英語発見日記

2009年12月まではアメリカ・アトランタ編、それ以降は日本編です。

今週の英語ニュースから

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さて、タレントの「さかなクン」が、絶滅したと思われていた「クニマス」の生存の確認に一役買った、というニュースがありまして
 
ご自身も魚類学者である天皇陛下が、お誕生日のお言葉で「さかなクン」の名前に言及された、というニュースもあって、話題になっています。
 
この関係のニュースを英字新聞で読んでいて気づいたことなんですけど、この魚のことを、salmon と書いてある新聞と、trout と書いてある新聞があります。
 
今日取り上げた The Japan Times と、Associated Press salmon 派。Daily Yomiuri trout 派です。
 
英語における salmon trout の違いは何か?そもそも日本語のサケとマスの違いは何?という疑問がわいたのですが
 
しかし、アメリカで「英語発見日記」をやっていたころに思ってたんだけど、動植物の名前の英語について調べると、どつぼにはまるんだよね。
 
なぜかというと、生物学的な定義と、生活上の言葉としての動植物の名前って、ぜんぜん一致していない場合が多いためです。
 
今回の場合もまさにそうなのですが、めげずにやってみます。できるだけ簡潔な説明に挑戦・・・
 
参考にしたサイトは、Wikipedia の「サケ類」というサイトと、国の研究機関「さけますセンター」のサイトです。(http://salmon.fra.affrc.go.jp
 
まず、日本語における「サケ」の定義ですが、狭義の「サケ」は、サケ目サケ科サケ属の「サケ」という魚のことを指します。
 
これに対して、広義の「サケ」は、サケ類一般のことを指し、生物学的にはサケ目サケ科に属する魚のことを広く指します。
 
次に、「マス」の定義ですが、サケと違って、「マス」という名前の魚はいません。
 
ニジマス、カラフトマス、サクラマスなど、「マス」という名前のつく魚のことをまとめて「マス」だといっているだけなんですが、
 
それらの「マス」はすべてサケ目サケ科に属します。すなわち、日本語における「マス」はすべて広義の「サケ」に属するということですね。
 
一方、英語の方なんですけど、大雑把な言い方をすると、サケ類(salmon species)のうち、
 
川で生まれるけど海に回遊するタイプのものを salmon、一生を淡水(川か湖)で過ごすタイプのものを trout といいます。
 
ただし、生活圏が違っているだけで、生物的には同じものです。
 
trout も、海に出たら死んでしまうというわけではなく、たまたま海に出る機会がないので川や湖で過ごしているというだけです。
 
ちなみに、日本でも、回遊性のものをサケ、淡水性のものをマスと思っている人が多いのですが(ぼくもそう思っていましたが)
 
もともとの日本語の「サケ」「マス」にはそういう概念はなく、これは明治時代以降に英語から入ってきた概念だそうです。
 
そういう意味では、英和辞典で salmon に「サケ」、trout に「マス」という訳語を当てているのも、本来の意味からは正確でないということになります。
 
まあ、どうでもいいといえばいいことですが・・・
 
そういう意味で言うと、今回さかなクンが見つけた「クニマス」は、
 
①日本語の定義で言うと、狭義の「サケ」には属さないが、広義の「サケ」に属する。「マス」の定義にも属する
 
②英語の定義で言うと trout に属する(大雑把に言うと)
 
ということになります。
 
ちなみに、「クニマス」という魚の名前については、ジャパンタイムズとAPは black kokanee、デイリーヨミウリは kunimasu trout と書いています。
 
この kokanee というのは、カナダの先住民族の言葉で、ある種のサケ類を表す言葉。
 
ふつうの英和辞典には載っていない言葉ですが、この kokanee salmon, trout の違いについては省略・・・
 
ところで、話が戻りますけど、「さかなクン」については、どの英字紙も Sakana-kun と書いていますが、
 
デイリーヨミウリだけ Sakana-kun (Mr. Fish) と、カッコ書きで解説をつけてます(笑)
 
