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ぱあまやさんの庭
戦争をする日本になるのか、兵器を削減の日本になるかの選択の選挙でもあった

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先祖の不始末から長く小普請組の役なしに
甘んじている村椿家。
村椿五郎太は昔から隣に住む同じ小普請組の俵家の紀乃を
好きだった。
だが、その兄が役付きになってから、
五郎太の母里江と俵平大夫は以前から仲が悪い。
平大夫が息子が役付きになったものだから
威張って息子自慢を声高にするからだった。

紀乃に縁談がくる。
五郎太はそこから学問吟味に合格するのが
最大の目標となる。。。。。


当時の学業選抜制度や無役と役付きの違い
なども詳しく事情がわかる。
代書屋という仕事の様子もわかる。


宇江佐さんの優しい文章はいつ読んでも、心ほぐれる。

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本石町の長屋の住人、浅草御蔵前で札差を商う駿河屋、
米沢町薬種問屋丁子屋と
このあたりの住人を中心に短編のように、
話が編まれている。

一生に一度は江戸の中心のお城の中に入ってみたいと思う大工。
親に手代を婿にと勝手に決められたおちゃっぴいな娘お吉が、
アリスのワンダーランドのごとく、
家を飛び出てたまたま出会った絵師について
1日違った世界を経験する。
傾きかけた薬種問屋を立て直そうと、持参金付きで、
へちゃむくれな娘を嫁に迎えることになった若旦那。
土地の岡っ引きの一人娘が鳶の若者に惚れてしまう。

それぞれ思うようにはいかない現実。
だが、決して投げやりでもない。
周りの友人や隣人に励まされたり、
話し合っていつしか自分で答えを出す。

笑いあり、ほろりあり。いいお話の短編集6編いり。

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新聞に連載されていたこの物語は、宇江佐さんが病で亡くなることで、永遠に完結されることはなかった。

けれども、宇江佐さんが言いたかったテーマは描ききれていた。
「人は一人で生きているのではない」
それぞれの隣人、家族の中で、それぞれにとっての役割を担い、
またそれぞれの人にとって自身もそれを果たす。

まだ若い嫁であった時に、嫁ぎ先のただ一人
気持ちを組んでくれた夫の祖母に呟いた
「一人で暮らすことが夢」
嫌々ながら、商家の一人娘の梅が、臨時廻同心の家に嫁ぎ、
子を成しすべての子どもの成長をみまもり
一人前にし、ある日夫が突然亡くなり、
うめは一人暮らしを始める。

そこで、周りの人々と関わって泣いたり笑ったりしながらも、
50過ぎでありながらも成長する物語でもある。

あとがきを諸田玲子さんが結んでいるのも素晴らしい。

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