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確か2003年頃にアップしたものだと思います
「マイ・ウエイ」
まだ未完成です、歌詞に歌い難いところがあり、変更あり 1人(ひとり)たたずむ 暗がりのなか いったい何処の 誰なのか 鏡の前には 女が1人(ひとり) 何処から 来たのかわからない 鏡に向かって いつもの言葉(ことば) あなたは何処の 誰なのと聞くけど 分かっているのに なぜ聞くのだ 私はお前の 分身だよ いつもの心の 格闘を 鏡の中に 封じ込めずに 昔のお前に 戻ればいいさ お前の心は 広い空へと 思い切って はばたきたいのと けれども お前にゃ羽はないけど 思い切って 飛べばいいさ 崖から 落ちてもいいじゃないか 飛べると思い込めばいいさ 空飛ぶ 羽は 心の中 「マイ・ウエイ」の歌詞を現在の私の心境として、馴れない詩を2日がかりで書いて みました。 全くの素人で、専門的には多分可笑しな詩だと思いますが・・・・ この詩も何年かかるか分かりませんが、気が付く度に書き換えて、最後はカラオケ で熱唱出来るのが夢です。この歌詞の変化の過程をお楽しみ下さい。 このエッセーもHPに記載していました(今はまだ開けるので今の内に移項します)
ホームページ時代の私のハンドルネームは「マダムX」でした
丸山健二氏(芥川賞受賞者)婦人公論記載より抜粋
2004-9-26
ある小児ガン病棟の先生のお話から
2004-8
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agasaのホームページ
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agasaのホームページです
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/8128/right.html
13年ほど前 小説家を目指してホームページに短編小説を作ってはアップしていました
13年ほど前 小説家を目指してホームページに短編小説を作ってはアップしていました
文章力はまだまだ未熟 恥ずかしいのですがHPのネットが切れた時に全部失うので記録としてこれから少しづつブログにコピー 記録として保存します
恥ずかしいので片目を瞑ってお読み頂ければとても嬉しいです
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13年ほど前 小説家を目指してホームページに短編小説を作ってはアップしていました
文章力はまだまだ未熟 恥ずかしいのですがHPのネットが切れた時に全部失うので記録としてこれから少しづつブログにコピー 記録として保存します
恥ずかしいので片目を瞑ってお読み頂ければとても嬉しいです
2024年の夢子さんの生活
次男夫婦の訪問
「ピーツピッー」アラームの鳴る音と、同時に静かなクラッシク音楽が流れてきた。モ ーツアルト40番ト短調。 「うううん!」と夢子さんは目を覚ます。ゆっくり目を開き、大きく深呼吸をする。 枕元にあるスイッチを押す。 カプセルのようなベッドの上が静かに両側に開き、ゆっく りと上体を起こした。
ベッドから出て口で「シャワーを浴びたいの」と言うと、ベッドのそばの床が開きガラ ス張りの細長いシャワー ルームがせり上がって来た。
パジャマをベッドの上にポイ!と投げると、スルリとそのシャワールームに入った。中は湯けむりでガラスは全部 不透明になる。
