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樫切符ホシーノ!初重賞へ万全…フローラS
タレントのほしのあきが命名したハシッテホシーノが、オークストライアルの第44回フローラS・G2(26日、東京芝・2000メートル)に出走する。2戦目の未勝利戦と前走の500万(いずれも東京)を、大物感たっぷりのレースぶりで連勝。大目標のオークスへの出走権(3着以内)をかけ、ここは勝利で通過したい一戦だ。
もはや単なる“話題馬”ではない。約3か月ぶりの実戦となるハシッテホシーノが、トライアルで3連勝を飾り、樫の舞台への参戦をもくろんでいる。
タレント・ほしのあきが命名したことで、デビュー当時は実力よりも知名度が先行。だが、2戦目の未勝利で勝ち上がると、オークスと同じ東京の芝2400メートル戦で続く500万を突破したことで、クラシックの注目馬に躍進した。今回は、初の重賞挑戦。真価が問われるだけに、陣営も調整には万全を尽くした。「今回は500万じゃないから。納得がいく仕上げをしないとね」と手塚調教師。その気持ちは、1週前追い切りにも表れていた。
ウッドチップコースでヒシポラリス(5歳1600万)に先行してスタート。4コーナーでいったん追いつかせて軽く仕掛けると、素早く反応し3馬身突き放してフィニッシュ。6ハロン81秒7−38秒3−13秒0をマークした。「ここまでは予定通りのメニューで来ている。体は正直言ってあまり増えていないけど、もともときゃしゃなタイプだから。これが適性体重だと思う」とトレーナー。すでに“走れる体”は、できあがっているという。
コンビを組む松岡も、その思いは同じだ。「特に変わったところはないけど、それがいい。気性的にいきなり走れる馬なので、ローテーションも問題ないですよ」。使い詰めるとテンションが上がるところがあるため、間隔があいたのは、むしろプラスに働くと断言。確かに、前走も今回と同じく、3か月の休養明けだった。
距離適性を考え、桜花賞には見向きもせずオークスを目指して来た。「走りに迫力が出て、馬の素質が見えてきた。いい競馬ができると思いますよ」と手塚師。ここも“権利取り”だけで終わるつもりはない。
◆ほしのあき再会愛馬の成長実感 ○…命名者のほしのは、先日美浦トレセンを訪れ、ハシッテホシーノと対面。2勝目を挙げた後の口取り以来の“愛馬”に「体が大きくなったみたい。初めて会った時よりも、落ち着いている感じがしました」。洗い場では、初めてブラッシングにも挑戦。「3着までに入って、オークスに出られるように、心を込めてブラシをかけました」と満面の笑みを見せていた。
【フローラS】樫へ飛躍してホシーノ
「フローラS・G2」(26日、東京)
オークスに出走してほしーの!ハシッテホシーノが大舞台を目指し、トライアルに参戦する。タレントのほしのあきが名付け親となったことで話題を集めたが、今や話題より実力に注目するべき存在となった。1月に2勝目を挙げたあとは、ここ一本に絞った調整で気配は良好。東京コースの芝二千メートル以上では2戦2勝だ。優先出走権(3着以内)獲得を命題に突き進む。
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もはや話題先行ではない。注目するべきはその実力だ。デビュー戦こそ5着に敗れたハシッテホシーノだが、2戦目で未勝利を卒業すると続く昇級戦もクリア。タレント・ほしのあきが命名した素質馬が、樫の舞台を目指してトライアルに出陣する。
初Vは芝二千メートル、2勝目は芝の二千四百メートルで完勝だった。特に前走は牡馬相手で不良馬場。過酷な状況に加えて、直線でスムーズさを欠きながらも抜け出した。秀逸な内容で距離適性の高さを見せつけた。「直線で不利があったのに、勝つんだから相当走る」と手塚師が高い評価を与えるのも当然。2着に下したピサノカルティエがその後、山桜賞を快勝したようにレースのレベル自体も高かった。
