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さて、今年も結構、押し詰まってまいりました。
昨年の今頃、「言葉のミニネタ集2010」という番外編を執筆しました。 日本語で、「あれ?この言葉ってこういう意味だったのかのか〜」とか思った言葉のメモを集めたもので、
今年は特に、ブログは英語に特化しているし、特に4月以降は復興関連のニュースに集中していたため
日本語のことはほとんど書いていないので、ネタはたまっているんですが、その割にはたいしたものはないです(笑
時間もないし、肩の力を抜いて書くのでご容赦ください〜
あと、ぼく以外にも同じことを発見して、ブログに書いている人がたくさんいると思いますが、これもご容赦ください。 ちなみに去年の12月に書いた「言葉のミニネタ集2010」はこちら。
①ニュースで気になった言葉 いろいろと気になった言葉はあるんですけどね。
例えば、昨日のニュースで、「皆既月食」というのが、耳で聞くと「怪奇月食」と聞こえるとか・・・
そういえば、「皆既月食」の「皆既」って、どういう意味の言葉なんだろうか・・・
それはともかく、今年のニュースでいちばん、気になった言葉のひとつは、「一斗缶」です。
8月ころだったか、「一斗缶事件」ってありましたよね。
大阪の公園に置かれた一斗缶の中から、人間のバラバラ死体の部品が次々に見つかるという、
猟奇的な事件でしたが、このニュースを聞いて、ぼくが思ったのは、
「そうか、あれの名前って『一斗缶』っていうのか〜」
ということです。
この物体って、ぼくにとっては「昔からよく見るけど、名前を知らないモノ」の代表的なもののひとつで
「近所のおじさんが、庭で焚き火をするときに使うもの」として認識していましたが、名前は知りませんでした。
そもそもこの「斗」って何の字だ?北斗七星の斗?
と思って調べてみたのですが・・・
この「斗」というのは、尺貫法で容積を表す単位。
メートル法で言うと、約18リットルに相当します。
現在の日本では、尺貫法を使っていないので、正式には「18リットル缶」というのが正しいが
一般には旧名の一斗缶で通っており、NHKニュースでも一斗缶と言っていました。
ちなみに「北斗七星」の「斗」は、中国語で「斗」が「ひしゃく」という意味を持つため。
学生運動の立て看板で「斗争」「全共斗」など、斗の字がよく使われたのは、中国語で「斗」が「闘」の簡体字であるためです。
しかし、このニュース耳で聞いたときは、「いっとかん」って何のことかと思いました。
英語の It と関係ないしな、とか・・・
②スマートフォンに関する疑問 今年はスマートフォン元年だそうで、「スマホ」と言う言葉も、今年の新語・流行語大賞に入っていましたね。
私も2年前から iPhone を使っているスマートフォンユーザーですが
実は、スマートフォンという言葉に関しては、前から疑問に思っていることがあって、
英語で smartphone というけど、これは何で一語なんだろう?ということです。
英語の記事とかを見ていると、smart phone と2語に分けて書いてあることって、まずないですよね。
この言葉を1語にするってだれが決めたんだろうか。スティーブ・ジョブズ氏かな・・・
ちなみに「携帯電話」と英語でいうときは cell phone と書いたり、 cellphone と一語で書いたり、定まっていないようで
それ以前に、cellular phone, mobile phone とかいろいろ言い方があり、定まっていません。
「一語で書く」英語の単語といえば、思い起こされる言葉は restrooms ですね。
英和辞典を見ると、rest room と2語で書いてあるものもありますが、
現実には1語で restrooms というの以外、見たことがありません。
こういうのも、誰が決めたんでしょうかね。トイレの神様が決めたんでしょうか・・・
③忘年会で気になった言葉 実は先週、会社で忘年会がありまして
幹事さんから、一次会の最後に「一本締め」をやるように、何日か前から指名されておりました。
失敗すると顰蹙を買うと思い、一本締めのやり方について、ネットとかで事前に調べていたんですが
実はカン違いをしていたんですけど、ぼくは
のように、3-3-3-1 のリズムで、手を打つのを「三本締め」といい
それでは皆様お手を拝借、いよー、
