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【中国新聞】
▽中継ぎ・抑えどこでもやる コズロースキー入団会見
広島の新外国人、ベン・コズロースキー投手(27)が30日、広島市民球場で入団会見した。背番号34の真新しいユニホームに袖を通し、「先発をやりたいが、チームが求めるなら中継ぎでも抑えでもやる」と抱負を語った。
身長198センチの大男は「こんにちは」と日本語で第一声。投球の持ち味を「打者を見下ろせる高さ」と強調し、「一度ボールを握ればアグレッシブに攻めていく」と熱い口調でアピールした。
昨季はヤンキース傘下の3Aで42試合に登板。5勝7敗の成績で、オフには数球団からオファーがあったという。「メジャーと3Aを行き来する扱いの契約は嫌だった。カープのオファーはすごく期待してくれていた。ベストパフォーマンスをだすことを約束する」と全力投球を誓った。
▽「対左」無類の強さ ベン・コズロースキー投手(27)
約1時間の会見では日本の野球を上から見下ろす発言は一切なし。受け答えは誠実で、それでいて発言には自信を漂わせた。「日本人はミートがうまく選球眼もいい。競争の中で適応したい」。日本の野球に敬意を払う姿勢は元来の性格とともに、イチローがそうさせた。
念願のメジャー昇格を果たした2002年、初マウンドで初めて対戦した打者がイチロー。「多くの投手と同じように簡単にヒットを打たれた」。あっけにとられながら、日本人選手の実力を痛感。この年がメジャーで最後の登板となった。
昨年は3Aで先発6試合、中継ぎ36試合に登板し5勝7敗、防御率3・00。平凡な成績だが、イチローと同じ左打者には無類の強さを身につけた。113打数16安打で打率1割4分2厘に封じ、5年をかけて磨いたカーブやチェンジアップをものにした。
安定した左投手が不足する広島ではフル回転が求められる。「個人の目標はないが、内角を突いて打ち取る配球は貫いていく。楽しませる投球をしたいんだ」。きまじめな左腕が今季の命運を握っている。(木村雅俊)
☆…198センチ、100キロ。左投げ左打ち。メジャー通算0勝0敗。3A通算7勝13敗1セーブ。背番号34。
▽70戦登板へ燃える マイク・シュルツ投手(28)
最速152キロの直球とツーシームを武器とする長身右腕は、最大のセールスポイントは闘争心と言い切る。「走者がいた方がアドレナリンがみなぎるので、ブルペンが向いていると思う。70試合は投げたい」。中継ぎ強化への期待が高まる。
2001、02年と2度も右肩を手術し、2年近くマウンドから遠ざかった。医者から「もう野球はできない」と告げられた。厳しいリハビリを経て03年に復帰。昨季はメジャー登板も果たした。「逆境からはい上がってきた」経験が、打者に向かう強い気持ちの源だ。
日本流への順応にも積極的。「日本の練習量は多いと聞いたから」と、オフもランニングとキャッチボールを欠かさなかった。来日2週間前に体調を崩したが、「今はいいし、すぐにベストに戻る」と不安はない。
メジャー経験は1試合に終わった。それだけに「日本行きは自分にとって最高の機会。野球人生のドアが開いた」と喜ぶ。「カープは80年代は強かったと聞いた。あのころの栄光の日々を取り戻すため力になる」。異国の地での成功を誓う。(日野淳太朗)
☆…201センチ、100キロ。右投げ右打ち。メジャー通算0勝0敗。3A通算6勝10敗8セーブ。背番号70。
▽中継ぎ・抑えどこでもやる コズロースキー入団会見
広島の新外国人、ベン・コズロースキー投手(27)が30日、広島市民球場で入団会見した。背番号34の真新しいユニホームに袖を通し、「先発をやりたいが、チームが求めるなら中継ぎでも抑えでもやる」と抱負を語った。
身長198センチの大男は「こんにちは」と日本語で第一声。投球の持ち味を「打者を見下ろせる高さ」と強調し、「一度ボールを握ればアグレッシブに攻めていく」と熱い口調でアピールした。
昨季はヤンキース傘下の3Aで42試合に登板。5勝7敗の成績で、オフには数球団からオファーがあったという。「メジャーと3Aを行き来する扱いの契約は嫌だった。カープのオファーはすごく期待してくれていた。ベストパフォーマンスをだすことを約束する」と全力投球を誓った。
▽「対左」無類の強さ ベン・コズロースキー投手(27)
約1時間の会見では日本の野球を上から見下ろす発言は一切なし。受け答えは誠実で、それでいて発言には自信を漂わせた。「日本人はミートがうまく選球眼もいい。競争の中で適応したい」。日本の野球に敬意を払う姿勢は元来の性格とともに、イチローがそうさせた。
念願のメジャー昇格を果たした2002年、初マウンドで初めて対戦した打者がイチロー。「多くの投手と同じように簡単にヒットを打たれた」。あっけにとられながら、日本人選手の実力を痛感。この年がメジャーで最後の登板となった。
昨年は3Aで先発6試合、中継ぎ36試合に登板し5勝7敗、防御率3・00。平凡な成績だが、イチローと同じ左打者には無類の強さを身につけた。113打数16安打で打率1割4分2厘に封じ、5年をかけて磨いたカーブやチェンジアップをものにした。
安定した左投手が不足する広島ではフル回転が求められる。「個人の目標はないが、内角を突いて打ち取る配球は貫いていく。楽しませる投球をしたいんだ」。きまじめな左腕が今季の命運を握っている。(木村雅俊)
☆…198センチ、100キロ。左投げ左打ち。メジャー通算0勝0敗。3A通算7勝13敗1セーブ。背番号34。
▽70戦登板へ燃える マイク・シュルツ投手(28)
最速152キロの直球とツーシームを武器とする長身右腕は、最大のセールスポイントは闘争心と言い切る。「走者がいた方がアドレナリンがみなぎるので、ブルペンが向いていると思う。70試合は投げたい」。中継ぎ強化への期待が高まる。
2001、02年と2度も右肩を手術し、2年近くマウンドから遠ざかった。医者から「もう野球はできない」と告げられた。厳しいリハビリを経て03年に復帰。昨季はメジャー登板も果たした。「逆境からはい上がってきた」経験が、打者に向かう強い気持ちの源だ。
日本流への順応にも積極的。「日本の練習量は多いと聞いたから」と、オフもランニングとキャッチボールを欠かさなかった。来日2週間前に体調を崩したが、「今はいいし、すぐにベストに戻る」と不安はない。
メジャー経験は1試合に終わった。それだけに「日本行きは自分にとって最高の機会。野球人生のドアが開いた」と喜ぶ。「カープは80年代は強かったと聞いた。あのころの栄光の日々を取り戻すため力になる」。異国の地での成功を誓う。(日野淳太朗)
☆…201センチ、100キロ。右投げ右打ち。メジャー通算0勝0敗。3A通算6勝10敗8セーブ。背番号70。
【写真説明】<上>「カーブで三振を取れる投球が強み」と意気込むコズロースキー(撮影・山崎亮)<中>「中継ぎとして70試合投げたい」と闘志を燃やすシュルツ(撮影・浜岡学)
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