しばらくしてシャワールームの入り口にセットされたバスタオルで全身を包みシャワー ルームから出た。 それから、ベッドのそばにかけていた部屋着に着替えた。 「シャワールームを閉じて」と声を出すとシャワールームは元のように、床の中に収納された。 部屋の様子は12畳ぐらいの広さにただ、カプセル式のベッドが1つ。それ以外は何も ない。 夢子さんは「ベッドをかたづけて」と言葉を言うと、ベッドが床の中に収納された。12畳のスペースには何もない。 今度は「ソファーを出して」すると天井の一部が開き上からソファーが降りてきた。 「テレビ」と言うと壁に沿ってスクリーンがスルスルと下りてきた。 「NHKを見たいわ」カチャンという音と同時に大型スクリーンにテレビが映しだされ た。朝のニュースのようである。 ゆっくりソファーに座りテレビのニュースを見ていた夢子さんは、「キッチン」と言う と、先ほど壁だと思っていた壁 が開き小さなキッチンが姿を現した。
大きな冷蔵庫とカウンターの簡単な作りのキッチン。 冷蔵庫に向かい「朝食用意して」と言うと冷蔵庫が開き、綺麗に整頓された冷凍食品が出てきて、自動的にレン ジの中に入れられた。
数分後レンジで温められたれ冷凍食品がカウンターの上に置かれた。 トレーの中には牛乳、トースト、切り分けられたフルーツがあった。 今のレンジは凄い、トレーの中にある材料はそれぞれの品に応じた解凍、温めが出来る センサーがついてい て、全く冷凍食品とは思えない。
キッチンのカウンターで簡単な朝食を終え、カウンターの上にあるボタンを押すと温か いコーヒーがカップに入れ られて出てきた。
ソファーの横には小さなサイドテーブルがついている、そのテーブルに夢子さんはコー ヒーを置く。 そのときに電話のベルが鳴る。夢子は「OK」と言うと受話器の向こうから「夢子さん、お元気ですか」と次男の奥 さんの由美子さん からの電話のようだ。
夢子さんはコーヒーを片手に「大丈夫よ、夢子さんに異常なし」 「夢子さん、今日そちらに伺ってよろしいですか、大輔さんと一緒に夢子さんにご相談がありまして」夢子はコー ヒーをひとのみして
「いいわよ楽しみに待ってる、気をつけていらっしゃい」電話は切れた 「なんの相談かな?」ちょっと気になった。 「大輔たちが来るまで少し時間があるから、あさって締め切りの連載を仕上げておくか な」「書斎開いて」テレビ のスクリーンが スルスルと上に上がり、両扉が開いて書斎の扉が開いた。コーヒーを片手に書斎に入った。
6畳ぐらいの広さの書斎で、大きな机にノートPCがある。 机に向かいPCのスイッチを押す。 PCに向かいしゃべり始めた。PCの画面にみるみるうちに文字が映し出された。音声で動くPCのようだ。 3時間ほど時間が経った頃、インターホーンの音。 「インターホーンOK」と言うと書斎の白い壁に画面が出た。多分玄関に設置している画像インターホーンから送 られる画像のようだ。
中年の男性に中年の女性、男性が「お母さん開けて」どうやら次男の大輔と由美さんの ようだ。 「ドアオープン」と言いいながら夢子さんは玄関へと行く。 玄関のドアが開き2人は部屋に入ってきた。 「夢子さん、ご無沙汰してます」由美子は手に持ってきた紙袋を前に出す「お母さんの大好きなケーキだよ」 「有難う、2人とも、中に」と包みを受け取りながら、玄関の扉を閉めた この家は3階建てになっている。1、2階は外見には外から見ると煉瓦作りの壁しかな い。地下と2階は色々な 家具などが収納され、
コンピュータでその都度1階の居間の方に家具が移動するシステムになっている。だか ら外見はレンガ作りの壁 になっている。
1階はすべて外壁は煉瓦の壁になっている。老人の家でセキュリティーを考えての建築。 外からの家の形は正方形のタイル張りで、3階だけがガラス張りのサンルームのように なっている。 3階の屋根は六角錐のガラス張りで六角形の面はすべて太陽光線を集めて電気に出来る ソーラーシステムに なっている。
