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戸の喧騒を忘れさせる温泉地として人気があり、湯本、宮ノ下、木賀などと共
に「箱根七湯」と称され、多くの客でにぎわうようになりました。 きょうはここでのお話です。
≪恩人碑 民話の旅 その17≫
江戸時代、雨森宗真という江戸の若者が湯治のためここを訪れ
ていた時、たまたま居合わせた男にだまされ、借金を背負ってしまい
ました。困り果てているところに、父の知人・堺屋嘉兵衛という人が
困っている姿を見るに見かねて、家財を傾けてまで借金を肩代わりしてくれ
ました。
宗真は恩義に感じ、勉学に励み、、名医と呼ばれるまでになり、医学のみ
ならず儒学や詩の世界でも名を知られるようになりました。
それから20年の月日がたち、かつて受けた恩を返そうと堺屋喜兵衛
、
の居所を捜しましたが喜兵衛はすでに病に倒れ、その妻子を捜す
こともできませんでした。
ある年、この地を再び訪れた宗真は感謝の意を碑文にこめ、ここに建てた
恩人碑が伝えられています。
おしまい
* 資料は箱根町教育委員会からいただきました。
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民話と伝説の散歩道
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