のように、一回だけみんなで手を打つのを「一本締め」、というのかと思い込んでいたのですが
ただしくは、「三本締め」というのは
のように、3-3-3-1 を3回繰り返すもの。
のように、3-3-3-1 を1回だけやるのが「一本締め」。
一回だけみんなで手を打つのは「関東一本締め」といい、関東地方だけの習慣らしいです。
しかしながら、ぼくの周りの人は(ぼくの会社が関東地方のせいか)「関東一本締め」のことを「一本締め」だと思っている人が多く
実際、幹事さんに確認したところ、ぼくが指名されていたのは「関東一本締め」だということがわかったので、
忘年会では無事に、締めることができました。
しかし、「関東一本締め」というのが、関東地方だけの習慣と言うのは知りませんでした。
もし来年、関東以外に地方転勤になったら、忘年会では気をつけないと・・・
というところで、今年の「言葉のミニネタ集」は終わりです。3つしかなかったけど。 実は、この年の瀬に及んで、明日から海外出張の予定です。
行き先はロンドンです。
イギリスには、15年くらい前に行ったことがありますが、それ以来、英語圏の国はアメリカしか行っていないので
英語が「アメリカなまり」と馬鹿にされないかどうか心配です。
それ以前に英会話を忘れていないかどうか心配ですが・・・
もし英語に関して発見があれば、帰国後のブログで「イギリス出張 英語発見日記」として紹介したいと思います。
それではまた・・・
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いろいろボキャブラリ
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さて、いよいよ今年も押し詰まってまいりました。残すところあと2日。
実は、明日から年明けまで、両親のいる田舎に帰省しますが、
正直いってインターネット環境などまったくない家です。したがってパソコンも持って行きません。
というか、携帯の電波も届くかどうかあやしい田舎ですんで・・・
さすがに固定電話くらいは通じてますから、ダイヤルアップで接続するという方法もありますけどね(懐)・・・
というわけで、このブログの投稿はこれが今年最後になると思います。
このところ、忘年会続きで、慢性二日酔い状態のため(笑)、あまり、深刻な話も書く気力もないので、この一年でためていた小ネタを書き流します。
ニュースとか、ワイドショーとかで耳にした話題の人で、名前が気になった人に関するミニネタです。
最初は、10月のニュースですけど、ノーベル化学賞の話題がありましたよね。
受賞者は、ご存知のとおり、根岸英一、鈴木章、リチャード・へックの3氏です。
・・・って、ご存知のとおりというか、根岸・鈴木両先生の名前はさんざん聞きましたが、もう一人のへック先生って、ほとんど聞きませんでしたよね。
今年の化学賞の受賞者は2人だと思ってませんでした?(ぼくも、3人目のことはほとんど忘れていました)
なんか、日本のマスコミって、ノーベル賞受賞者が日本人と、それ以外の場合で、ぜんぜん扱いが違いますよね。
海外で飛行機事故とかが起こって、「日本人の乗客はいない模様です」っていうと、そのあと報道されなくなるのに似ていますが・・・
ところで、そのへック先生(Dr. Richard Heck)なんですが、何で名前が気になるかと言うと
アメリカにいたときに、What the heck ! という言い方をよく耳にしたからなんですね。
「何と言うことだ!」「ちくしょう!」みたいな意味で、あんまりいい言葉ではないので、気にしたこともないんですが
調べてみると、heck というのは、hell の婉曲語です。
すなわち、「地獄」という言葉を直接口にするのは、キリスト教徒としてははばかられるので
What the hell ! というかわりに What the heck ! と言っているわけですね。
ちなみに、へック先生の名前ですけど、ウェブでいろいろ調べていると、Heck というのはドイツ人に多い名前のようなので
へック先生の名前も、英語の地獄の hell とは関係なく、ドイツ系の名字から来ているのかもしれません。
さて、次の、気になった名前の人ですが、
Wikileaks の創始者のジュリアン・アサンジさん(Julian Assange)
何が気になったのかと言うと、最初のころ、日本のニュースでは「アサンジュ」とか「アサンジェ」とか、いろいろ呼ばれていて、なかなか一定しなかったんですね。
