「日本よ、魂ある国を立て直そう」 支那人亡命作家袁紅冰
来日講演 日本の危機警告
それに関連して、アジアの民主勢力のなかで最大の存在である日本には、台湾問題に干渉させないことを第一として対日戦略を立てているという。その主な内容は、日米関係を分裂させること、日本にとって「有利」である戦略的互恵関係を結ぶことの2点。 北京大学で勤めた際、陳昊蘇氏(60年代に中国の外相を勤めた陳毅将軍の息子)と会談したことがあり、その際に陳氏から直接聞いた話として、?眷小平氏の対日外交戦略の目的は日米同盟を分裂させることであったと述べた。それを実現するカードは、 広島と長崎への原子爆弾投下の歴史を使って米国に対する日本国民の恨みを煽ること、および
中国大陸の資源とマーケットに依存する日本の経済状況を利用することであるという。
さらに、日本と戦略的互恵関係を結び、 北方領土問題において中国が日露間の仲介役を果たし日本に味方する立場を取る、
東シナ海ガス田問題に関して日本に譲歩する姿勢を見せる、
日本の国連安保理入りを支持する、
という3点について日本支持のスタンスを見せかける。
一方、尖閣諸島問題は、決して譲らない姿勢を取る。その真の目的は、国家の領土への関心ではなく、 尖閣諸島の領有権を主張する台湾に対して外交上の
連帯感をアピール、台湾の国民党政権を丸呑みする
ことにあると袁氏は主張する。先日起きた尖閣諸島沖の漁船衝突問題について、中共内部における闘争が外交上の不一致を起こさせたものとする見方もあるが、同氏の見解によれば、台湾の馬英九政権に見せかけるための戦略の一環であるという。
中共に対抗し、日本精神を立て直せ 民主自由の台湾を潰し、中国本土での独裁政権を固めながら、世界支配を実現していく。そうした中共の野望の前に、台湾の自由が奪われる危機を傍観するだけの日本と世界には、遠からず自分自身に危機が迫ると袁紅冰氏は警告する。 哲学者の洞察力と法学者の理智をもつ同氏は、作家で詩人でもある独特な語りのスタイルで、日本の武士道精神に対する憧れについても触れた。 「日本国の精神である武士道から、私は孔子の教え、孟子の英雄の気概、墨子の天下衆生を普く愛する侠気を思い出す」 しかし、このような「豊富な精神内包がある日本国の魂」は、第二次世界大戦では間違った方向へ利用されてしまったと袁氏はため息をつく。「人々を苦難から救うのではなく、他国への侵略で多くの人に苦難を与えてしまった」 「第二次世界大戦後、日本は魂のない国に化してしまった。歴代の日本の首相や政治家はすでに、中国を含めた各国に、先の大戦で犯した罪について謝罪と懺悔(ざんげ)を幾たびも行って来た。中国共産党の強権主義と膨張的野心が世界に災難をもたらそうとしている今こそ、日本は自由民主と人権を守る人々を支持し、自国の武士道精神を立て直すことが本当に意味のある懺悔になると私は思う。しかし、今の日本は、明確かつ堅実な国家の意思と政策に欠けているように見える。日本は自国の前途、世界の前途に対して全貌的な認知に欠けていると思う。今のまま目先の経済的利益に振り回され、中共にコントロールされてしまうとすれば、日本はますます恥を重ねる道に陥ってしまうからだ」 中国人として自国を愛し祖国の文化を立て直したいとの本音を語りながら、袁氏は日本に、中共の強権政権と対抗する中で、自国の伝統的精神を立て直していくことを願うという。「日本は武士道精神を立て直し、自由と真理の味方になるよう切に願う」と、詩人の熱い口調で同氏は語った。 今月末の31日、来日中の袁紅冰氏による2回目の講演会(後援、大紀元)が行われる。尖閣諸島問題の本質や、中共の野望の前に危機に直面している日本への提言などが語られる予定。詳細は本社サイトのお知らせご参照。 (趙莫迦Zhao Mojia)
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一人ごち〜大和だま
