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根津神社本殿の脇門を出ると池があります、名所図絵にも書かれている池です、その一段高台に赤い鳥居がずらりと並んでいるのがお稲荷様のお社ですが、何と、昨晩の台風で大きな枝がぼろりともげております。風の力はすごいものです、こんな大木の枝をなぎ倒すほどなのですね、人間なら飛んでいってしまいますよ、でもよく耳を澄ますと、おお、蝉が鳴いているね、あの風に飛ばされないでしがみついていたのだろうな、蝉は偉い。
稲荷社の鳥居まで階段を上ると「胞衣塚」です。将軍徳川家宣の胞衣塚と教育委員会の看板が・・・そうですね古来から日本人は「へその緒、胎盤」を大事に取っておくのですね、おいらのも桐の小さな箱に入れて取ってありますよ、数千年前の縄文人も竪穴住居の入り口に小さな壺を埋め、中に生まれた子供のへその緒を入れて、無病息災を願ったのです、こんな事をするのは日本人だけでしょうね、ほかでは聞いたことありません。
縄文のえな壷・・・何で分かったかというと、壷の中にある土を分析しましたところ、人間にだけしか含まれない「脂肪酸」が検出されたのです、その出土例がどんどん増えて、ああ、これは「えな壷」だということに結論づけられたのです。
考古学は進んでいるのです、どんどん進化しております、おいらも勉強しなくちゃ遅れてしまいますね。
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