見果てぬ夢を追いかけて

いつまでもアホといわれる人間でいたい・・・

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今日は記念日

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周りがみんなブログをはじめたので、IT音痴で日記は3日坊主の私も自分の人生の一部に共感してくれる人がいればと思い、ためしにはじめてみました。

今日は、愛車ロータスエリーゼの納車1周年記念日。

私はもともとオートバイ気狂いで、四輪はまったく興味がありませんでした。
誰よりも鈴鹿サーキットを愛し、毎週のように東京から鈴鹿に通い、警備員と仲良しになるほど鈴鹿に通い詰めました。
ところが、04年の12月にその鈴鹿の1コーナーで焼きついて転倒し、大怪我をしてオートバイのレースが身体的にできなくなってしまいました。
絶望の底にあるときたまたま出会ったのがエリーゼ。
あれだけ四輪嫌いだった私が、すっかりはまり、毎週のようにサーキットに通い始めました。

オートバイのレースは10年続けてきて、毎戦応援してくれる人々にレースレポートを届けてきました。
しばらく過去のレースレポートを掲載していきたいと思います。

まず、バイク乗りがエリーゼに目覚めるまでを紹介します。
当時のままの文章を載せるので、言い回しや季節感が違和感あるかと思いますが、笑って済ませてくださいませ。
吹き零れるような熱い思いを共有していただけると幸いです。。。

****
皆様
 ご無沙汰しております。
 風が春の香りを運んでくる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年このくらいの時期に、04年末の大惨事をレポートして以来、まったく連絡がないのでまた怪我でもしたのかとご心配されていた方もいらっしゃるかもしれません。大変申し訳ございませんでした。
 
問題の昨年のレポートでその後間もなくオートバイレースに復帰できることを書きましたが、実は鈴鹿の病院から東京に戻っての検査で「レースどころかオートバイに乗ることもできない」状態であることを告げられ、しばらく絶望から立ち直ることができませんでした。
 あらゆるつてをたどって、最終的には世界GPを走っているS選手の紹介で、神奈川にあるリハビリ専門の整形外科を訪ね、なんとかショートツーリングにはいける状態まで持ってくることができました。1年経ってサーキット走行も試しにしてもいいというお許しがやっと出ましたが、おそらく以前のように「本気で」レースに参戦することはもうできないでしょう。(それは決して精神的にではなく肉体的にです)
 ですが、レース人生にとどめを刺したGP250への参戦は、決して後悔していません。むしろ、「素人がお金を出して乗れる世界で一番早いオートバイ」でレースできたことは、最高の思い出となりました。乗りたくても環境が許さず、乗れないライダーがたくさんいるのですから。
 
昨年2月、レース人生断念宣告されてから、何にも気力が向かない空虚な気持ちを整理するため、それまで車にはまったく興味がなかったのですが「しょうがないからおもちゃでも買おうか」くらいの気分で、ミニを見にBMWディーラーに行きました。
 キャラバンで外車ディーラーに乗りつけた私を丁寧に接客し、ミニの運転席に導いた物腰穏やかなセールスマン。座った瞬間に「これは私の乗る車ではない!」と思った私の顔色を見て、彼は言いました。「お客様、お客様にはミニよりもZ4の方がお似合いかと思います。一度、Z4に乗ってみませんか?」
 BMWの2シーターオープン。まったく興味がなかったのですが、ためしに試乗してみることに。屋根をあけて、走り出した瞬間、オープンカー初体験はまさに目からうろこの経験でした。風のにおいがするその感じはオートバイに近い!そして、官能的な直6のエンジン音。
 が、ここで車を買ってしまったら、二度とオートバイレースの世界には戻れないだろうという気持ちの絡み合い。決して埋まることはないであろう空虚な気持ち。複雑な気持ちを抱いたまま、帰路についたのでした。
 
