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芸能活動を2年半ぶりに本格的に再開した女優の沢尻エリカ(23)が16日、久々に報道陣の前に姿を現した。「たかの友梨ビューティクリニック」の新CM記者会見で沢尻は、「今日は私がここで何を伝えたらいいのかとずっと考えてまいりました。こうしてメディアの皆さんの前に立つのは2年半ぶり。正直、不安もありますが、どうか温かく見守っていただけるとうれしく思います」と、ときおり白い歯をこぼしながら、自ら出演した新CMをPRした。
主催者側はこの日のために対応するスタッフを増員。会見場となった東京都内のホテルはピリピリムードに包まれていた。
「たかの友梨」のCMではこれまでに松田聖子や米倉涼子といった話題の歌手やタレントらが起用されている。会見ではまず、美容家、たかの友梨さんが、沢尻を抜擢(ばってき)した理由について「3年前から将来、大物になると思ってオファーし、昨年末にOKをもらった。私たちは沢尻さんが大好き。応援しています」などと話した。
その後、純白のワンピースで素足にヒールをはいた沢尻が、春の桜をイメージした舞台に堂々と姿を見せた。沢尻は、会見場に詰めかけた約250人の報道陣を前に深々と頭を下げ、目を潤ませながら登壇した。
沢尻サイドは会見に先立ち、スペインに個人事務所を設立。今回の芸能活動再開にあたり、報道各社に事前に、沢尻を取材するときには「プライバシーを侵害するような報道はしない」といった取材条件を突きつけていた。
その点について、沢尻は「始動に当たり大きな物議を醸してしまったことで、私へのバッシングはともかく、たかのさんらにまで大きな迷惑をかけてしまったのはとても残念」と神妙な面持ちで語った。
さらに、「そんな状況でも、クライアントの皆さんは私を信じてくださったことがうれしい。現場に帰って来られた喜びを感じています。人としてまだまだ未熟な私ですが、待ち続けてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます」と、しんみりとした表情で言葉をつないだ。
今回の新CM発表を前に、東京・銀座のソニービルには「沢尻エリカ、解禁。」のキャッチコピーで、沢尻が美しいボディーラインを惜しげもなく披露した巨大看板がお目見えしている。その印象を「まさに、解禁ですね」とはにかんでみせた沢尻。
「この2年半の間、人としての生き方、一表現者としてどうしていくべきか、自分と向き合って答えを出すうちに、このメッセージだと思った。今はすっかり美容に目覚めました」と、吹っ切れたような表情を見せた。
CM撮影においては、「緊張どころか、あまりの楽しさであの興奮は今でも覚えています。やっぱり、自分は表現することが本当に好きで、私にはこれしかないと、撮影後も興奮して寝られない思いでした。クリエーティブスタッフと携わりながら作り上げる、この気持ちは今までの自分にはなかった。撮影のこの過程に、私が求めているものがありました。想像以上の出来に仕上がったと思います」と胸を張ってみせた。
沢尻のあいさつは、芸能活動から遠ざかっていた2年半についても及んだ。平成19年9月に、主演映画の舞台あいさつで撮影のエピソードなどを司会者に問われ、「別に…」と不機嫌そうに発言して以後、主だった芸能活動は見られなかったが、「私は普通の生活を求めていました。東京で生活していると、普通の生活が分からなくなる。学校に行って、友達をつくって、ご飯を作ったり、おいしいレストランを探したり。何気ない毎日が私には刺激的で大切な日々でした」と振り返る。
さらに、「結婚や、今まで育てていただいた事務所から離れたりと、大きな変化がたくさんありました。今の私は、やはり皆さんのおかげだと思う。今後は今までできなかったことに挑戦したい。役者としても幅広く役をこなせたらいいと思います」と力強くアピールした。
最後に司会者からファンへのメッセージを求められると、20秒間ほど押し黙った後、言葉を絞り出すように「みんな、待っていてくれてありがとう。私は本当に表現することが大好きだし、これからもっとよい作品を、自信を持って誇れる作品を、皆さんに届けていけるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いします」と晴れやかな表情を見せた。
会見が終わり、報道陣が「沢尻さんのスペインの事務所が出していた各社への条件を求めた誓約書は撤回しないんですか」と食い下がって質問すると、沢尻は「そうです。撤回はしません」と断言した。
会見の主催者のたかの友梨ビューティクリニック側は、誓約書については「寝耳に水だった」とコメント。この日の会見が混乱するのを懸念し、「沢尻さん側が出した誓約書は、今回のCM記者会見とは一切、関係がございません」との立場を取っていた。
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