六角錐が集まる頂点からエネルギーを階下に導くパイプが家の真ん中を貫いている。そ のパイプから各部屋に 電気が通っている。
地下は電気の逐電貯蔵庫のようだ。 天気の良い日に蓄電しているので、太陽の出ない日でも十分に1件分の電気量まかなえ る。すべて電気で生活 は出来る。
3階までエレベータが設置され、夢子さんは2人をエレベーターで3階につれていった。 3階は20畳ぐらいのワンルーム、全部ガラス張り、でもこの時代にはガラスの進歩が早く透明ガラスで、あるセ ンサーをガラス に通せば外からは全く見えないガラスが出来た。
ソーラーも昔は線がガラスの中に入っていた。でも今はガラスそのものがソーラーにな っている。 部屋の隅に4畳ほどのバスルームがある、バスタブがあり、ゆっくりねそべてバスタブ に入れる。外からは見え ないがバスルーム の中からはバスタブに横たえて、夜空の星を眺めながらの素敵なバスタイムを過ごせる。
3階に上がった由美さんが「本当に夢子さんの設計された家は素敵ですね!」3階は主に来客用にしている。バ スルームは部屋の内側からはミラーになっているので、客には分からない。
この家は小高い丘の上にあり、目の前には、海がある。 「今日は涼しいので、部屋を全開してみようね」夢子さんは「オープン」と言うと六角 錐が一度に全開を始めた。 静かにちょうどおみかんを上からむいていくように。全開すると涼しい風、海の匂いが、「やっぱり、ここは空気が 綺麗ですね」と由美さん が言うと「最初は私も都会で老後と思っていたけど、今ではこの景色と海の匂いが一番
の薬ね」
「あなたたちお昼だけど、お寿司たべない?」2人に薦めると「夢子さんのところのに ぎり寿司は、とても美味し い!嬉しい」と
由美さんと次男は大喜び夢子さんは壁のところに行き、ボタンを押す。10ほどして小さな窓が開き3人分の、に
ぎり寿司が出てきた。
下のキッチンとこの小さな窓は連結しているようだ。夢子さんがまたボタンを押すとコ ップにお茶が上がってきた。 3人は中央にある丸いテーブルの上にお寿司を運び食べ始めた。 「このお寿司は間違いなく美味しいので必ず切らさずに冷凍庫にストックしているの、でも本当にこの20年のPC の進歩は素晴らしい。
「お母さん、今日僕たちがここに来たのは、お母さんのことさ、これから先ここでの1 人暮らしは無理なんじゃな い」と次男は話す
「夢子さん、私たちと暮らしましょう、もう綾もアメリカに留学していないし、雄太は東京の大学だし、私たち2人で は家が広すぎます、 3人で楽しく暮らしましょう」由美さんが食べている箸を下に置き話続ける
「有難う、気持ちだけで嬉しい、今は昔と違い老人の1人暮らしも可能なのよ。車だっ て自動運転だし、何処にで も自由にいける でしょう」と夢子さんが話すと
「お母さんが20年前に言っていたこと思いだしたよ」
「きっと将来自動運転自動車が出来る、でもどんなに自動運転自動車が出来ても乗るた めには免許証がいる。 その時になっての免許習得は絶対無理だから、今免許を取るって、お母さん53歳で教習所に行き免許取ったの
は大 正解だったよな」
「でしょう!誰でもが乗るのは問題があるので、今のところ政府が75歳以上の老人に のみ、自動運転自動車を 販売してよいと言う法律が出来たものね、そのおかげで老人の起こす交通事故は皆無になったものね」と得意そ
う に話す。
そばで聞いていた由美さんは「夢子さんの20年前の夢は達成されましたよね、今では かなり有名な小説家にな られましたよね」
「そうね、運が良かったのね」 「それに科学の発達も凄い勢いで進歩したものね」