最近ではようやく、「アサンジ」という呼び方に固まってきたらしいんですが、こういうのって日本のマスコミ全体では誰が仕切って決めているんでしょうかね。
アサンジさんの名前の発音については、Wikipedia (Wikileaks じゃなくて)の英語のジュリアン・アサンジのページに
という発音記号が、載っていますので、カタカナに直せば「アサーンジュ」か「アサーンジ」になるでしょうか。
/nʒ/ を「ジ」と読むか、「ジュ」と読むかは、主観的な問題ですからねー。
一方、英語で /nʒ/ という発音で終わる単語といえば、lounge, arrange などがありますけど
それぞれ日本語では「ラウンジ」「アレンジ」とするので、その点からは「アサンジ」にするのが正しいでしょうけど。
これは柳家コサンジ(笑)関係ないですね。失礼しました・・・
さて、次に気になったのは、中国の人ですけど、国家副主席の習近平氏が、胡錦濤の後継者に事実上、確定しましたよね。
この人の名前については、日本のマスコミでは「しゅう・きんぺい」と発音していますけど
名前の「平」を「へい」じゃなくて「ぺい」って読むというのは、日本の男性の名前にそういうのがあるから、そこからの連想じゃないかと思うんですよね。
一平(いっぺい)、新平(しんぺい)、哲平(てっぺい)、俊平(しゅんぺい)などなど。
特に落語の林家一門に多いですよね。林家三平、こん平とか・・・
これは林家三平(二代目)
習副主席も、今度日本に来た時は、公式スケジュールの合間に浅草を訪問し、
林家一門に一日だけ弟子入りして、「初代 林家近平」を襲名するというのはどうでしょうか。
日本人の対中イメージの向上に貢献すると思うのですが・・・
さて、以上は外国人の人の名前のことだったんですが、日本の有名人の中にも、気になる名前の人がいてですね。
そのうちの一人ですけど、最近テレビとか映画によく出てる、仲里依紗(なか りいさ)っていますよね。
この人、ぼくが日本にいない間に出てきたので、よく知らなかったのですが、
「仲里」(なかざと)という姓だと思って、「依紗」っていう名前は何って読むのかなあ、「よりさ」かなあ、とか思っていました。
あと、最近、っていうか、海老蔵暴行事件で逮捕された伊藤リオン容疑者なんですけど
伊藤リオン、という名前は別に不思議じゃないんですが、
英字新聞で海老蔵暴行事件の記事を読むと、Rion Ito って書いてあるのね。
この名前、英語の「リオン」から来ているんだったら、スペリングは Leon じゃないかと思うんだけど・・・
って、後半は結構、どうでもいい話題になってしまいました。 ていうか、全体的にどうでもいい話題ですが・・・
今年最後の投稿が、こんな話題で申し訳ないのですが、遅くなったしこの辺にしておきます。
新しい年はぜひ、心を入れ替えて英語、日本語とも、充実した投稿をしていきたいと、気持ちだけは新たにしています・・・
それでは皆様。今年は私のブログにおつきあいいただき、ありがとうございました。よいお年を!
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さて、今日は日本語のボキャブラリの話題。
前々から書こうと思っていたんだけど、まとまった時間がとれなくて、書けなかった話題なんですけど
今年は常用漢字表の見直しがありましたよね。12月1日から新漢字表がスタートしているんですけど
これまでの1945字に、196字を加えて、5字を削除、差し引き191字プラスの大幅増(合計2136字)になりました。
常用漢字表に新たに追加された漢字のリストを眺めていると、結構おもしろいんですね。
例えば、新たにこういう字が追加されてます。
「焼酎」の「酎」ですよね。
これって今まで常用漢字じゃなかったのね。
たしかに、ワープロで「しょうちゅう」と入力すると、まず「焼ちゅう」と変換されます。
最近の焼酎人気のためでしょうか。酎ハイブームはずいぶん昔だけどね。ぼくが大学生のころ・・・(※年齢バレ)
あと、こういう漢字も、新たに常用漢字表に入りました。
これは最近のB級グルメ人気のせいかな。ご当地グルメには丼もの多いしね。十勝豚丼とか、なんとかソースかつ丼とか・・・
一方、なんで今さら選ばれるんだ、というやつもあるんですけど
この漢字って何に使うんでしょうか。『西遊記』の沙悟浄?
