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聖徳太子 和を以て貴しと為す。上和らぎて下睦ぶ。さからふること無きを宗と為よ。 悪を懲らしめて善を勧めるのは、古くからの良い仕来たりである。 そこで人の善行は隠す事なく広め、悪行を見たら必ず正しなさい。 諂い欺く者は、国家を覆す効果ある武器であり、人民を滅ぼす鋭い剣である。 また媚び諂う者は、上役の者に好んで下の者の過失を言いつけ、下役の者と会うと上の者の過失を誹謗するものだ。 これらの人たちは君主に忠義心がなく、人民に対する仁徳も持っていない。 これは国家の大きな乱れの元となる。 真心は人の道の根本である。 何事にも真心がなければいけない。 真心があるならば、何事も達成出来るだろう。 群臣に真心がないなら、どんな事もみな失敗するだろう。 政府高官や一般官吏たちは、礼の精神を根本に持ちなさい。 人民を治める基本は、必ず礼にある。 上が礼法に適っていない時は下の秩序は乱れ、下の者が礼法に適わなければ、必ず罪を犯す者が出る。 群臣達に礼法が保たれている時は社会の秩序も乱れず、庶民達に礼があれば国全体として自然に治まるものだ。 物事は一人で判断してはいけない。 必ず皆で論議して判断しなさい。些細な事は、必ずしも皆で論議しなくてもよい。 ただ重大な事柄を論議する時は、判断を誤る事もあるかもしれない。 その時、皆で検討すれば、道理に適う結論が得られるだろう。 和を何よりも大切なものとし、いさかいを起こさぬ事を根本としなさい。 人は徒党を組みたがり、悟りきった人格者は少ない。 それだから、君主や父親の言う事に従わなかったり、近隣の人たちともうまくいかない。 しかし、上の者も下の者も協調・親睦の気持ちをもって論議するなら、自然とものごとの道理にかない、どんなことも成就するものだ。 世の中には、生まれながらに全てを知り尽くしている人は稀で、よくよく心がけて聖人になっていくものだ。 事柄の大小に拘らず、適任の人を得られれば必ず治まる。 時代の動きの緩急に関係なく、賢者が出れば豊かに伸びやかな世の中になる。 これによって国家は長く命脈を保ち、危うくならない。 だから、古の聖王は官職に適した人を求めるが、人の為に官職を設けたりはしなかった。 人にはそれぞれの任務がある。 それにあたっては職務内容を忠実に履行し、権限を濫用してはならない。 賢明な人物が任にあるときは褒める声がおこる。 邪な者がその任に就けば、災いや戦乱が充満する。 功績・過失をよく見て、それに見合う賞罰を必ず行いなさい。 近頃の褒賞は必ずしも功績によらず、懲罰は罪によらない。 指導的な立場で政務にあたっている官吏たちは、賞罰を適正かつ明確に行うべきである。 嫉妬の気持ちを持ってはならない。 自分がまず相手を嫉妬すれば、相手もまた自分を嫉妬する。 嫉妬の憂いは果てしない。 だから、自分より英知が優れている人が居ると喜ばず、才能が勝って居ると思えば嫉妬する。 それでは500年経っても賢者に会う事は出来ず、1000年の間に1人の聖人の出現を期待する事すら困難である。 聖人・賢者と言われる優れた人材がなくては国を治める事は出来ない。 心の中の憤りをなくし、憤りを表情に出さぬようにし、他の人が自分と異なった事をしても怒ってはならない。 人それぞれに考えがあり、それぞれに自分がこれだと思う事がある。 相手がこれこそと言っても自分は良くないと思うし、自分がこれこそと思っても相手は良くないとする。 自分は必ず聖人で、相手が必ず愚かだと言う訳ではない。 皆ともに凡人なのだ。 目の前に倒れている人間を放っておくような男に、国は救えない。 この世は虚仮であり、ただ仏のみが真実である。 第一条 人と争わずに和を大切にしなさい 第二条 三宝を深く尊敬し、尊び、礼をつくしなさい(三宝:釈迦、その教え、僧) 第三条 天皇の命令は反発せずにかしこまって聞きなさい 第四条 役人達は常に礼儀正しくありなさい 第五条 道に外れた心を捨てて、公平な態度で裁きを行いなさい 第六条 悪い事はこらしめ、良い事はどんどんしなさい 第七条 仕事はその役目に合った人にさせなさい 第八条 役人はサボる事無く早朝から夜遅くまで一生懸命働きなさい 第九条 お互いを疑う事無く信じ合いなさい 第十条 他人と意見が異なっても腹を立てないようにしなさい 第十一条 優れた働きや成果、または過ちを明確にして、必ず賞罰を与えなさい 第十二条 役人は勝手に民衆から税を取ってはいけない 第十三条 役人は自分だけではなく、他の役人の仕事も知っておきなさい 第十四条 役人は嫉妬の心をお互いにもってはいけない 第十五条 国を大事に思い、私利私欲に走ってはいけない 第十六条 民衆を使う時は、その時期を見計らいなさい。