さかなクンの「さかな」は名字だったのか。知らなかった・・・
 
<<Japan Times からひろったフレーズ >>
 
species 生物学上の「種」。単数形が species で、複数形も species です。
ちなみに、この単語がタイトルに入っている有名な本は The Origin of Species (ダーウィンの『種の起源』)
 
indigenous freshwater salmon (その土地に)固有の淡水性のサケ。freshwater salmon trout に言い換えてもいいということでしょうね。
 
alive 「生きている」ですが、ここは「生存している」と訳すところですね。この意味では、反対語は dead ではなくて extinct
 
landlocked sockeye 「陸封型のベニザケ」。「陸封型」(landlocked)というのは一生を淡水で過ごす種のこと。
sockeye は「ベニザケ」。ベニザケも回遊型と陸封型がありますが、クニマスはベニザケ種なので「陸封型のベニザケ」と言うことになります。
 
propagate 「(動植物を)繁殖させる」。この動詞には「宣伝する、普及させる」という意味もあるので、propaganda (プロパガンダ)と同系語だと思います。
 
guest associate professor 「客員准教授」。さかなクンの魚類学者としての肩書きは「東京海洋大学客員准教授。」
ところで、昔は大学に「教授」と「助教授」というのがいましたが、数年前に改革があり、「助教授」というのはなくなって、すべて「准教授」と呼ぶようになっているらしいですね。
最近、大学に行ってないから知らなかったです・・・
「助教授」と「准教授」は、位置づけは違うらしいのですが、どちらも英語では associate professor

参考記事
The Japan Times 2010年12月16日号
Team finds 'extinct' local salmon species in Lake Saiko
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20101216a7.html
 
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さて、今週は海老蔵のニュースでテレビは持ちきりでしたね。
 
こんなニュースが最大の話題になるほど今の日本って平和なのか?・・・って、自分もブログに取り上げているけど・・・
 
この事件が、英語でどのように紹介されているかについて、英字紙で読んでみました。
 
今週読んだのは Wall Street Journal の日本関連ニュースサイト(Japan Realtime)です。
 
記事を読んで思ったのは、「けんか」を表す言葉が、この記事だけで3種類使われていること。(fracas, brawl, scuffle
 
「けんか」を表す英語について、英英辞典(ぼくの電子辞書に入っている「Oxford現代英英辞典」)で調べてみました。
 
fight:相手をやっつけようと物理的な力(暴力)を用いること
 
clash:集団同士の短時間の fight (デモ隊と機動隊の衝突など。ジャーナリズム用語)
 
brawl:公けの場(バーや道路など)でする fight。今回の海老蔵のケースはこれにあたる。
 
struggle:相手から何かを奪おうとか、逃げようとかいうような目的がある fight
 
scuffle:小競り合い(fight より軽い)
 
tussle:何か(物)をめぐる小競り合い。(fight より軽い)
 
fracas:騒々しいけんか、口論。「騒々しい」というところに力点が置かれているみたいです。
 
なお、和英辞典で「けんか」を引くと quarrel, squabble, row, dispute, argument なども出てきますが、
 
これは主に「口げんか」(手を出さない)だと思うんですが、quarrel でもちょっとくらいは手が出ることがあるかもしれない。
 
あと、ぜんぜん関係ないけど、この記事では海老蔵のことを Mr. Ichikawa って書いているんですけど
 
「市川氏」っていう表現は、日本人にとっては違和感ありますよね。間違いじゃないけど。
 
市川さんって歌舞伎役者には他にもたくさんいますからね。市川海老蔵っていう名前も十一代目だし。
 
そもそも市川っていう姓も本名じゃないんだよね確か。
 
まあ、どうでもいいことですが・・・
 

<<The Wall Street Journal からひろったフレーズ >>
 
fracas けんか(上記参照)。発音は「フレイカス」または「フラーカー」のどちらでもよい。(最後の s を読まない「フラーカー」は語源であるフランス語系の読み方)
 
brawl けんか(上記参照)
 
alcohol-fueled brawl 酒を飲んだ上でのけんか(= drunken brawl)。alcohol-fueled という表現は、エタノールで走る自動車が登場して以来の表現かな。
 
provocation 挑発、挑発するもの。
〈〈用例〉〉The man allegedly punched him without provocation. その男は理由もなく殴りかかってきたとのことである。
 
while he was taking care of a sick friend 「酔いつぶれた友人を介抱しているときに」いきなり殴られた、という、海老蔵の説明。
なるほど、「酔いつぶれた」は英語で表現すると sick なのか。
 
assailant 加害者
 
cheekbone ほお骨。cheek bone と2語にしている新聞もあり。
 
scuffle けんか、小競り合い(上記参照)
 
bloodstain 血痕
 
stairwell 「階段吹き抜き」。海老蔵のDcNAと一致する血痕が発見された場所。
 
skittishness 物怖じすること
 
kabuki’s signature grimaces いわゆる歌舞伎の「にらみ」。grimace の発音は「グリメイス」ではなく「グリマス」
 
antics おどけた行動、悪ふざけ。antique (古美術品)とは無関係。
〈〈用例〉〉This isn’t the first time Mr. Ichikawa has attracted attention for his late-night antics. 市川氏の深夜の乱行が注目を浴びるのはこれが初めてではない。
 
rarified world (歌舞伎の)高尚な世界、俗世間と隔離された世界。(= rarefied world
 
bad-boy Mongolian champion 「素行が悪いモンゴル出身のチャンピオン」。相撲の朝青龍のこと。bad-boy は素行が悪い選手に対して使われるスポーツ・ジャーナリズム用語。
朝青龍が引退に追い込まれたのも、海老蔵と同じ、深夜の alcohol-fueled bar brawl が原因でした、というのがこの記事のオチ。
 