・・・っていうか、文化庁のウェブサイトを見ると、用例として「沙汰」という成語が例示されているんですが
「沙汰」っていう言葉自体をあんまり使わないですよね。時代劇とかで聞きますよね。「お奉行の寛大なご沙汰である」とか・・・
この漢字は「冥王星」の冥ですよね。
冥王星が惑星でなくなったのに、何で今さら・・・
・・・って、実は、「冥福」「冥途」「冥利」「冥加」など、結構いろいろ使われている漢字でした。
そもそも、常用漢字表の見直しって、どうやって決めているのか、というと、実は結構、大変な作業をともなっていまして
「漢字出現頻度数調査」というのを、かなり徹底的にやっているんですね。具体的には
・凸版印刷が作成した書籍860冊分のデータ、総件数約4900万件
・教科書から抽出したデータ、総件数約329万件 ・朝日新聞2か月分の紙面データ、総件数約367万件 ・読売新聞2か月分の紙面データ、総件数約343万件 ・ウェブサイトからの抽出データ、約13億9100万件 など、ものすごい数のデータから、漢字が出現する頻度をランク付けして、
上から3500位以内に入った漢字の中から、いろいろなことを比較検討して決めたのが今回の常用漢字表の改正なんですねー。
大変な作業ごくろうさまでした。集計自体はコンピュータで簡単にできるのかもしれないけど・・・
この中で、気になったのは、朝日・読売という新聞の2か月分の紙面からデータを取っていることです。
これだと、データを取った期間にたまたま起きた大きなニュース、話題になった言葉に、使われている漢字が、上位にランクインしちゃうんじゃないか?
例えば、もし今が調査時期だったら、「海老蔵」って字が絶対上位に来る・・・(「海」も「老」も「蔵」も、もともと常用漢字ですが・・・)
その関係で、これひょっとして、と思ったのはこの漢字なんですけど
データを取ったときに「食べる辣油(ラー油)」がブームになったから、この字が入っているんじゃないか?
・・・と思ったんですが、実はこのデータが取られたのは平成18年10〜11月なので、食べるラー油とはぜんぜん関係なかったです。
「辣」って、「辣油」よりは、「辛辣」とか「辣腕」に使われている漢字だから選ばれたんでしょうけど。
さて、そんな中で、関心があるのは、常用漢字表に入らなかった漢字です。
報道などを見ていると、候補として検討されながら最後に落とされた漢字や、パブリックコメントで要望が高かったのに入らなかった漢字がわかります。
以下、常用漢字表に落選した漢字について、テーマ別に。
(1)動物ブロックで落選した候補(←参議院選挙速報風) 今回、「鹿」「熊」など、動物を表す文字がいくつか新しく入っているんですが、これは動物の名前だからというよりは、都道府県名に使われている漢字として入っているんですね。(鹿児島県と熊本県)
一方、「狼」と「鷹」はいい線まで行って落ちたんですが、これも動物の名前というよりは、「狼狽」「鷹揚」というような言葉で使われる漢字ですね。
ところで、今回気がついたんですが、常用漢字表に入っている漢字って、「魚偏」の漢字って非常に少なくて、「魚」「鯨」「鮮」の3文字だけなのね。今回も新しく入った魚偏の漢字はなし。
寿司屋の湯飲み茶碗には、魚偏の漢字たくさん書いてあるけど、「鮪」も「鯛」も「鯖」も「鰺」も、みんな常用漢字外だったということですね。
(2)食べ物ブロック落選
醤油の醤という字が落ちています。あと、食べ物じゃないけど「箸」という漢字も落選。
(3)人名ブロック落選 パブリックコメントではこの字がいちばん追加要望が多かったらしいです。
なんか、この字を子供の名前につけようとして受理されなかった両親が訴訟を起こして、最高裁まで行ったらしいんですね。
あと、「翔」と「萌」という字も、落選しているんですが、この2文字は以前から、人名漢字表には入っているため、子供の名前につけることはできます。
(4)地名ブロック落選 地名に使われている漢字は、たくさん使われていても、原則、常用漢字の対象にならないのですが、
今回は例外として、都道府県名に使われている漢字(「阪」「鹿」「奈」など11文字)と、近畿の「畿」、韓国の「韓」が選ばれました。
ぼくとしては、この漢字を追加してほしかったな。
香港の横にある深圳市の圳の字ですね。日系進出企業が多い。
これ、ワープロで打っても出ないし、サイトで文字化けするから、「深セン市」とか書くしかないんだよね。
常用漢字表に入れなくても、JIS漢字に入れてもらえばいいのかもしれないけど・・・
(5)顔文字ブロック落選 この漢字って、前出の出現頻度調査ですごい上位に来たらしいんですね。
それは、漢字としてというより、こういう顔文字で使われるからですよね。