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殉職者はデマだという情報 どうしても海上保安官を「殺したい」愛国者たち-蒼き清浄なる海のために 船関係の人であれば「スクリュー」よりも「プロペラ」と言う言葉が先に出るのではないか? もし、現場でけが人が出れば、通常任務の巡視船に医官は乗り込んでいないため、即座にヘリで移送されることになる。実際、シンプン号事件で移乗時にコケた人がいて、すぐに運ばれることになった。しかし、今回、ヘリはずっと上空から監視を続けていた。移乗後のGB(RHIB)もKQ艇も(搭載艇は決してテンダーボートなどではない)漁船の周りを遊弋したままだ。 http://blog.zaq.ne.jp/blueocean/article/719/ PJnews ビデオ公開前までは衝突事件で海上保安庁職員が海に突き落とされ、殉職者が出たというデマがインターネット上では流布していた。ネット右翼などは反中感情を煽るためにデマを積極的に拡散していた。 http://www.pjnews.net/news/794/20101107_7 どちらが正しいのか分かりませんが、こういう噂が一度立ってしまうと、真実を知ることは難しくなってしまうような気がします。 もし、本当に殉職者がいなかったとしても、「政府は隠している」と言ってしまえば、それまでだし・・・ 常識的に考えれば、人が亡くなったこと(ましてや殉職者)を隠すことなんて、どんな理由があろうと、できないことだと思いますが・・・ |
2010/11/9(火) 午前 4:10 [ POPPOYANOMUSUME ]
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違法中国100隻操業の実態 (産経 2010/11/8)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101108/plc1011081149009-n1.htm 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネッ ト上に流出した問題は、地元にも波紋を生じさせた。石垣島の漁師らは、違法操業を繰り返す中国漁船などと日々対峙(たいじ)し、命をかけて自分たちの生活を守ってくれる石垣海上保安部(石垣市)に畏敬(いけい)の念を抱く一方、映像を隠し続けた政府の姿勢に反発。「(流出した人物の)犯人捜しはやめて」と口をそろえている。 石垣島の約170キロ北方に浮かぶ東シナ海の尖閣諸島。周辺は黒潮の本流 に沿ったマグロの好漁場だ。漁師たちは片道5時間かけて漁に出向くが、日本の領海に侵入し、違法操業を繰り返す中国や台湾漁船の大船団が頻繁に現れ、身の危険を感じて引き返すこともあるという。 多いときで100隻近くになることもある違法船団に対し、石垣海保は3隻 の巡視船を中心に取り締まりに当たり、日本の漁船を守っている。衝突事件後も漁師たちは漁場に向かい、海保は巡視を続けている。 スピードを上げ、急接近してぶつかる中国漁船、衝撃で揺れる船上から停止 を命じる巡視船の乗組員−。流出映像に写っていた海上保安官たちの姿は、漁師らが日々目の当たりにしてきた、命を張って自分たちの生活の糧を守る姿と一緒だった。 「(ビデオの流出主に)ありがとうと言いたい。海上保安官たちの気持ちを くんでやってくれたに違いない」。漁師の男性(49)はそう話す一方、「そもそも政府が映像を公開していればこんな問題にはならなかったんだ」と声を荒らげた。 石垣海保では連日夜遅くまで、東京の本庁から派遣された職員たちによる流 出元の調査が行われている。石垣海保の職員たちは「何も話せない」と口を閉ざし、庁内には身内に犯人がいるのではないかという重苦しい空気が漂う。 八重山漁協組合長の上原亀一さん(48)も「中国漁船の悪質さには怒りを 覚える。最初から公開すべきだった」と政府の対応を批判。「流出は悪いことなのかもしれないが、個人的には犯人捜しをしてほしくないし、必要ないと思う」と話し、海上保安官たちの気持ちを受け止めながら流出主をかばう。 海上保安官たちの実像と、漁師が直面している中国・台湾漁船の脅威。44 分間の映像は、同じ島に住み同じ海で働く者たちの今を世界に生々しく伝えた。 「海上保安官たちの命が危険にさらされているということを訴えたかったの ではないだろうか」。石垣市議会の伊良皆高信議長は流出目的を推測しつつ、関心が犯人捜しに集まり、本質が見過ごされてしまうことを恐れている。 「(流出は)今の態勢で日本の国境が守れるのかという問題提起になった。 政府だけでなく、国民全体で考えなくてはならない問題だ」 |