って言っても仕方ないですね(^^;)

その後、3時半にもまたもよおしてきて……プラムちゃん、頑張りすぎだってば。


思わぬ再会(*^_^*)

ワタクシ、昔から快食快便だったモノですから、便秘なんて経験がありませんでした。

今回、サイバーの副作用によるものとはいえ、便秘がこんなに痛くて苦しいものだとは知りませんでした。

3月3日に一旦は良くなったものの、翌4日は午後からまたしてもひどい痛みに襲われました。おまけに嘔吐ももれなくついてきました(T_T)

夜にはぐったり。
看護師さんが温めたらどうかと、湯たんぽをもてきてくれました。
しばらく湯たんぽを抱いていたら、腸が動いたらしく、痛みがきたあとお腹が鳴りました。ガスが動いたようです。するとちょっと痛みがおさまりました。

そんなこんなで、副作用に苦しみながらも、痛みがなくて暇なときには絵を描いたり、同室の方とおしゃべりしたりしてそれなりに楽しく過ごしました。

中でも最大のデキゴトは、30数年ぶりに昔の漫画描き仲間と再会したことです。

ワタクシの隣のベッドのおばあちゃんは、普段カーテンでぐるりと覆っているので、ほとんど顔を合わせることがありません。

ワタクシが、顔を洗うときとかトイレに行くのに起きたとき、たまたまその方が起き上がって何かをしていれば顔を合わす、といったくらいです。当然、ことばも挨拶を交わす程度です。

ある日の夜、おばあちゃんの娘さんがきました。
それまでもときどききている様子はありましたが、忙しいらしく洗濯物だけをとりにきたといったふうで、あまりゆっくりしていません。

ですが、たまたまその夜は何かを話していました。

その声に、ワタクシは聞き覚えが……。

聞くともなく聞こえてきた内容に、ワタクシ「あれ?」と聞き耳を立ててしまいました。
ええ、もちろん、普段はそんなことしませんよ。決して(^^;)

聞こえてきた内容とその声に、ワタクシはdekoちゃんにちがいないと確信したのです。

でも、顔も見ていないので、もし間違えたらかっこわるい(こういう時は自分の体裁を考える)ので、そのときは黙っていました。

その次の機会を待っていましたら……昼間彼女がきたのです。

そしてお母さんと談話室の方へ行こうとした時、「今だ」とばかり、ワタクシはトイレに行く振りをして起き上がりました。

ワタクシの目に飛び込んできた彼女の後ろ姿は……あの頃のままでした(*^_^*)

いやあ、彼女、30年前とちっとも変わりません。
いくらか当時よりは太りましたが、長い髪をひとまとめにしたヘアスタイルといい、着ているもの(ジーンズの上下)といい、ワタクシの記憶の通りの彼女です。

思い切って声をかけました。

「dekoちゃん」

振り返った彼女。ぽかんとした顔をしています。

「え? え? え?」

しばらく声が出ませんでした。
そりゃあ、そうですよね。こんなところで会うなんて。

その後、彼女は来るたびに、ワタクシの方へも顔を出してくれました。

そんなおり、彼女の口から悲しい知らせも……。

彼女の同級生で、一緒に漫画を描いていたnaoちゃんが今年の1月1日に亡くなったということでした。

たまたま3年ほど前、ワタクシ、まったく別の用事で彼女の家(店)に電話をしたのです。
実は30年前、そこから出始めのパソコンを買ったのでした。
長男がパソコンを買いたいというので、聞いてみようと電話をしたのです。

彼女のご主人もほんとうに数十年ぶりだというのに、ワタクシのことを覚えていてくださり、「今ここにいますよ」といって彼女を電話口に出してくれました。

そのとき、dekoちゃんも元気だと話してくれたのです。
そして「大きな病気をした」とだけ教えてくれましたが、まさか、その後再発していたなんて。

naoちゃんもそのときのことをdekoちゃんに話していたそうです。
今度、みんなで会いたいね、といいながら。

3人での再会はかないませんでしたが、dekoちゃんに会えてうれしかったのはいうまでもありません。




薬をまじめに飲んでいるのに、痛みはますますひどくなってきます。

3月2日にはまた外泊で自宅に戻りましたが、痛くて痛くて寝ていました。これでは何のために家に来たのか……(^^;)

3日、早めに病院に戻り、看護師さんに症状を話すと、当直のドクターが診察してくれました。
ワタクシが常時感じている痛みはみぞおちのちょっと下なのですが、触診すると痛いのはそこではなく、胃よりももっと下の方です。

これは腸の働きが悪いので便秘になっているのだということでした。

そういえば、前回便秘にならなかったかと聞かれた覚えが……。

そのときはまったくそんなことがなかったので、今回もまさかそんなことが起こるとは思いもしませんでした。
これはサイバーの副作用による便秘!でした。

思い起こせば、今回の入院の前日まで下痢だったのです。
それがサイバーを1回かけたら固まったモノが出てきて……。それでも毎日少しずつ出ていたので、まったく想像もつきませんでしたが、量が激減していました。出きっていなかった便が詰まってしまっていたのですね。

ブスコパン錠をいただいて飲み、その後2度くらい痛みがきて、一気にたくさんブツが出てくれたので、すっきりしました(*^_^*)


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