ぼくの電子辞書に入っている漢和辞典によると、「艸」は、「ソウ」と読み、意味は「草」という漢字と同じです。画数は6画。
あと、こういう字も使われますよね。
こういう顔文字に使われます。顔じゃないけど・・・
これは、「サン」と読む漢字で、漢和辞典によると、意味は「糸や毛の飾り、模様」という意味だそうです。その意味で使う人いないと思いますけどね。
ちなみに、「艸」は「くさかんむり」、「彡」は「さんづくり」という部首の名前でもあるので、
「反芻」の「芻」という文字は、よく見ると「艸」という字がバラバラに分かれて入っているので、「芻」はくさかんむりの漢字だとか、いろいろ調べているとおもしろいのですが
だらだら続きそうなので、今日はこのへんでやめておきます。
漢字ワールドは奥が深いから、きりがないですからね。
今日はもう寝ます。明日は年賀状書きでもしようかな。それではまた・・・
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さて、もうすぐ、日本に帰ってきて1年になります。
今の仕事は英語をぜんぜん使わないドメスティックな仕事だし、日本語漬けの毎日なんですけど
だからというわけではないけど、日本語でも新しい発見が結構あります。
なんて偉そうに書くことじゃないですけどね。もともと日本語をちゃんと知らないだけだ。
今日は、この1年くらいの間に発見した、「あれ、この言葉ってこういう漢字を書くんだったのか〜」とか思った言葉のメモです。
小ネタすぎて一つの記事にならなかった細かいネタです。肩の力を抜いて書くのでよろしく〜
あと、ぼく以外にも同じことを発見して、ブログに書いている人がたくさんいると思いますが、気にせずにお読みください〜〜
(1)取り付く島
「とりつくしまもない」って、よく聞くけど、「島」だったのね。
「取り付くヒマ」だと思っていました。取り付く暇・・・
会社で「課長、ちょっと相談があるんですけど、よろしいですか?」とか上司に話しかけて、
「ああ、あの件ね。今いそがしいからあとあと!」とか言って、逃げられてしまうみたいな状況。
こういう状態を、課長に「暇」がないから相手にされない、すなわち「取り付く暇がない」ということだと思っていました。
なお、Yahoo! 辞書に入っている国語辞典(大辞泉)によると、
「文化庁の世論調査では、「取り付く島がない」を使う人が44.4パーセント、「取り付く暇がない」を使う人が42.0パーセントという結果が出ている」 のだそうで、ようするに「島」を使う人と、「暇」を使う人って、ほとんど同じ割合なんだよ。
これだけ「暇」の方が普及しているんであれば、正しい言い方として認めてもいいような気もします。
ところで、気づいた人がいるかもしれませんが、上の「島」の写真は尖閣諸島です。
尖閣諸島に関する中国の外交姿勢は、ほんとに「取り付く島がない」っていう感じですよね。
(2)書き入れ時 これって「掻き入れ時」だと思っていませんでした?
熊手で幸運を掻き入れる、みたいな。
これは縁起物の熊手。酉の市で買うやつですね。
これは落ち葉を集める熊手。アメリカの家にはありましたけど、日本では使ってないな・・・
「書き入れ時」は、Yahoo! 辞書に入っている国語辞典(大辞泉)によると、
なのだそうです。
ちなみに、Yahoo! 辞書に入っている和英辞典(ニューセンチュリー和英辞典)によると、
「書き入れ時」を英語で言うと、a rush だそうです。「ラッシュアワー」のラッシュですよね。っていうか、「ゴールドラッシュ」のラッシュと言ったほうがより正しいかな。
バーゲンセールとかで、買い物客が開店と同時に売り場に殺到(rush)する、という状態が「書き入れ時」なんでしょうねきっと。
(3)主だった
最近まで、「重だった」だとおもっていました。
それだけです・・・
(4)三行半
「みくだりはん」ですね。
江戸時代に、離婚をするときに相手に渡した離縁状のことですね。
「みくだりはん」という読み方は知っていたのですが、カン違いしていたのは、「三下り半」と書かれることも
あるので
「三下り半」と書いたときは「みくだりはん」と読み、「三行半」と書いたときは「さんぎょうはん」と読むのだと思っていました。
Wikipedia の「三行半」の項目を見ると、おもしろかったのですが
江戸時代には離縁状を3行半で書く習慣があったため、三行半という呼び方になった。
Wikipedia には、離縁状の実例が載っているのですが
一、今般双方勝手合を以及離 これで3行半。 字が書けない人の場合は、
―――――――――――――――― 線を3.5本引いて代用したということもあったらしいです。