農業が忙しい時に公共事業をさせては駄目 第十七条 大事な事は一人で決めずに、必ず皆と相談しなさい <a href="http://homepage2.nifty.com/bu-ra-ri/yositune.htm" target="_self">源 義経(幼名 牛若、遮那王)(改名 義經、義行、義顕)(別名 九郎、判官、廷尉、豫州)</a> 迅速こそ、勝利である。 千丈の崖も己の心の持ち様一つ 道なくば岩をよじ、山を貫いてゆくまでよ。 鹿も四つ足、馬も四つ足、者ども続け 必勝の戦法は敵を包囲するにあり、そのためにはいかに兵力僅少でも、二手に分けなければならぬ。 勝つという事は味方に勝つ事である。 味方に勝つというのは我に勝つ事だ。 我に勝つというのは、気をもって体に勝つ事である。 人よりも百倍臆病であるとすれば、百倍勇気を奮い立たせればいいではないか。 後の世も また後の世も廻り会へ 染む紫の雲の上まで 武蔵坊弁慶 弁慶先立ち参らせ候 三途の川にて待ち参らせん 楠木正成 大将たらん人は、心に油断の義ありては叶うべからず。 あまたの心得あるべし。 まず能者を親しみ近づけ、姦(あ)しき者を遠ざくべし。 国家の風俗おのずからよくなるものなり。 それにしたがって、自然に対象の知恵もいや増しに出るものなり。 非は理に勝つこと能はず、理は法に勝つこと能はず、 法は権に勝つこと能はず、権は天に勝つこと能はず、 天は明にして私なし。 足ることを知って、及ばぬことを思うな。 恵大将は知を持って肝要とす。 知恵なき者は万事に惑いあるものなり。 知恵には大小あり。 知恵大なれば、天下を治めて不足なく、 知恵小さきなれば、一国一城も治まりかねるものなり。 謙遜の者は遂に幸来る。 不遜の者は災害来る。 鶏鳴に起きざれば日暮れに悔いあり。 度重なれば楽しみならず。 珍膳も毎日食らえばうまからず。 大将は、大なる知恵も細なる知恵もなくては、かなわぬものなり。 知恵は生まれつきにありというも、 その知恵を磨かざれば正智いずることなし。 知恵に自慢おごりて、磨かざる大将はみな、 代々持ち来る国を失い、家をなくすものなり。 合戦の勝負、必ずしも大勢小勢に依らず、 ただ士卒の志を一つにするとせざるとなり。 正成一人が生きている限り、あなた様の運は必ずや開けましょう。 罪深き悪念なれども、われもかように思うなり。 いざさらば、同じく生を変えて、この本懐を達成せん。 徳川綱吉 我が生類を憐れむ事は、行き過ぎであろうとも、百年後も守るべし。それが孝行である。 徳川吉宗 総て人の上に立つ時は、愚なるも智あるさまに見え、下に居る者は、智あるも愚に見ゆるものなり。 押し並べて褒められる者にも善人は少なきものよ。 なかば褒められ、なかばそしられる者こそ、取り処はあるなれ。 全て倹約を守り、流麗を好まず、浮費を省くべし。 松平定信 私が行っても農民は手を休めてはならない 徳川光圀 苦は楽の種 楽は苦の種と知るべし 生くべきときに生き 死すべきときに死す 分別は堪忍なり、小なる事は分別せよ、大なる事は驚くべからず。 九分に足らば、十分にこぼるると知るべし。 松尾芭蕉 夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡 秋深き 隣は何を する人ぞ 五月雨を 集めて早し 最上川 しづかさや 岩にしみいる せみの声 古池や かわず飛び込む 水の音 この道や ゆく人なしに 秋の暮れ 旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る 松下幸之助 とにかく、考えてみる事である。工夫してみる事である。そして、やってみる事である。 失敗すればやり直せばいい。 やり直してダメなら、もう一度工夫し、もう一度やり直せばいい。 世の中は変化し、流動しているものである。 