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「自分を知る」というのはなかなか難しい。
一番近い存在であって、一番理解していない存在というのが「自分」である。
特に私の場合は、そうであった。
これまで、私はがむしゃらに仕事に打ち込んできた。
若いうちに何かを成し遂げようと強く考え、起業に携わり1年365日のうち、365日仕事をしていた。
がむしゃらに生きていた私は、まるでF1レーサーにでもなったかのようだった。
周りの景色は、ただ流れていくだけの残像であって、何もはっきりとした輪郭をとらえていなかった。
周りのことだけでなく、自分自身のことも。
自分の人生について根拠の無い確信を持ち、ただ残像を見つめ、スピードという刺激に埋没していた。
しかし、そんな生き方が長く続くはずもなかった。
いつしか様々な不満、疑問を抱えるようになり生き方を模索するようになった。
目をそらしていた現実に嫌が応にも向き合わなければならなくなった。
「何がやりたいのか」「何が自分にとって幸せなのか」「自分とは何なのか」「人生とは何なのか」。
今まで逃げてきた問題が立ちはだかった。
この1年間、私はこの問題をずっと考えてきた。
そして、今も考え続けている。
そんな思考の中味を書き綴っていこうと思う。
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