参考記事
The Wall Street Journal 2010年12月3日号
Kabuki Star Fracas Stirs Media Frenzy
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2010/12/03/kabuki-star-fracas-stirs-media-frenzy/
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さて、今週は、閣僚の失言が次から次へと報道されて、まるで自民党政権の最後のころみたいでしたね。
 
こういうニュースが、英語に訳されて外国で報道されるというのは、日本の恥を世界にさらすようですが、
 
どういうふうに英語に訳されているのか、調べてみました。
 
参考にしたのは Wall Street Journal の日本関係記事サイト Japan Realtime です。
 
このサイト初めて見たけど、日本語サイトでは英語の記事がほぼ忠実に日本語に訳されているので、こういう調べ物をするときは便利。

(1)柳田法相の「二つ覚え」発言
 
「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。」
→ “Being the justice minister is easy, as I only have to remember two phrases, either of which I can use in parliament whenever I’m stuck for an answer.”
 
この部分の英訳、もともとの発言よりもずいぶん長いですね。後半部分は解説も含めて若干意訳になっている、というか柳田法相自身が話していないことも入っています。
 
「個別の事案についてはお答えを差し控えます。」
→ “I refrain from making comments on a specific issue”
 
「法と証拠に基づいて、適切にやっております。」
→ “we are dealing with the matter based on laws and evidence.”

(2)仙谷長官の「自衛隊は暴力装置」発言
 
「暴力装置」 → “instrument of violence”
 
「暴力装置」というのは、もとはレーニンの著作に出てくる言葉らしいです。ちなみに、この言葉を訂正して言い換えた「実力組織」は “organization that uses force”
 
これ以外にも、参議院予算委員長が間違えて「仙谷総理大臣」と呼んだとか、蓮舫さんがどうしたとかいろいろあるのですが、長くなるので失言の話はこの辺にしておきます。
 
しかし、柳田法相はこれからどうなんのかなー。問責決議案を出されてもふんばるか、空気を読んで自ら辞任するか、わかりませんけど
 
この人って、今日見ていたテレビによると、政治家になる前、大学を中退して寿司職人をやっていたことがあるらしいですね。
 
世界的な寿司ブームの中、腕のいい寿司職人は海外で引く手あまたです。
 
今回の失言で辞任して、議員も失職したら、寿司職人としてアメリカに渡ったらいいと思います。
 

<<The Wall Street Journal からひろったフレーズ >>
 
gaffe 失言
 
goof へま、どじ
 
mic マイクロフォン(=microphone)。発音は「ミック」ではなく「マイク」。マイクのことを「マイク」って言うのは和製英語かと思っていたわ。
 
tedious 長ったらしくて退屈な、あきあきする、
 
obliging 「親切な、面倒見のいい」。法相としてやっていく秘訣を支持者に教えた柳田大臣を「親切」と表現しております。
 
blunt 「率直な」。frank、honest に比べて、あまりに率直過ぎて反感を持たれるような場合に使う。
 
casual handling of Diet 国会軽視
 
in the balance 不安定な状態で
〈〈用例〉〉Local media reports his job may be in the balance. 地元のマスコミでは辞任の可能性も報じられている。
 
allay criticism 批判を静める、和らげる
 
contrite 悔い改めた、反省している
 
imprudent 軽率な
 
I will respond to questioning at the Diet sincerely from now on 「今後とも国会の答弁には真摯な姿勢で臨みたいと考えている」。法相が覚えた3つ目の表現、と言われているやつですね。
 
curse のろい、たたり
〈〈用例〉〉Mr. Sengoku himself is no stranger to the curse of the gaffe. 仙谷氏も失言のたたりから逃れることはできなかった。
 
pounce 襲い掛かる
 
dictum 公式の命令、通達
 
undermine 名声などを傷つける。
〈〈用例〉〉The guest would make political remarks that could undermine the SDF’s political neutrality. その来賓は自衛隊の政治的中立性を傷つける発言をするかもしれない。
 
faux pas 失言。gaffe と同じ。ちなみに発音は「フォー・パー」、複数形は同じつづりで発音が「フォー・パーズ」となります。
 
tweak 発言を修正する。もとは「(機械を)微調整する」という動詞。
 
lob (テニスでボールを)ロブする、高まる。
〈〈用例〉〉With all the loud criticisms being lobbed at the ruling party, 与党に対する批判が高まっているにもかかわらず