前走後はここ一本に照準を絞って調整。15日には松岡を背に、美浦Wでヒシポラリス(5歳1600万下)と併せて、6F81秒3-37秒8-12秒8で3馬身先着した。「休養で馬体が大きく増えたということはないが、動きに迫力が出てきた。今回は前回よりも負荷をかけてやっている」と指揮官。3カ月ぶりでも仕上がりは万全と言える。
感触を確かめた鞍上の言葉も弾む。「気性的にキリッとしていて、すぐに走れるタイプ。間隔があくのはこの馬にとってプラス。追い切りの反応も良かった」。オークスと同じ舞台を快勝して迎える4戦目。絶対女王・ブエナビスタが待つ樫の舞台へ、ここで優先出走権を獲得して堂々と挑戦状をたたきつける。
騎手まで届く…ほしのさんの“ナマ声援”
関東の舞台は中山から東京に移る。開幕週のメーンはオークストライアルのサンスポ賞フローラS。一番の注目馬はハシッテホシーノだ。タレントのほしのあきさんが名付け親ということで話題が先行していたが、未勝利戦、500万下を連勝と実力も備わってきている。
ほしのあきさんはハシッテホシーノの3戦全てをナマで観戦して大声で応援している。「馬場入りから返し馬の時は、本当によく声が聞こえますよ。競馬の時は僕も必死なので聞こえないですけどね」と松岡騎手。フローラSは日曜で、司会を務めているフジテレビ系『みんなのケイバ』放送日にあたり、今回もナマ観戦。競馬場にいるファンも応援の声が聞けるかもしれない。
フローラS】勝って権利獲ってホシーノ
関東の舞台は中山から東京に移る。開幕週のメーンはオークストライアルのサンスポ賞フローラS。一番の注目馬はハシッテホシーノだ。タレントのほしのあきさんが名付け親ということで話題が先行していたが、未勝利戦、500万下を連勝と実力も備わってきている。
桜花賞を圧勝したブエナビスタは、すでにオークスも当確との声が多い。しかし、ブエナビスタはマイルまでしか勝利経験がなく、走った距離も1800メートルまで。未知の2400メートルでは何が起きても不思議はない。そこで、浮上してくるのが1月31日の東京500万下(芝2400メートル)を勝ったハシッテホシーノだ。
98年から3歳戦の距離体系が見直され、1〜2月の厳寒期に芝の2400メートル戦が行われるようになった。ハシッテホシーノは牝馬としてこの時期の長距離戦に勝った初めての馬だ。しかも、レース内容は完璧で強さを感じさせるものだった。騎乗した松岡騎手も「折り合いに不安がないですし、2400メートルは絶対に持つということが分かりました。本番で未知数なことは何もありません」とオークスの舞台へ絶対の自信を見せている。
ただ、収得賞金が900万円で、オークス出走を確固たるものにはしていない。そのためにもフローラSで3着以内に入って権利を獲得することが必要だが、松岡は“勝利”の2文字以外考えていない。
「2000メートルは2400メートルに比べて、少し危ないかもしれません。ここは権利が獲れればいいと言われますが、負けてリスキーな感じで本番に行くことはない。もちろん勝って行くつもりです」
2カ月半ぶりの実戦となるが、15日の1週前追い切りでは松岡を背にWコースで6ハロン81秒7をマーク。「しっかりと負荷をかけられているし、走りにも迫力が出てきた。中身も違うと思います」と手塚調教師は仕上がりに自信を持つ。
松岡も「先生(手塚師)がこの馬を一番つかんでいます。陣営を信じていれば間違いないですよ」と陣営に絶大な信頼を寄せている。
「オークスを勝って凱旋門賞。頑張ったら行けちゃうね」とほしのあきさんも大きな夢を抱いているハシッテホシーノ。夢を実現するためにも、フローラSでの走りは重要になる。
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