一度は失敗し、志を得なくても、それにめげず、辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに、 周囲の情勢が有利に転換して、新たな道が開けてくるという事もあろう。 世にいう失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに原因があるように思われる。 最後の最後まで、諦めてはいけないのである。 人がこの世に生きていく限り、やはり何かの理想を持ちたい。 希望を持ちたい。それも出来るだけ大きく、出来るだけ高く。 お互いに、自分が他人と違う点をもっとよく考えてみよう。 そして、人真似をしないで、自分の道を自分の力で歩いていこう。 そこにお互いの幸福と繁栄の道がある。 失敗した所でやめてしまうから失敗になる。成功する所まで続ければそれは成功になる。 人は何度やりそこなっても、「もういっぺん」の勇気を失わなければ、必ずものになる。 社長の熱心は、社員にうつる。熱心にやっておるから、皆がそうなる。 我が事の様に、皆がやっていく様になる。 こけたら、立ちなはれ。 プラス思考すれば困っても困らない。 経営者が一心不乱に仕事すると、まわりもただ見てばかりはいないものです。 一心不乱という本当に真剣な姿を見ていると、そこには必ず教えられる者、 心を動かされる者が出てきて、まわりの人々は、いちいち言わなくても手伝うし、働くようになる。 仮にある国が一番いい政治をやっているのであれば、代わってその国に政治をやってもらう。 そして税金の一部をロイヤリティーとして支払う。 それでも国費が三分の一になったら、国民は得である。我々経営者はそれをやっている。 失敗の原因を素直に認識し、 「これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった」という所まで心を開く人は、 後日進歩し成長する人だと思います。 人は、ある所では卑劣に行動しながら、別の所で高徳に振る舞う事は、出来ないのである。 その些細な心の緩みや誤魔化しが、全体を蝕んでいくのである。 人は騙せても自分自身は騙せない。 美と醜は表裏一体。美の面に囚われ、反面の醜を責めるに急なのは、真実を知らぬ姿である。 僅かな人間の知恵の幅である。賢さの中にも愚かさがあり、愚かさの中にも賢さが潜んでいる。 いくら熱心でも無駄な事やったらいけませんで。それが無駄かどうかは、あなた自身で考えなさい。 これは無駄な事かどうか、一つ一つ検討しなさい。必ず無駄な事をやっているに違いない。 素直な心は、あなたを強く正しく聡明にいたします。 素直な心とは、何物にもとらわれることなく物事の真実を見る心。 だから素直な心になれば、物事の実相に従って、何が正しいか、何を成すべきかという事を、 正しく把握できる様になる。つまり素直な心は、人を強く正しく聡明にしてくれるのである。 素直さを失った時、逆境は卑屈を生み、順境はうぬぼれを生む。 逆境、順境そのいずれをも問わぬ。それはその時のその人に与えられた一つの運命である。 ただその境涯に素直に生きるがよい。 人の言に耳を傾けない態度は、自ら求めて心を貧困にする様なものである。 志低ければ、怠惰に流れる。 一挙に事を決するという事を行なえば、必ずどこかに無理を生じてくる。 視野の狭い人は、我が身を処する道を誤るだけでなく、人にも迷惑をかける。 力強さは使命感を持つ所から生まれる。 誠実に謙虚に、そして熱心にやる事である。 知識なり才能なりは必ずしも最高でなくてもいい、しかし熱意だけは最高でなくてはならない。 自分が方向を変えれば新しい道はいくらでも開ける。 何事もゆきづまれば、まず、自分のものの見方を変えることである。 案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のある事を忘れがちである。 資本をつくるよりも、人を育てる事の方が遥かに難しいのではないでしょうか。 よく「事業は人なり」ということをいわれますが、これはまことに当を得た言葉で、 よき人材の育成なしには、企業はみずからの社会的責任を全うしていく事は出来ないでしょう。 商売とは、感動を与える事である。 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る。 対立大いに結構。正反対大いに結構。これも一つの自然の理ではないか。 