中でもロボットの開発も早く今では家庭内にお掃除ロボットが大活躍、三角形のロボッ トが家の隅々まで掃除し てくれる。このロボットの出始めは丸い球だったが、丸では隅が掃除できないそれで形が三角になり、やっと隅の
埃 を三角の先で吸い取り角の掃除が可能となった。
「私はまだ大丈夫、小説の仕事もあるし、それにあなた達の人生は今からよ、子供を育て上げやっと夫婦2人に なれたじゃない、今からが本当の夫婦を築き上げる大事な時期よ、私が一緒だとやっぱり無理が行くよ」
「あなた達がそう言ってくれるだけで十分。私が病気になったときに入院の手続きをし てくれれば、もうそれだけ で十分」
3人とも綺麗にお寿司を食べ満足満足 「ねえ、夢子さん、例のカプセルベッドを見せて下さい、まだ私1度もみていないので す」由美さんは夢子さんに 懇願した。
「いいわよ、まだ我が家に来てから1週間も経っていないから、いらっしゃい」夢子さ んはオープンした屋根を「閉 じて」とコンピューターに指令。
屋根は静かにもとの六角錐のガラス張りの屋根に戻る。 1階のフロアーに戻り、ソファーを上に上げ、下からカプセルベッドを出した。そのカ プセルベッドが長さ2メート ル幅1メートルの流線型のカプセル。カプセルの上にあるボタンを押すと真中が開く。
「何故これだけ、コンピュータ操作ではないのですか?」と由美さんが尋ねると「これ だけは、ベッド自身だけの 独立したコンピュータなの」と開いたベッドの中を指さした。「ほとんど内側からの操作、理由はセキュリティで外
部から操作されれば危険があるでしょう、 先ほどのボタンも私の左指の指紋で開くの」
「このベッドは私しか使用できないのよ、最終的には私の棺おけとなり、このまま火葬 場で焼いてくれるといいの よ、昔のように骨だけに とはならないの、この容器は全部燃えると後は水になるによ、散骨もしなくて済むし、
便利よ」
「これって、夢子さんの大発明ですもんね」由美や大輔はうらやましそうに、ベッドに触っていた。 このベッドの中は冷暖房が自由に設定できる。蓋を閉めた状態では中から、そこはスク リーンになっていて、手 元でテレビが寝た状態でゆっくり見る事が出来る。上下に4つのスピーカーからステレオ音楽も聴ける。
本当はこのベッドの中は裸の方が心から安らぎ、胎児が子宮の中に眠る感覚で作られた。 夢子さんの頭の中には、20年前からこのベッドのアイディアがあった。 ベッドの、頭 上の周りには小さなテレビ画面があり、部屋の内外を自由に モニターできる。火災などの時は部屋
の温度センサーで、ベッドの中に警報がなり、ベ ッドが金庫の状況になる。火災の温度では燃えない、センサー
が火災の温度になると、ベッド内は24時間分の圧縮酸素がじょじょに出てきて酸欠にはならない。どんな衝撃に
も耐えられる作りになっている。
「夢子さんは5年前に小説がベストセラーになり、巨額な大金を手にされ、それを資金にこの家とベットを考案さ れ、それが実現でき、 家の設計料と、このベッドの売上でまた財産つくられましたものね」由美はちょっと羨
ましそうに話す。
「人間の運命って、わからないものね」 「でもこのベッドは、老人だけのものよ、若い者には早すぎる」 「そうですよね、だって2人一緒にはいれないんですものね」と由美は大輔の顔を見な がらふふふと笑う。 「そう、1人暮らしの人間にだけ与えられた特権よ、このシステムは今のところ1人分し か能力発揮できないから」 「今夜、夕飯一緒にしない?」夢子さんが言うと 「すみません、今日はこれから、食料品買出しなんです」と大輔の方にむかって、「大 輔さんマネーカード忘れて ない?」大輔はポケット から「大丈夫、ちゃんと持ってきてる」「あなた達はまだ若いので、ちゃんと生の食品
