|
今季初の17安打鯉打線が上向いてきたのか?本物であってほしい。
この勢いで連勝しましょう。
【中国新聞】
阪神―広島6回戦(阪神4勝2敗、14時、甲子園、46768人)
広 島211300220―11
阪 神104000003―8 ▽勝 篠田17試合1勝1敗
▽敗 川崎8試合1敗 ▽本塁打 栗原5号(1)(筒井) ●…広島が今季チーム最多の17安打11得点で連敗を3で止めた。4―5とされた直後の四回に天谷、フィオの適時打で3点を奪い、七回には栗原の2試合連続の5号ソロなどで2点を挙げた。阪神は今季ワーストの11失点。
▽中軸けん引、猛打ショー 栗原2試合連続弾
「クリーンアップ」が、その名の通りに塁上を掃除した。天谷、栗原、フィオで計8安打7打点。内田打撃統括コーチも「中軸が打つと活気が出てくる」。今季最多の17安打11得点の猛打ショーをつくり上げた3人を手放しで褒めた。
ハイライトは4―5で迎えた四回だった。2死三塁から天谷が同点右前打。栗原は右中間二塁打でつなぎ、最後はフィオが「何とか走者をかえしたかった」と中前に落ちる勝ち越し2点打。3連打で逆転に成功した。
これまでの貧打がうそのように、チームは3試合連続2けた安打と乗ってきた。けん引役の栗原は5月に入って打率4割3分3厘。今季初の2試合連続の一発と猛打賞に加え、連続複数安打も6試合に伸ばして上昇気配は止まらない。「甘い球を一球で仕留められているし、状態はいい」。その頼もしさは白星で引き立つ。
内田コーチは「打線は水ものだが、5月に入って機能しだした」と手応えを口にする。9日は交流戦前の最後の一戦。「明日が一番大事」。栗原も天谷も内田コーチも、同じ言葉を残して球場を去った。(友岡真彦)
【写真説明】【阪神―広島】七回表、広島無死、バックスクリーン左へソロ本塁打を放ち、ナインとハイタッチして喜ぶ栗原(撮影・坂田一浩)
|
カープもの
[ リスト | 詳細 ]
|
マエケンは本物!本当に頼りになるカープのエースだ!
【中国新聞】
横浜―広島7回戦(横浜4勝3敗、18時1分、横浜、24132人)
広 島110000001―3
横 浜000100000―1 ▽勝 前田健7試合5勝1敗
▽S シュルツ10試合1敗7S ▽敗 ランドルフ7試合5敗 ▽本塁打 梵4号(1)(ランドルフ) ●…広島の前田健は7回7安打1失点でしのぎ、リーグトップに並ぶ5勝目を挙げた。打線は一回、梵の4号ソロで先制し、二回にスクイズで加点。九回に小窪の適時打でダメ押し。横浜のランドルフは援護に恵まれず、開幕から5連敗。
▽不調でも粘り1失点 好投に風格も
若き右腕は、また一つ上の段階へと上がった感がある。前田健が7回1失点で最多勝争いのトップに並ぶ5勝目をマーク。「球威も内容もだめ。悪いなりに投げた」。状態は今季最悪ともいえただけに、その好投は風格さえも感じさせた。
試合前の投球練習から球は抜けていた。不安で迎えた一回、やはり直球は140キロ台前半にとどまる。制球も悪く、打者5人に26球も費やした。そこで発想を変える。「どうやってもいいコースへはいかない。あきらめた」
今季の飛躍を象徴する速球を捨てた。頼みはカーブ、スライダー、チェンジアップの3種類。丹念に低めを狙う。二回以外は毎回の7安打を浴びたが、連打は一度も食らわない。「マエケンの顔で抑えた」。普段は辛口の大野ヘッドコーチに、ついにエースとして認めさせた。
防御率はリーグトップを維持する1・50。ベンチが二回の攻撃で早くもスクイズを敢行したのも大量点は不要という、背番号18への厚い信頼だ。「今年は接戦で勝っていく。期待してほしい」。威勢よく自らに重圧をかけた22歳。残り5カ月、どんなステージまで駆け上がるのか。(五反田康彦)
【写真説明】【横浜−広島】7回を7安打1失点と好投し、リーグトップタイの5勝目を挙げた広島先発の前田健(撮影・荒木肇)
|
|
いい緊張感の中での勝利ということではうれしい一勝かな。
【中国新聞】
広島―中日9回戦(広島6勝3敗、13時30分、マツダスタジアム、31821人)
中 日000100020―3
広 島100002001x―4 ▽勝 高橋13試合4勝1敗
▽敗 浅尾17試合1勝2敗 ▽本塁打 和田9号(1)(今井)栗原3号(1)(山内)森野6号(2)(高橋) ●…広島が今季4度目のサヨナラ勝ち。3―3の九回、失策を足場に送りバントと安打で1死一、三塁とし、東出が中前に運んで試合を決めた。高橋が4勝目。中日は八回に森野の2ランで追い付いたが、浅尾がピンチで踏ん張れなかった。
▽「決める」東出が執念打
黄金週間最後の地元戦は、約3万人による「それ行けカープ」の大合唱で終えた。お立ち台で「もっと楽に勝ちたいけど、いっぱいいっぱい」と冗談めかした東出を含め、誰もが待望していた白星を一つ積み重ねた。