 悶々と送る日々。が、Z4で味わった「オープンフィーリング」がどうも忘れられない。オートバイが乗れない中、風を感じることができる乗り物はあれしかないかもしれない。何かを見つけたくて、「オープンカー」を探す毎日。
 そんな中、会社のバイク仲間に誘われて、都内の外車専門中古車屋を回ることに。彼の探し物であるフィアット ムルティプラを見に入ったその店の中に鎮座していたのは、「ロータス エリーゼ」でした。
それはまさに、「めまいがするほど危険な香りのする男に一目ぼれしたような気分」。映画の中ででも言いそうもないこんなクサイ表現が、このときのためにあるといわんばかりのくらくらするようなときめきを、その瞬間覚えたのでした。
 どうやらロータスの代理店が近所にあるらしい、ということで、そのまま何かに憑かれたようにその店にいくことに。ロータス・・・小学生のころ、スーパーカーブームで憧れだったメーカー。そんなメーカーの、長らく存在でさえ忘れてしまっていたというのに。
 ロータス店で試乗を薦められる。とても自分で運転できるようには見えない、恐ろしいほど低く構えた車体、乗る人を選ぶポジション。それでもセールスマンから2度薦められて、折角きたのだからと、助手席に乗せてもらうことに。しかし走り始めて数分後、「やっぱり話の種でもいいから試しに運転してみたい」という軟派な気持ちが沸き起こり、運転席を譲ってもらうことに。高さ1メートルそこそこしかないあまりにも低い車体、アクロバティックな格好で乗り降りを強いられる独特の車体形状。助手席の人と太ももが接触するくらい、考えられないほど狭い車内に座ってしまうと、まさにそこは自分の世界でしかない「コックピット」。
 走り出したその瞬間、身を包んだのは、Z4を試乗したあの時よりもはるかに大きい衝撃―。
 その車は、私にとってオートバイそのものでしかなかったのでした。
 それから1週間、初恋以上に抑えられないときめきで悩まされる日々。もうあまりに耐えられず、そのまま週末に車を買いに行ってしまいました。おそらく人生最大の衝動買い。
 
 日の光を浴びると紫掛かる複雑なメタリックの濃紺の車体。アルミ剥き出しのドアヒンジ、シフトノブ、ABCペダル。レーシングカートのように径が小さく、しっくりと手に馴染む革巻きのステアリング。助手席に人が座ると「重い」と感じるほど、その軽さが伝わってくるシャーシ。横にならんだオートバイに負けない、驚異的な加速。このまま、どこかに消えてしまいたい・・・
 購入後すぐのゴールデンウィークで旅に出る。オートバイとはまた違う風景が目の前に広がる。屋根をあけるとさわやかな5月の風を感じる。そして、ヘルメットをかぶっていたのでは聞こえなかった鳥の声・・・
 
 それから程なく、エリーゼのワンメイクレースがあることを、知ったのでした。

***

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早速ブログ作られたのですね!! 何だか面白い本を読んでいるような感じで、あっ!と言う間に読んでしまいました(^ー^) 次回が楽しみです♪ 納車1周年記念日オメデトウございます!! ( ̄0 ̄;アッ 日付が… 削除

2006/4/24(月) 午前 0:09 [ オヤジ@埼玉 ] 返信する

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早々のブログ開設おめでとうございます! 最初から読み応えがあるのでビックリ! 3日坊主と言わずに、気長にゆっくり続けましょうね! 削除

2006/4/24(月) 午後 0:01 [ para ] 返信する

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納車1周年&ブログ開設おめでとうございます。 しっかし文章上手いですねえ。見習わねば(笑 削除

2006/4/25(火) 午後 8:29 [ workshop ] 返信する

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う〜 文章が長いな〜(汗) 継続は力なり! 削除

2006/4/26(水) 午後 2:17 [ Taku ] 返信する

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初めまして、ブログ開設おめでとうございます。昼休み読むページが増えて嬉しいです。これからも、楽しみにしています。 削除

2006/4/27(木) 午後 0:26 [ NOMUさん ] 返信する

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