を使って料理しなさいよ、私はもう、冷凍セット食料で十分、私1人だし、料理する時間、小説を書く方が楽しいも
の」大 輔夫婦は「今日はお母さんの同居を薦めにきたんだが、ちょっと、まだ無理のようだね、仕方ない、由美今
日は帰るかね」と大輔はがっかりし た様子で帰っていった。
2人が帰った後 「同居か?悪くはないと思うけど、やはり由美さんに精神的負担をかけるよね、でもこ の20年間由美さんとの人 間関係は良かった、昔の私と姑の関係とは全然違う。お嫁さんに私をお母さんと呼ばせなかったのが良かった
みた いね」
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「携帯電話」 手塚智子作(agasaのペンネーム)
横断歩道を小走りに渡る女性がいた、彼女のお目当ては交差点のすぐ前にある喫茶店のようだ。 喫茶店の前で彼女はバックの中に手を入れ何かを探している様子、バックの中を見ながら喫茶店に 向かっていると、横から歩いていた男性とぶつかってしまった。 「あらっ!すみません」と彼女は男性に謝った。 「いえ!僕もよそ見をしていましたので、僕の方こそ、すみません」 すらりとした身長180センチはあるだろう、優しそうな目が彼女には強い印象として瞬間的に感じた。 青年は喫茶店の方を見ながら、反対側の道の交差点を渡って行った。 彼女はその青年の後ろ姿を何となくぼーっと見ていた。我に返り 「さあ!亜紀を待たせてはいけない」と喫茶店に走り込んだ。 彼女は店内を見渡し、奥のテーブルの派手な服を着た女性に手を振り、急ぎ足で彼女のところに行った。 「亜紀ごめん!遅れて」とテーブルの野上亜紀に謝る 「うううん、私も今来たところ、静香ごめんね、呼び出したりして」 木下静香はウエイトレスに合図をしながら椅子に座った 「私は大丈夫よ、時間一杯あるもの、亜紀のように毎日デートしないから。今の彼氏は何人目?」 ウエイトレスが注文を聞きにテーブルにやってきた。。 「コーヒーお願いします」 「かしこまりました」とウエイトレスは一礼して下がった。 「今の彼は5人目よ」と少しも悪びれた様子はない亜紀にあきれ顔の静香 「亜紀はいいわね、何人も彼氏がいて、私なんか全然駄目」と少しふて腐れ気味の静香 ウエイトレスがコーヒーを静香に運んで来た 「有難う」と静香はウエイトレスに。 「すみません、私もコーヒーをお願い!」と亜紀は注文する 「亜紀まだ、コーヒー頼んでいなかったの」と静香は自分のコーヒーが先にきたのが悪い気がした。 「ううん!携帯にメールを入れてて、注文するの忘れてたの」とそう言いながらバックの中をゴソゴソと捜す やっと目的の物が見つかったらしい。 亜紀は「ああ。嫌になっちゃうまた、携帯電話の請求書」と封筒から請求書らしきものを出す。 「いくら?」と静香は請求書を覗き込む「うわっ!3万!誰に電話するのよ」 静香はあきれ顔で亜紀を見る 「だって!彼氏との繋がりを繋ぐのは電話でしょう!」 「あきれた!お金ないないと言いながら、倹約の余地はあるじゃない」 亜紀は請求書を折りたたみながら 「静香はいいよ、私は彼氏には不自由しないけど、お金には全く縁がないから」と亜紀はため息まじり。 「亜紀それは貴女のお金の使い方が派手すぎるのよ」と反論まじりに静香は言う 「静香貴女はお穣様だからお金の心配しなくて済むからいいわよ!」と亜紀は静香を羨ましく思っている ようだ。「亜紀!お互いにたして2で割るとちょうどいいのにね」 「本当にそうね」と2人の意見はぴったり。 「亜紀、私ね、ハワイ旅行が当たるクイズ番組に応募しているの」と身を乗り出して静香は亜紀に話す 「へーーっ!どんなの?」と亜紀はちょっと興味深そうに尋ねる。 