参考記事
The Wall Street Journal 2010年11月19日号
A Week Is a Long Time in Gaffes…Sorry, Politics
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2010/11/18/a-week-is-a-long-time-in-gaffessorry-politics/

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さて、いま横浜で APEC 首脳会合やってますよねー。
 
今日たまたま、横浜駅に行く用事があって、駅前を歩いていたんですけど、おまわりさんだらけでしたね。
 
背中に「北海道警察」とか書いているおまわりさんもいて、全国から応援に来ているんだなあと・・・
 
駅の中を外国人の人がたくさん歩いていましたしね。
 
しかし、地元では APEC 首脳会合による経済効果を期待しているのかもしれないけど
 
一方で観光施設とか、交通とかこれだけ規制することによる経済的損失はないんだろうか・・・
 
ところで、その APEC 関係の英文の新聞記事を読んでいると、forum という言葉がでてきます。
 
APEC というのは、「国際機関」ではなく、「非公式の諮問を目的としたなフォーラム」(an informal consultative forum)なのだそうです。
 
そのため、APECでは
 
・「加入」「加盟」という言葉が使われない
 
・「本部」がない(EUの本部はブリュッセル、ASEANの本部はジャカルタにあるが、そういうものがない)
 
・非公式のフォーラムのため、国歌・国旗が用いられない
 
・非公式のフォーラムのため、正装ではなく民族衣装で記念写真を撮る(今年はやらないらしいですが)
 
というような特徴がありますが
 
もともと、forum という概念が、わかったようでよくわからない概念なので、この機会に調べてみました。
 
出所は主に Wikipedia 日本語版・英文版です。
 
forum というのは、古代ローマの都市にあった広場のことで、
 
市場、政治集会、討論会、宗教儀式、デート、
 
その他市民が集まっていろいろなことに用いられる多目的スペースで、市民にとって非常に重要な場所でした。
 
最も有名な古代ローマの forum は、フォロ・ロマーノ(Forum Romanum)。
 
これから派生して、forum という英語になりました。ラテン語読みではフォルムですが、英語ではフォーラム。
 
「フォーラム」は、現代の日本では公開討論会とか、「インターネットフォーラム」(電子会議)とか、人が集まって来る場所とか、
 
駅前の建物とかにフォーラムという名前がつけられるようになって、なんだかよく分からない状況ではありますが、
 
要するに、 APEC というのは、国の集まりというより、各国の政治家がなんとなく集まってくるところだということですね。
 
ちなみに、ラテン語系統の英単語で、最後が -um で終わる単語の場合、複数形が -a になるという例外的な規則があります。
 
datum の複数形が data (データ)、medium の複数形が media (メディア)等がその例ですが
 
forum の複数形も fora になります。(forums でもいいのですが)
 
あと、「フォーラム」とは関係ないけど、今日はついに日中首脳会談が実現したらしいですが
 
今回の「会談」と、この間の「懇談」と、「廊下での立ち話」というのは、それぞれ英語で何って言っていたのだろうか・・・
 
調べようかと思ったけど長くなったのでやめておきます。
 
APEC横浜 の成功をお祈りしております・・・

<<The Japan Times からひろったフレーズ >>
 
kick off (会議などが)始まる。「フットボールの試合開始」が語源らしいです。
 
score diplomatic points 外交で得点を稼ぐ
 
at the outset 最初に
 
under way 進行中である
〈〈用例〉〉Preparations are well under way. 準備は順調に行われている。
 
on track 軌道に乗って、順調に進んで。
 
account for ある部分・割合を占める。
〈〈用例〉〉The forum accounts for more than half the world's economic output.このフォーラムは、世界の経済生産の半分以上を占めている。
 
set out 設計する、発表する
〈〈用例〉〉APEC hopes to set out a vision for the region's future amid a changing global economic landscape. APECは変化する世界経済情勢におけるこの地域の未来についてのビジョンの設計を望んでいる。
 
map out 精密に記す
〈〈用例〉〉The future initiatives are expected to be mapped out in the leaders' declaration to be issued after the summit. 未来へのイニシアチブは首脳会議後に発表される首脳宣言の中に記される予定。
 