対立あればこその深みである。妙味である。 だから、排することに心を労するよりも、これをいかに受け入れ、 これといかに調和するかに、心を労したい。 小利口に儲けることを考えたらあきません。 世の中にぼろいことはないから、結局流した汗水の量に比例して、成功するわけですわ。 汗もかかずして、成功するという事もたまにはありますけど、 それはきわめて僥倖な人で、普通はない。 人間というものは、気分が大事です。 気分がくさっていると、立派な知恵才覚を持っている人でも、それを十分に生かせません。 しかし気分が非常にいいと、今まで気づかなかった事も考えつき、だんだん活動が増してきます。 今はどこの会社や工場でもよい商品をつくろうとして、品質管理を一生懸命に勉強している。 でも、それよりもっと大事なのは、きみ、人質(じんしつ)管理やで。 他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しも拓けない。 道を拓くためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。 一流の人材ばかり集めると会社はおかしくなる。 世の中、賢い人が揃っておれば万事上手くいくというものではありません。 賢い人は、一人か二人いればたくさんです。 目標を持ちなさい。目標をもったらすぐに諦めない。 コツコツと、少しずつでもいいから前進する事が成功の秘訣だ。 「これはこんなものだろう、これでいいんだろう」 こういう事で、みずからそれで限界をつくってしまえば、一歩も進歩する事が出来ないだろう。 どうしてみんなあんなに、他人と同じ事をやりたがるのだろう。 自分は自分である。百億の人間がおっても、自分は自分である。 そこに自分の誇りがあり、自信がある。 そしてこんな人こそが、社会の繁栄のために本当に必要なのである。 今日、よく耳にする言葉に「インテリの弱さ」という事がある。 これは、インテリには、なまじっかな知識があるために、それにとらわれてしまい、 それはできないとか、それはどう考えても無理だと思い込んでしまって、 なかなか実行に移さないという一面を言った言葉だと思う。 何事によらず、志を立てて事を始めたら、少々うまくいかないとか、 失敗したという様な事で簡単に諦めてしまってはいけないと思う。 一度や二度の失敗でくじけたり諦めるという様な心弱い事では、 本当に物事を成し遂げていく事は出来ない。 「あの人は自分のことをわかってくれない」とか、 「せっかくいい提案をしているのに、うちの上司は無理解だ」と思うような事があれば、 一度とらわれず、人を見て法を説いているかどうか、静かに考えてみる事も大切だと思います。 人は様々です。短気な人もいれば気の長い人もいる、緻密な人もいれば大雑把な人もいる。 理論派もいれば人情家もいる、というようにそれぞれの持ち味が皆異なります。 しかも、同じ人でも心というものは刻々と動いて、千変万化の様相を呈しています。 ですから、自分の考えを伝えようとすれば相手の人がどのような人で、 いまどの様な心の状態にあるかよく知ったうえで、 その人に一番受け入れてもらいやすい様な言い方を工夫する必要があります。 僕はこれまでに沢山のご夫婦を見てきましたが、 あまり上手くいっていないご夫婦はどうもあまり褒めあっていない様に思える。 その反対に、上手くいっているご夫婦は、巧まず自然の内にお互いが褒めあっている。 そういう事が言えると思うのです。 人間というものは他人から褒められるのも嬉しいものですが、 自分の奥さんなり、ご主人からそういう事を言われるとひとしお嬉しいものです。 「ありがとう」と言う方は何気なくても、言われる方は嬉しい、 「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。 人の長所が多く目につく人は、幸せである。 「命ぜられたとおりにやって、その通り上手くいったのだから、もうそれでよい」と考える人。 「たとえ人から命ぜられたままにやったとしても、その結果は一応きちんと報告しなければならない。 そうしたら命じた人は安心するだろう」と考える人。 その何でもない心がけ、ちょっとした心の配り方の違いから、 両者の間に信頼関係に対する大きな開きが出てくる。 