「ラジオ番組で、携帯電話番号が抽選券の変わりになるの。でもその時に携帯電話に出る事と、 ラッキーナンバーを答えなければ駄目なの」 「じゃっ!もしも何かの都合で出られないと、駄目なの?」 「そうよ、その番組の時間帯を忘れると、パーね」と静香はバックの中をゴソゴソし始めた 「静香、その番組はいつ?」 「うん、今日」と、なおも静香はバックの中を何か捜している 「静香、今日の何時?」と亜紀はしつこく尋ねる」 「夜の9時頃、でもかからない方が確実ね」と静香は話ながら 「あっ!あった、亜紀私携帯を変えたのよ、ほらっ!」とやっとバックから取り出した。 「えっ!静香、それ私と同じ!」と今度は亜紀がバックの中をゴソゴソ捜し始めた。 「ほらっ!」と白い携帯電話を取り出す。2人でテーブルの上に並べて置いた。 2人とも「白は今年の流行だもんね」 ウエイトレスがコーヒーを運んで来た。 「お待たせしました」とコーヒを亜紀の所に運ぶ 「有難う」と亜紀はテーブルの上に並べた自分の携帯を取ろうと手を伸ばした時に、カップに手 が触れひっくり返す。 「ごめんなさい」と急いで携帯電話が濡れないように2個一緒に持ち上げる。 「良かった、携帯にコヒーがかからなくて」携帯電話をそれぞれ手に取り、バックにしまう。 静香がふと窓の外を見る。 「亜紀、ほらっ!ちょっと窓の外を見てごらん!何だか先ほどから私たちを見ているようよ」 静香に言われて亜紀が喫茶店のそばの街路樹の下にいる男性を見る。 街路樹の下でこちらの方を見ている男性がいるが、木陰のために顔がはっきりは見えない。 「えへへ!私の彼氏よさっき話した5番目の彼よ」と、すこしはにかみながら静香に話す 「へーーっ、どんな人」と静香は亜紀につめよる あのね、彼は良い人なんだけど、」 「亜紀、もったいぶらずに、」と静香は少しイライラしはじめた。 亜紀はモゾモゾしながら 「デートをするでしょう、他の四人は全部費用は彼らもちなの、でも彼だけは割り勘」 「なんで?」このごろの若い女性は割り勘ではなく、彼氏に奢らせるのが流行っているらしい。 「彼は5人兄弟の長男なの、それで奨学金とアルバイトで学費を払っての。だから!」 亜紀は外にいる彼氏をチラッ!と見ながら話す。 「亜紀にしては珍しいじゃない、てなことは!本命なんだ」 と言う静香に慌てたように 「そんな事ないよ、まだ知り合って間もないし、これから先のことは分からないよ」 といいながら外の彼氏のことが気になって仕方ない様子だ。 「亜紀!ほらほら!彼、こちらに気が付き手を振ってるよ」と静香は亜紀にうながす 「ごめん!彼とはここで友達と会うことを話したいたので、迎えに来てくれたの」 亜紀はそわそわとしながら、バックから財布を取り出す。 「静香、悪いけどごめん!今度逢った時はゆっくり話そうね、この前静香にお借りしていた、3万円を お返ししようと、来てもらったの」亜紀は財布から3万円出すと 「本当にこの前は助かったわ、有難う」亜紀は3万円を綺麗に重ねて静香のテーブルの前に置いた。 「亜紀そんなに急がなくてもよかったのに」と静香が言うのを待たず 「静香、ごめん!またね」と亜紀は外で待ってる彼氏に手を振り、合図して喫茶店を出て行った。 ここは野上亜紀のワンルームマンションの一室。 玄関の扉を開けると、目の前にはベットがあり、玄関横には小さなキッチンがあった。 キッチンといっても、小さな流しの横に一口コンロがあるだけの簡単なキッチン。 反対側にはユニットバス、その中にトイレが設置してある。ちょうどビジネスホテルを少し広くした感じのマンション。 バスがら出たばかりの亜紀は、頭をバスタオルで包み、身体も別のバスタオルで包んでいる、さながらシャンプの CMテレビコマーシャルの格好。 ベットの上にドカン!とあお向けに寝る。 