第壱網上无銘墓所

パンが無いなら餓えればいいじゃない

全体表示

[ リスト ]

 
僕が挨拶をすると、彼は嬉しそうな顔をした。
僕はそれが嬉しくて、思わず幸せな幻想に取り憑かれてしまう。
僕らは雑談に興じ、触れ合うほど近くに座り、コーヒーを啜り、声に出して笑う。時間は直ぐに無くなり、別れを惜しむのも程々に、互いに見送り、別れる。それはしんみりとした感傷を伴うことも有るけれど、それで傷つくには僕らは大抵の場合強すぎる。切ないじゃないか。

そうした時蝉の歌は奇妙に物悲しく遠く、影は淡く長い。

彼が離れていくと、僕は自分の価値が減じて行くのを感じる
彼に大切に思ってもらえなければ、僕は大切な存在で有り続けることが出来ない。
彼というベールを取り払うと、虚しさは露出する。


僕は思う。
帰りたければ帰ればいい。帰り先も好きに選べばいい。
愛してる人を置いては、どうせどこにもいけない。彼は戻ってくるだろう。


でも、僕はどこへ行けばいいのだろう、だって僕は自由だ。
愛なんて、知らない。


.
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
浮浪霊
浮浪霊
非公開 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事