競争が激しくなると、つい目先にとらわれて、 莫大な景品をつけたり、無謀な値引きなどを考える様になる。 しかしこうした方法で市場を確保できると考えるのは、人間性を軽視した行為と言わねばならない。 人の好みは様々であり、それを目先だけの方法で独占しようとしても、成功するものではない。 そこに世間の広さがあり、また妙味もある訳である。 心くばりの行き届いた仕事は一朝一夕には生み出せない。やはり日頃の訓練や躾がものをいう。 自らも楽しみ人々にも喜びを与える。大切な人生をこうした心構えで送りたい。 人には燃えることが重要だ。 燃えるためには薪が必要である。薪は悩みである。悩みが人を成長させる。 謙虚に素直に学びたい。すべてに学ぶ心があって、はじめて新しい知恵も生まれてくる。 学ぶ心が繁栄への第一歩なのである。 世の為、人の為になり、ひいては自分の為になるという事をやったら、必ず成就します。 鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス 失敗する事を恐れるよりも、真剣でない事を恐れたい。 一切のものには寿命があると知ったうえで、 寿命に達するその瞬間までは、お互いがそこに全精神を打ち込んでゆく。 そういう姿から、大きな安心感というか、おおらかな人生が開けるのではないかと思う。 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。 自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。 広い時もある。狭い時もある。のぼりもあれば、くだりもある。 坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。 なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。 あきらめろと言うのではない。 いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、とにかくこの道を休まず歩む事である。 自分だけしか歩めない大事な道ではないか。 自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。 他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。 道を拓くためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。 それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道が拓けてくる。 深い喜びも生まれてくる。 松下幸之助の不況克服の心得10か条 第一条 「不況またよし」と考える 不況に直面して、ただ困ったと右往左往していないか。 不況こそ改善へのチャンスであると考える前向きの発想から、新たな道もひらけてくる。 第二条 原点に返って、志を堅持する ともすれば厳しさに流されて判断を誤りやすい不況こそ、 改めて原点に返り、基本の方針に照らして進むべき道を見定めよう。 そこから正しい判断も生まれ、断固といた不況克服の勇気と力が湧いてくる。 第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ 普段より冷静で念入りな自己評価を行い、自分の実力、会社の経営力を正しくつかみたい。 誤った評価が破綻を招くのである。 第四条 不撤退の覚悟で取り組む 何としてもこの困難を突破するのだという強い執念と勇気が、思いがけない大きな力を生み出す。 不況を発展に変える原動力は烈々たる気迫である。 第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る 非常時ともいえる不況期は、過去の経験則だけでものを考え行動してもうまくはいかない。 これまでの当然のこととしてきた慣習や商売の仕方を、徹底的に見直したい。 第六条 時には一服して待つ あせってはならない。無理や無茶をすれば、深みにはまるばかりである。 無理をせず、力を養おうと考えて、ちょっと一服しよう。そう腹を据えれば、痛手も少なくなる。 終わらない不況はないのである。 第七条 人材育成に力を注ぐ 「苦労は買ってでもせよ」というが、不況とはその貴重な苦労が買わずとも目の前にあるときである。 