九回1死一、三塁。「いい場面で回ってきた。自分で決める」と息巻き、打席に向かった。しかし、球速150キロを超える直球にタイミングが合わず、1ボール後、バットは2球連続で空を切った。
「あの空振りだったらもう一回直球で空振りすると思うはず。変化球を捨てて直球狙いで腹をくくった」。4球目。150キロの直球を打ち返し、打球は前進守備の遊撃の頭をわずかに越えた。
東出が主役になれたのも、好機をコツコツと広げた脇役がいたからこそ。先頭打者の代打石井が荒木の悪送球で出塁すると、倉がきっちりと送りバントを決め、続く赤松はどん詰まりの中前打。全員野球でつくり上げたラストシーンに、野村監督は「初めて身震いした」という。
前日の嫌な負けを1日で振り払った。泥くさくつかんだ今季4度目のサヨナラ勝ち。総立ちとなったファンの万歳三唱に後押しされて、9連戦最後の横浜戦(横浜)に乗り込む。(友岡真彦)
【写真説明】【広島―中日】九回裏、広島1死一、三塁、中前にサヨナラ打を放った東出(中央)に駆け寄る広島ナイン(撮影・布藤哲矢)
|
|
こんなに大差で勝っても安心しきれないのはなぜだろう。 【中国新聞】 広島―中日7回戦(広島5勝2敗、18時、マツダスタジアム、18437人)
中 日000000000―0
▽勝 青木高6試合1勝1敗広 島20610000×―9 ▽敗 小笠原5試合1勝3敗 ▽本塁打 天谷1号(1)(小笠原)倉1号(4)(小笠原)梵3号(2)(小笠原) ●…投打がかみ合った広島が大勝。先発の青木高は丁寧に低めを突き、8安打でプロ初完封。打線は一回に天谷の1号ソロなどで2点を挙げ、三回には倉の満塁本塁打などでリードを広げた。中日は小笠原が3回8失点と乱調だった。
▽倉、無心で満塁アーチ
打った本人さえ想定外だったに違いない。29日の横浜戦の完敗後、野村監督が熱望した。「誰か起爆剤になってほしい」。その「誰か」の役目を担ったのは今季無安打の倉のバットだった。
2―0の三回1死満塁。変化球をたたくと白球はふらふらと上がり、左中間席へ届いた。約2年ぶりのアーチに「無心。来た球を打つ。考えても打てないんだから」。
控えめな言葉とは裏腹に、意外性の一発が打線を目覚めさせた。2死一塁となり「倉さんの流れで打たせてもらった」と梵も2ランで続く。四回も3連打で加点。今季初めて前半で試合を決めた。
試合開始4時間前だった。野手最年長の石井が発案し、ベンチ裏でミーティングを開いた。「まだ試合は続く。元気出していこうと話した」と倉。野手陣は気合を入れていた。
脇役に甘んじるベテランが一丸のムードを呼び起こした。「選手に期するものがあった。こういう戦いをすることがほかのチームよりも大切になる」と野村監督。反攻の糸口になりそうな大勝。攻撃陣が意地を見せる番でもある。(五反田康彦)
【写真説明】【広島ー中日】三回裏、広島1死満塁、倉が左中間に本塁打を放つ。捕手谷繁(撮影・布藤哲矢)
|
|
打てないねえ。どっちもどっちの最下位争いって見てられないよね。
【中国新聞】
広島―横浜5回戦(横浜3勝2敗、18時、マツダスタジアム、15541人)
横 浜000020000―2
▽勝 寺原6試合3勝2敗広 島000010000―1 ▽S 山口13試合3敗7S ▽敗 斉藤5試合1勝4敗 ●…横浜が五回に石川の三塁打で2点を奪い、継投で逃げ切った。寺原は5回1/3を1失点で3勝目。八回途中から登板した5番手の山口が7セーブ目を挙げた。広島は再三好機をつくったが、14残塁の拙攻で1点しか取れなかった。
走っても走っても、ゴールが遠い。野村野球の神髄、機動力野球を見せつける7盗塁で塁上をかき回しても、本塁には1度しか到達できなかった。
▽今季最多の14残塁 あと一本出ず
重盗を含め、盗塁はすべて選手の判断に任され、選手も積極的に次の塁を陥れた。何度も訪れた得点への期待。だが、この日の得点圏は12打数1安打で打率は8分3厘。残塁は今季最多の14で、わずか1点しか奪えなかった。
内田打撃統括コーチは「四球に盗塁を絡めた攻撃スタイルはよかったんだが…。あと一本が出なかったことに尽きる」と苦々しく振り返った。4盗塁に加え、唯一の適時打を放った天谷は、六回2死満塁と八回2死二、三塁の好機で凡退。試合後は悔しさを押し殺すように無言で控室に消えた。
チーム28盗塁はリーグ2位。目指す機動力野球は確かに成果を挙げている。しかし、野村監督は満足できてない。「盗塁数で勝敗を決めるわけではない。盗塁は味付けで、一番大事なのは走者をかえすこと」。早口で一気にまくし立てた指揮官は手応えと同時に、ジレンマを感じている。(友岡真彦)
【写真説明】【広島―横浜】六回裏、広島2死満塁、一ゴロに終わり無念の表情を浮かべる天谷 (撮影・坂田一浩)
|