「何よ!拓也の奴、食事しただけで明日はバイトが早いので、って!・・・さっさと帰ってしまい。 折角ファッションも決めて行ったのにつまんないデート!」と独り言を言いながら、テレビのリモコンに手 をかけた時に携帯電話が鳴る。 亜紀は「拓也のやつかな?」と言いながら 「はい!もしもし」と電話に出る 電話の受話器からいきなり 「はーーーいっ!おめでとうございます、ハワイ行きの幸運の女神様が、貴女に微笑みかけていますよ」 続けて 「後一息です。今日のラッキーナンバーは?」と立て続けに受話器からの男の声。 亜紀はびっくり! (静香が話していた電話だわ!でもラッキーナンバーなんて・・・何でもいいから言っちまえ」 はいっ!はっ!えーーっと!(私の誕生日が8日だから)8です」取り合えずは声に出して。 すると、受話器の男が 「おめでとうございます!貴女をハワイにご招待します。早速ご招待状をお送りさせて頂きます」 即座に亜紀は 「すみません、しばらくルームメートのマンションに滞在しますので、招待状はそこに送っていただきない でしょうか」亜紀はわれながら、対応のすばしさには自分で感心した。 「ご住所は後ほどラジオ番組終了後にお聞きします、この携帯でいいですね、再度本人確認のための 電話を入れます。」 電話は切れた。 「静香の携帯と喫茶店でコーヒーをこぼした時に間違ったんだわ」でも何だか亜紀は落ち着かない。 静香にこの事を電話しようか、どうしよう!と迷った。 しかし亜紀は「静香には少し悪い気がするけど、もし静香が電話を受けていたとしても、ラッキーナンバ ーを当てること出来た可能性は分からない!いいよね、このハワイ行きのキップもらっても」と自分に 言い訳しながら納得させた。 しかし?もし静香がラジオ聞いていたらどうしよう?亜紀は再び携帯を取りダイヤルをプッシュする。 呼び出し音の後静香が電話に出た。 「静香、さっきはごめんね!・・・で・・・・どうだった?」と亜紀は静香の行動を探るような気持ちで静香の 言葉を待った。 「亜紀それがね、ちょうどその時に電話が入り、聞けなかったの、でも多分駄目だったよ」 その静香の言葉に亜紀は右手をガッツポーズを取る。静香は電話の外での亜紀の様子をしるよしも無い。 「それより、彼とはどうだったの?」静香は何だかせかせるように亜紀に尋ねる 最低よ、あんな奴、全然レディーファーストじゃないもん。・・・でもその素朴さがいいのかも」 と話ながら、亜紀の頭には彼のことよりも、ハワイ行きの事で一杯だった。 「ねえ、亜紀私ねちょっと冒険してみようと思うの」珍しく静香の口から冒険と言う言葉が出るのは。 亜紀は心配そうに 「どんな?」 亜紀は静香に不思議そうに尋ねた。電話の声はいやに弾んでいる。 「うん、私ね勇気をもって逆難破をしてみようかって」との静香に亜紀はびっくり、と言うより今の静香の 言葉が信じられない。 「静香凄い進歩じゃない、どんな心境の変化?」今までハワイ行きのことしかなかった亜紀は、静香の 言葉にショックをうけ、電話の静香の話に聞き入った。 「うん、ちょっと運命のいたずらで、ある男性と会う約束したの。それで、今までのような消極的ではなく、 こちらから積極的に行くことにしたの」なんだか静香の性格まで変わった感じの静香の声にただ、・・・・ 「凄い、凄いその調子よ、頑張ってね、私も応援するから」とエールを送る。 「それから、亜紀携帯電話を間違えたみたい、ここにあるのが亜紀の携帯のようよ」 亜紀は一瞬ドキリとした。 「えっ!(どうしよう、ばれたかも、でもラジオ聞いてなかったと言っていたし、問い合わせの電話もここだし) どうして分かったの」と亜紀は少し探る感じで尋ねた。 「帰ってから、友達に電話しようと思ったら、メモリーが知らない人ばかりだったから」あわてて亜紀は 「本当?