好況のときには出来ない人材育成の絶好の機会としたい。 第八条 「責任は我にあり」の自覚を 業績低下を不況のせいにしてはいないか。どんな場合でも、やり方いかんで発展の道はある。 うまくいかないのは、自らのやり方に当を得ないところがあるからである。 第九条 打てば響く組織づくりを進める 外部環境の変化に対する敏感な対応は、よい情報も悪い情報も社員からどんどん上がってくる、 お互いの意思が縦横に通いあう風通しのよい組織であってこそ可能となる。 第十条 日頃から成すべきを成しておく 不況時は特に、品質、価格、サービスが吟味される。 その吟味に耐えられる様に、日頃から成すべき事を成していく事が必要である。 松下幸之助の商売戦術30か条 商売は世のため人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり お客様をじろじろ見るべからず。うるさく付きまとうべからず。 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何。 棚立て上手は商売下手。小さい店でゴタゴタしている方がかえってよい場合あり。 取引先は皆親類にせよ。これに同情を持ってもらうか否か店の興廃のわかるるところ。 売る前のお世辞より、売った後の奉仕。これこそ永久の客を作る。 お客様の小言は神の声と思って何ごとも喜んで受け入れよ。 資金の少なさを憂うなかれ。信用のたらざるを憂うべし。 仕入れは簡単にせよ。安心してできる簡単な仕入れは繁盛の因と知るべし。 百円のお客様よりは一円のお客様が店を繁盛させる基と知るべし。 無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。 資金の回転を多くせよ。百円の資本も十回まわせば千円になる。 品物の取り換えや返品にこられた場合は、売ったときよりも一層気持ちよく接せよ。 お客の前で店員小僧をしかるくらいお客を追い払う妙手段はない。 良き品を売ることは善なり。良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。 自分の行う販売がなければ社会は運転しないという自信を持て。そしてそれだけに大なる責任を感ぜよ。 仕入先に親切にせよ。そして正当な要求は遠慮なく言え。 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。付けてあげるもののない時は笑顔を景品にせよ。 店のために働くことが同時に店員のためになるよう、待遇その他適当の方法を講ずべし。 絶えず美しい陳列でお客の足を集めることも一案。 紙一枚でも無駄にすることはそれだけ商品の値段を高くする。 品切れは店の不注意、お詫びして後「早速取り寄せてお届けします」とお客の住所を伺うべきである。 正札を守れ。値引きはかえって気持ちを悪くするくらいが落ちだ。 子供は福の神。子供連れのお客、子供が使いにきての買い物にはとくに注意せよ。 常に考えよ今日の損益を。今日の損益を明らかにしないでは寝に就かぬ習慣にせよ。 「あの店の品だから」と信用し、誇りにされるようになれ。 御用聞きは、何か一、二の品物なり商品の広告ビラなり持って歩け。 店先を賑やかにせよ。元気よく立ち働け。活気ある店に客集まる。 毎日の新聞広告は一通り目を通しておけ。注文されて知らぬようでは商人の恥と知るべし。 商人には好況不況はない。いずれにしても儲けなければならぬ。 海外勤務の心得 一、異国に在ることを認識し、其の国の風俗・風習に早く慣れるとともにそれらを深く理解する事。 二、常に自己の健康に留意し、爽快な心で社員に接する事。 三、品質第一を旨とし、技術の妥協は許されない事。 四、現地材料の開発を積極的に行ない、日本の依存から脱却する事。 五、日本人社員間は勿論(もちろん)のこと、現地社員との和を常に重んじる事。 六、現地社員を育成し、経営全般に参画せしめ、現地社員による経営の時期を早める事。 青春
青春とは心の若さである 信念と希望にあふれ 勇気に満ちて日に新たな 活動を続けるかぎり 青春は永遠にその人のものである |
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