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虎ノ門にあるJTビル内、アフィニスホールでひらかれた
「読売日本交響楽団のメンバーによるリュミエール弦楽四重奏団と仲間たち」
のコンサートに行ってきました。

なんだか、最前列のど真ん中。こりゃー眠れないね、と、一緒に行った母とヒソヒソ。

でも母はともかく、私は眠くなりようもありません。
このコンサートに行ったのは演目がすべてなので。
ブラームスの弦楽六重奏曲1番と2番。

私はクラシック作曲家で一番好きなのがブラームスで、
それも弦楽六重奏曲1番が大好きなのです。特に第2楽章。
これはルイ・マル監督の「恋人たち」に使われていて、それを観た高校生の時から
複数のCDを持っているほど、好きだしよく聴きます。

母もクラシックは好きですが、今回は「難しい」「どう聴いていいかわからない」
という反応でした(途中、落ちかけてたし・・・どついておきましたが)。

私はドシロウトなので解釈をしようともせず、ただ好きだからずっと聴いていて
曲の展開がわかるので、「次はこういう音色」と一緒に追いながら聴くところがあり、
母のいう「どう聴いていいかわからない」というのがよくわからず・・・
でも、なんとなく言いたいことはわかります。

室内楽はシンフォニーみたいにダダーン!という質量もないし、
コンツェルトみたいに派手なソロパートもなく、特に弦楽四重奏や六重奏だと
なんというか、ドーンというのがなく、ただ流れていく・・・という感じはあるのかもしれません。
それが人によっては冗長に感じられるのかも知れません。
私はそのやわらかい流れが心地よく、また一番好きな楽器のチェロが目立つので
弦楽四重奏、六重奏がたまらなく好きなのです。

うまく説明できませんが・・・
数本の毛糸(糸ではなく、毛糸なのがキモ)がゆるゆると伸びるように
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが平行(並行)していて、時に絡まり、
そしてヴァイオリンが前に出たかと思うとまた全ての楽器が融合し、
入れ替わるようにヴィオラが出て、次はチェロが出て、そしてまた進行していく・・・
そういう流れの中に身を任せて、たゆたう。という感じでしょうか。

もちろんシンフォニーやコンツェルトで好きな曲も沢山あります。
でも、やはりチェロ協奏曲に好きなものが多い。
エルガーの1番とか。ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏が秀逸です。
デュ・プレは多発性硬化症という難病で若くして亡くなった女性チェリストで、
その生涯は「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」という映画にもなっています。
主演のエミリー・ワトソンが素晴らしい。私的には「奇跡の海」といい勝負。
ちなみに、デュ・プレはピアニストであり指揮者のダニエル・バレンボイムと
結婚しましたが、私の大好きなブラームス交響曲第1番で一番好きなバージョンは
バレンボイムが指揮したものです。
と脱線・・・

しかし、これらの曲は、みんな暗い。。。
ま、ブラームスが好きって時点で暗いんですけど。ええ、私は暗いです。真っ暗です。

それはともかく、最前列で聴く演奏は、演奏者の息遣い、ボーイングのうねり、飛ぶ汗、
などが間近に感じられ、圧倒されました。
また、CDではゆったりと奏でられているように感じるのに、なんと、肉体労働なことか。
特にブラームスは難しいらしく、皆さん演奏後はグッタリされていました。

いやあ、いいもの見せてもらいました。
(細かいことを言えば、第二楽章は、ちょっと演奏が直線的すぎたかな・・・)

このアフィニスホールは、小さいホールですが質のいいものを
とてもお手頃な値段でみられるので他の演奏会も行ってみたいと思います。

京都の海賊たち

http://www.youtube.com/embed/xrQ46yM504s
indigo jam unit - AdrenaLine

*注・↑これは前回のアルバムの曲です。

一昨年ぐらいから好きで聴いている、京都のジャズバンド「indigo jam unit」。
今月、新譜「Pirates」が出ました。
相変わらず、ベース、激重。かっちいい!

でも、正直・・・どれも同じに聴こえるかな。

個人的には前々回のアルバム「2×2」が一番好きです。
なにせ、初めて聴いたのがこれで、CD屋の試聴機で1曲目の「SAKURA」を聴いて
なんじゃこりゃーーーーとコーフンして即買い。

画像は前回アルバム「REALism」の中の曲。

彼らは20代〜30代前半の男の子達で、あー、若い男の子がこういう、かっこいいジャズをやって、
しかもそれが京都発というのが、なんだかとっても今っぽいなと思います。

私は東京生まれの東京育ちで、関西の文化と交わることなく来たのですが
(そのせいなのか何なのか、お笑いに全く興味がなく・・・でも東京人でもお笑い好きは沢山いるしな)
若手のミュージシャンで、スゲー、かっこいい!と思うと、
大阪や京都で活動している人たちである、ということが多い。
エゴ・ラッピンも大阪だったし、今はなきDeterminationsも大阪。
なにか、非常に豊かな土壌があるんでしょうね。
東京が一番の中心地ではあるのかもしれないけれど、それは、全国から集まってきた結果、ともいえるし。

ともあれ、indigo jam unit。
おすすめでございます。

なんというか、すごく、推進力のある演奏をする人たちって気がします。

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