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えー、この世に具現化された「カオス」というものがあるとするならば
それは間違いなく私の部屋だ。
エレベーターの中で居合わせた、さる大学教授が声高らかに
「(自分は明らかにADHDだ、という話の流れで)
ADHDの人間にとって一番良いのはね、偉くなること!
そうすれば身の回りのことを他の人がやってくれるから!」と言っていて、
私は「なるほろね〜・・・しかし偉くなれない私はどうすれば・・・」
と思っていました。
松居和代、来い!!!!!!
で・・・どこを掘り起こしてもゴロゴロと本が出てきたりして
「あ、これ買ったんだった・・・どれどれ」
とかやって時間は過ぎていくわけですが、
とにかくいらない本を処分しようと、押入れの中から忘れ去られていた
ダンボールを引っ張りだしてきたところ・・・
思春期の、自分探し(おえ〜)の残骸の数々。
ラディゲ、ボードレール、コクトー、サルトル、ボーヴォワール、バタイユ、セリーヌ、
大江健三郎の初期作品の数々(新潮文庫の、あのヘンな顔の絵のやつ)、
中上健次の初期作品の数々…その名も
「18歳、海へ」「19歳の地図」「19歳のジェイコブ」
ギャァァァァァーーーー
いや、作品自体は素晴らしいんです。
ただ、それらが、あの頃の自分の象徴みたいなもんで・・・
「ここではないどこか」のことばかり考えて、
自分は何者かになれるはずだと思いたくて、
うまくいかない(うまくいかせる努力もしてないのに)現実に逆ギレしていた
自意識ダダ漏れの自分・・・
青春なんて、クソだ。
でも、なぜかブックオフ行きのダンボールに入れられない。
こうしてカオスは温存されてゆく・・・
だから大掃除なんて、するもんじゃないんスよッッッ!!
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おおー「夜の果ての旅」ですか・・・懐かしいですな。
「肉体の悪魔」ラディゲとかランボーとかの天才少年が何の
脈略もなくボコッと出てくるのがフランスの恐ろしさ。
バタイユの「空の青み」にはかなりの影響受けました。
「19歳のジェイソン」・・・否「ジェイコブ」それは知らな
かったけど中上健次は読みづらい。学生時代は新宿で編集者を
引き連れて大いばりして呑んでいるという噂を聞きました。
青春なんてクソだ・・・青春なんてゲロだ・・・ロマンス通り
の路地にしゃがみ込んで吐き散らしたゲロと鼻水だ!
・・・・・・・・夜の果ての旅路はまだまだ続くのだろうか。
2008/12/23(火) 午後 5:29 [ すいす ]
>まさゆきさん
中上健次は、まず、顔がダメだ!!(私の判断基準の全て)
私は第二次ベビーブーム世代なんですが、私の頃には中上健次の影響力というものは全然なくて
ブッサイクな威張り散らしたおじさんがいる、ぐらいの感じでした。本を読まない人には名前も知られておらず。
対談なんか読むと村上龍あたりに「おまえの小説読んだけど、おまえ、あれなんだよな」的な口のききかたで
うわー、めんどくせえよな、こういう人・・・みたいな。
そうこうしているうちに中上健次は死んでしまったわけですが。
で、「18歳の〜」「19歳の〜」なんか読みながらも
「この連中は、なんだかぐちゃぐちゃ理屈こねてるけど、
単に酒飲んでクスリやって女とヤリまくりたいだけじゃん」と
薄々わかっていたのですが、でも、その時の私には、
「大江健三郎や中上健次や深沢七郎や、そういうギラついたものを読む
東京の女子高生」であることが重要だった気がします。
若さゆえの勘違いとわかりながらも、そういうものを注入する必要があったし、実際飢えていたのです。
ま、人生、色んな時期があるっちゅーことで・・・
2008/12/24(水) 午前 10:18 [ salvaje ]