参考:The Japan Times 2010年11月8日号
APEC talks kick off in Yokohama
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nb20101108a1.html
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さて、今週火曜日(11月2日)には、アメリカで、中間選挙がありました。
 
民主党が歴史的な大敗という報道がなされていますが、2年前の大統領選挙のときは、オバマ大統領が歴史的大勝と言っていた気がするな・・・
 
日本の民主党も、去年の総選挙では歴史的大勝で、今年の参院選は歴史的大敗だった気がします。
 
マスコミの報道がだんだん大げさになっているだけの気もしますが・・・
 
ところで、中間選挙は、上院・下院議員の選挙だけではなく、各地で知事選や地方自治体の選挙が行われます。
 
日本でも、統一地方選挙というのがありますけど、アメリカの場合は日本よりも、選挙が集中する度合いが高いと思います。
 
たぶんその理由は、国土の広さの割りに投票所の数が少ないので、投票に行くのがなかなか大変だということも関係していると思います。
 
今回の選挙では、37の州で州知事選挙(gubernatorial electionsが行われました。50州のうちで37州ですから、かなり多いです。
 
アメリカの各州の知事の任期は、基本的にすべて4年ですので、4年に一度の中間選挙に州知事選挙が重なっている州は、これからもずっと、中間選挙に重なります。
 
ところで、前から気になっていたんですが、知事 (governor) の形容詞型って、gubernatorial ですよね。
 
どうして governatorial じゃなくて gubernatorial なんでしょうか?
 
これについて、ついでに調べてみて、あんまりすっきりとはしないのですが
 
英単語の語源を調べるときに使う Online Etymology Dictionary というサイトによると、
 
governor の語源は、ラテン語の gubernator なのだそうで、「形容詞には元の単語の形が残っている」(The adjective remembers the Latin form.) なのだそうです。
 
名詞のほうは、英語に入ってくるときに u ob v になったけど、形容詞の方は直すのを忘れたということでしょうか。あんまり釈然としないですけどね。

<<Atlanta Journal - Constitution からひろったフレーズ >>
 
ぼくの住んでいたジョージア州も、今回、州知事選が行われた州のひとつでしたので、地元紙のニュースを読んでみました。
 
Nathan Deal 候補(共和党)と、Roy Barnes 候補(民主党)の事実上の一騎打ちで、共和党旋風に乗った Deal 候補が大勝しました。
 
ジョージア州の州知事選の結果なんて、日本ではぜんぜんニュースになってないし、アメリカでも全国レベルではほとんど話題になりませんが
 
アメリカの場合、注意しないといけないのは、地方の州知事が突然、大統領選で頭角を表したりするんですよね。
 
ジョージア州でも過去、無名の知事が大統領になったことがありますから・・・

Governor's Mansion 「州知事公邸」を表す慣用語。この Mansion は日本語の「マンション」ではなくて、一戸建ての大邸宅ですね。
この記事では、「知事の座」(Governor's chair)という意味で使われています。
ちなみに、Gubernatorial Mansion とは言わないです。
 
sweep 圧倒的勝利
 
defeat soundly したたかに破る
 
buoyant 陽気な、朗らかな
 
say to cheers 「乾杯の挨拶(音頭?)で述べる」。Deal said to cheers. ディール(新知事)は乾杯の挨拶の中で言った。
 
wind up 〜という結果に終わる。Libertarian John Monds wound up with 4 percent. 「リバタリアン党のジョン・モンズ候補は4%の得票に終わった」。リバタリアン党は諸派。
なお、wound wind (「巻く」、発音は「ワインド」)の過去形。wind (「息切れさせる」、発音は「ウインド」)の場合の過去形は winded
 
dabble in witchcraft 「魔術にはまる」。ティー・パーティーに支持されたことで話題となった共和党の Christine O'Donnell 候補(今回は落選)は、かつて魔術にはまっていたことを告白して物議をかもした。
 
help out 助力する
 
the lay of the land 地勢、状況
 
settle into 〜に落ち着く。 as soon as he settles into the governor’s chair 彼が知事の椅子に落ち着いたらすぐに。
 
temperament 気性
 
prevail 勝つ
 
relentless 容赦のない
 
lingering 長引く、ぐずつく。 Several ethics complaints are lingering. 「数件の倫理に関する申し立てが未解決となっている」。小沢さんも例の問題、早く説明してね。

参考:Atlanta Journal - Constitution 2010年11月3日号
Georgia election | Deal defeats Barnes to take Governor's Mansion
http://www.ajc.com/news/georgia-politics-elections/georgia-election-deal-defeats-714575.html

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