(5)案ずるより産むが易し 「うむ」は「生む」だと思っていたんですが、「産む」なんですね。
この言葉のもともとの由来は、出産に関することらしく、
子供を産むのは大変そうに見えるが、出産してみればそうでもない、ということらしいんですね。
少子化時代にはこうありたいものですが、実際には今の日本で子供を産むのは大変ですよね。
保育所の待機児童の問題とか・・・
(6)海の藻屑
これは、前から知っているんだけど、必ず間違えてしまう。
「海のもずく」って言ってしまいますよね・・・
まとまりがない記事になってしまいましたが、日本語ミニネタ集はときどき書きます。思い出したころに。 それではまた・・・
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さて、前回に引き続き、タコのパウル君の話題を引っ張る。
世間的にはかなり古い話題ですが・・・ 前回、パウルの記事を書いたときに、パウルは「マダコ」であることを知りました。
マダコというのは、世界中に広く分布するタコの一種で、日本でも最も一般的に食べられているタコの種類です。 この関連の、英語のニュースも読んだんですが、英語の記事ではマダコのことを common octopus と書いてあるので なるほど、マダコの「マ」は英語で common なのか、と思いました。 マダコというのは、世界的にはいちばんよく見られるタコの種類のため、common octopus と呼ばれるようです。 日本語では、「マダコ」は漢字では「真蛸」と書きますけど、真のタコ、タコの中のタコということなんでしょうね。 他にも日本語で「マ」なんとかって言う生物って、結構いますよね。 ちょっと思いつくだけでも、マアジ(真鯵)、マイワシ(真鰯)、マガモ(真鴨)、マサバ(真鯖)、マダイ(真鯛)、マダラ(真鱈)・・・ これらの生物の「マ」も、英語では common なのかな、と思い、Wikipedia で英語名を調べてみました。 マアジ(真鯵) Japanese jack mackerel マイワシ(真鰯) Japanese sardine マガモ(真鴨) mallard マサバ(真鯖) chub mackerel マダイ(真鯛) Japanese red seabream マダラ(真鱈) Pacific cod あれっ?(笑) common がつくのが全然ない・・・ そのかわり、「Japanese なんとか」という英語名になっているのが多いですね。 それもそのはずで、「マアジ」「マイワシ」「マダイ」がそれぞれ真のアジ、真のイワシ、真のタイというほどよく食べられるのは、日本での話で マダコと違い、世界的にも common と言えるほど普通なわけではないんですね。 しかし、他にも日本語で「真なんとか」という生物名があるので、英和辞典とかも使って「common なんとか」という生き物を探してみました。 その結果、3つほど発見・・・ ① マイカ(真烏賊)
Japanese common squid 。「日本でいちばん普通のイカ」ということですね。 他に、Japanese flying squid、Pacific flying squid という言い方もあるのですが、flying って何だ? 頭のエラのところが羽根みたいに見えるからでしょうか・・・? ちなみに、「マイカ」と言っていますけど、一般的な日本語名は「スルメイカ」です。 ②マイルカ(真海豚)
英語で common dolphin と呼ばれています。 「普通のイルカ」というわけですけど、水族館とかにいるのは普通はマイルカではなくて ハンドウイルカ(bottlenose dolphin)と言う種類なのだそうです。
しかし、関係ないけど、イルカって漢字で書くと「海の豚」なんですね。 「河の豚」は「フグ」なのに・・・ ③ドブネズミ
英語で common rat と呼ばれています(他に brown rat, sewer rat, Norway rat などとも) 日本語では「マネズミ」じゃないですが、いちばん普通にいるネズミですわね。 ほかにも、「真なんとか」っていう名前の生き物は、いくつかあるんですけど
英語で何って言うのかよく分からないものが多いです。 マゴイ(真鯉)、マゴチ(真鯒)、マナマコ(真海鼠)とか、そもそも英語圏では食べないんでしょうねきっと。 マコンブ(真昆布)なんかは、最近は西洋料理でも注目されているので、英語でも ma-kombu とか言ってるみたいですけど・・・ というところで、遅くなったのでこの辺にしておきます。オチないですけど・・・ よい週末を。それではまた・・・ |





