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馳書不到家という言葉がある。 手紙を出して、それが相手に届くまでの間こそがよいという意味だ。 返事もいらぬ、届かなくともよい、 他ならぬ、手紙を出したこのことこそ楽しいのだと言う心境を表している。 いまや電子メールでほとんどの用事が済むようになり、 その速さたるや、音速、光速に近い。 しかしそこに余韻のようなものはないと思うのだが、 人によっては携帯等にメールが届くのをその寸前に感じると言う人もいて、 感じ方の違いに驚く。 その人達はそれなりになんらかの情緒を感じているようだ。 私はかつて筆まめでならしたのだが、 メールが便利なことを覚え、手紙や葉書を出すことがほとんどなくなってしまった。 出すとしてもせいぜい年賀状や暑中見舞いくらいだ。 学生時代、友人達は皆あちらこちらへ散っていって、 貧乏学生には電話は高くつくので手紙のやり取りは楽しみの一つとなった。 なんか変わったことがしたくて思いついたのが巻紙だ。 でもすぐに手元にあるわけもないので、 手近な紙を張り合わせ、長い紙を作って筆ペンで手紙を書いた。 自分も面白いし相手にも好評だった。 改めて文房具屋に行くと、意外に手ごろな値段で手に入った。 時代劇のように巻紙を左手に、毛筆を右手に、 さらさらとしたためるなんていうのはその頃は出来なかったが、 手紙はしばらくその方式で出していた。 相手が喜んでいたかどうか、迷惑でなかったどうかは、 どうでもいいのだ。 それでいいのだ。
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書いたもの
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私は口内炎戦士だ。 たびたび口内炎が痛くて口内炎との戦いに心血を注ぐ人のことを言うらしい。 口内炎にはチョコらびーびー。 確かに身体の中から戦ってくれているようであるが、いきなり治るようなことは無い。 焼酎で焼いたほうがいいと言われれば、口に含んで試した、 激しみだったので思わず飲みこんでしまった。 ら、美味かった。 蜂蜜は胃薬にもなるから塗るといい。 甘くて美味しいのだろうと思いながらぺとっと塗ってみたら、あまりの痛さに悶絶した。 歯科で出してくれる塗り薬や貼り薬もあれこれ試してみたが、 塗り薬は口内の湿潤な環境の為狙いが定まらず、 貼り薬は口内炎の大きさによっては使い物にならない。 どうしてもなかなか良いのにあたらない。 結局10日前後顔を歪めながら食事や会話をする羽目になる。 そのころ、まさかそんな戦士達が世の中に存在するとは思わなかったのである。 ある日思い立ち、検索をかけてみた。 なんと、口内炎にまつわる武勇伝の多いこと!!! そこで口内炎戦士達に出会ったのである。 彼らは口内炎の攻撃に甘んじてはいなかった、日々たゆまぬ鍛錬をかさね、 薬の投下に間違いがないようイメージトレーニングを繰り返し、 敵を叩く情報戦にも余念がない。 そこで俺はこの武器を手に入れたのである、 その名も 「パープルショットのどスプレー」 水溶性アズレン配合口腔内消炎剤、 タバコによるのどの痛みやカラオケ後の声がれ、 のどの不快感、のどの炎症や痛み、 そしてなんと、口内炎に直接作用するのである!!! 白金製薬株式会社の製品である。 俺は最強の武器を手に入れたのである、敵は普段の半分ほどの期間で消滅した! 勝ったのである! 俺は勝ったのだ!! 今日の絵はその攻防。 |
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咲くまでは 草といわるる 野菊かな 不知読人 季節も秋に近づいています。 東のほうではもう寒さが訪れているのだそう。 雑草と、ひと括りにされてしまう野草にも立派な花が咲くものです。 目立たず、小さく、ひっそりと咲く花もあれば、 咲けば名のある花なのに、咲かぬうちはひっそりとしている草もある。 秋の花がきれいに咲き始めました。 野の花がまだあるうちに、 消えてしまわないうちに、 ひとつでも多くの花の名前を知りたい、 そうすれば自然に、 その草を守ることにもつながるのではと、 思うのです。
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