|
ファン登録をしているmasayuki19610001さんのところで
「二度と読みたくない本」という記事があって、
そこまでではないが読後イヤーな気分になってしばらく引きずった本として
私は沼田まほかる「九月が永遠に続けば」を挙げたのだけれど
(その中で語られるエピソードが、本当に気のふさぐものだった。
よくまあ、女性がこんなん書けたなあ、、、とも思った。よほどミソジニーが強いのか?)、
そのあとで、ぐあああーーー、アレがあったじゃん!!と思い出したのが・・・
キャサリン・ダン「異形の愛」
出版元のペヨトル工房が数年前に倒産してしまったので
現在は入手不可能です。
一部でカルト的人気があったみたい・・・ま、ペヨトル工房だけに。
自分がどうして読んだのかは憶えていないけど、
青土社の「フリークス」も持っていたりするので、そういうモードの時期が
あったんでしょう。特にサブカル傾倒はなかったと思うんだけど。
そう、この本はフリークス、いわゆる身体的奇形の人々の話。
なのだが。ただのフリークスではない。
両親が様々な薬物を摂取して意図的に奇形の子供達を産み、
それらのメンバーで見世物小屋をやるのだ。ぎょえーーー。
いま手元に本がないので定かではないけれど、
たしか長男は手足が魚のヒレみたいになっている「アザラシ男」、
シャム双生児の姉妹、そして、語り手である妹は真っ白な小人。
そして、この一団はカルト化し、健常な信者の手足を切り落とすことにもなり・・・
ううう、書いていて気分が、、、
まあ、それはもう恐ろしい世界なのだけれど、そのグロテスクさもさることながら
この家族の哀しい愛の形が重要。
壮絶な、血みどろの憎悪の根っこには「愛して、愛して」という叫びがある。
と、わかっちゃあいるのだが・・・
「絶対に読むな」とまでは言いませんが、まあ、およそ自分からすすんで薦めはしない。
デヴィッド・リンチの映画が好きな人などは、興味があればどうですか、ぐらい。
(そういえば、ティム・バートンがこれを映画化したがったそうだけど
実現してないよね・・・つか無理だろ〜・・・気持ちはわかるけど。
でも個人的にはデヴィッド・リンチの方が合ってるような。でも無理だろ〜)
で、おぞましくも哀しく歪んだ愛、ということでいえば、この映画。
ジョルジュ・フランジュ監督「顔のない眼」。
1950年代か60年代のフランス映画で、
事故で顔が焼けただれてしまった娘のために、
若く美しい女性をさらっては顔の皮膚をはぎとって娘に移植する医者の話。
この手術シーンが、ギエエエエエーーーーーーって感じ。
普段、娘が「犬神家」のスケキヨみたいなお面をかぶっているのも怖い。
(一瞬うつる素顔はもっと怖い)
その医者に仕えるアリダ・ヴァリ(「第三の男」の、あの女性です)も怖い。
けれど、映像は叙情的だし、父親のいびつな愛情が切なく、胸が痛くなる。
これまた廃盤です(一瞬でもDVDになっていたことのほうが驚きだが・・・)。
私はVHSの時代にレンタルビデオをダビングしたのを後生大事に持っています。
それにしても、ここで取りあげようかと思う本や映画は面白いほど絶版・廃盤。
そのため、なんだか書けずにいるものが沢山あるのです。
私はこれといってマニアックな趣味は全くないと思うのだがな〜。
・・・ハッ!もしや、私に、自分の好きな作品を絶版にする磁力のようなものが・・・???
んなバカな。
以前テレビでヴァイオリニストの高嶋ちさ子が
「自分が手にとったカード類は全部、磁気がダメになる」と言っていたけれど
妙に納得した・・・しかし私には、あんな強烈さは微塵もないざます。
|
いやいや読んでいて気持が悪くなりました・・・笑
「家畜人ヤプー」のほうが、まだ可愛いですね。
2008/12/17(水) 午後 2:33 [ すいす ]
>まさゆきさん
あああ〜、ヤプーもかなりのもんですからね・・・
でもあの荒唐無稽さが痛快ともいえるし。
「異形の愛」は痛い叫びがある分、もっと苦しいような。
とはいえ・・・イースには行きたくないです・・・
2008/12/17(水) 午後 2:59 [ salvaje ]
Oh、my God!!
2008/12/17(水) 午後 4:44 [ - ]
>oug**1se*onaさん
It's disgusting, but I can't get rid of my head.
2008/12/17(水) 午後 5:08 [ salvaje ]