私まだ電話していなかったから気が付かなかった」胸はドキドキの亜紀 「明日お昼休みに逢って交換しようね」と静香は「そうね、じゃ明日ね」と亜紀は電話を切った それから、ひと月後 ここは常夏ハワイのワイキキビーチ。 色とりどりのビキニ姿の男女、日本では考えられないが熟年カップルの奥方もビキニ。すこしお肉がビキニからはみ出てる。 でも誰も気にしない。 そんな浜辺をサングラスをかけた日本人らしき男女のカップルが歩いて来た。 ここはアメリカだが、まるで日本の浜辺のように日本人の姿が多くみられ、一瞬「ここは?」とおもうほど。 先ほどのカップルに、後ろにあとすざりしながらカメラを撮っていた女性がぶつかった。 その女性は男女のカップルに「すみません!」と誤った。 男女のうちの女性のサングラスが、ぶつかった拍子に落ち、その女性は落ちたサングラスを拾い 「ごめんなさい!カメラに夢中になっていて」とカップルの女性にサングラスを渡すために顔を上げた。 2人の女性が顔を合わせたとたん 「亜紀じゃない!」 「静香じゃない」 と2人同時に相手の名前を呼んだ。側にいた男性も驚いたようにサングラスを取った。 「拓也、此処で何してるの?」ともうびっくりの亜紀に 「亜紀こそ、此処で何してるの?」と静香もびっくり。3人がしばらく顔を見合わせた 亜紀、静香が同時に 「あっ!・・・・・・・・・」 2003-5 |
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ちょうど10年前に書いた短編小説の一部です
まだ文章力もなく、少々おかしな文章の所がありますが、片目をつむってお読み下さい
ホームページをコピー、貼り付けをしています
「夢子さん病院へ行く」
大輔たち夫婦が帰った後に、夢子さんは少し寂しい気分になったようだ
その気分を打ち消すように「今日は2時からが眼科検診があるんだった、そろ そろ支度をしなくては」と「よっこらしょ」と掛け声をかけて椅子から重い腰 を上げた。 夢子さんはちょうど玄関内の扉の前に立ち、ドアの横にあるスイッチを押し
た。 見る見るうちに夢子さんの身体はとちょうど玄関の巾だけがリフトのように下
に降りていった。 下に下りると同時に下の部屋の電気がつく。
下は6畳ほどの広さのクローゼットになっていた。3つの扉があり、1つの扉 を開くと細長い楕円形の動く洋服がけのような設備である。その横のドアは靴 にバッグ小物と分かれていた。 ボタンを押すとグルグルと洋服が回って着ようとする洋服を簡単に探すことが
出来る。部屋全体が乾燥設備もあり、服の保存状態をキープすることが出来 る。 夢子さんは「今日は少し、派手なのにしようかな」と薄いジョウーゼットのブ ラウスを手に取った。 鏡は扉全部が鏡になっている。 鏡の前でちょっと楽しいショータイム。それからまた壁にあるボタンをおした
。 夢子さんのドレスアップしたそのまま身体は上に上がって行った。玄関内の場
所に立ち「さっ!病院にいくか!」と玄関のドアを開いた。 外に出ると手にしたリモコンのスイッチを押した。庭の芝生は真ん中から割れ
て地下から流線型の2000cぐらいの中型の自動車が出てきた。 車は乗る前にリモコンで道路のほうへ動いて家に横ずけのような形で止まった。
夢子さんが車の横に来ると扉が開いた。今の車はほとんど横にスライドをする
ドアの形になっている。 この車がさきほど大輔たちが話していた自動運転自動車です。
夢子さんが車に乗り込むがハンドルはない。ちょうど飛行機のコックピットの
ような感じでメーターやモニターテレビの小型のようなものが3つあった。 どうも、左右と後ろのモニターのようだ。
夢子さんは車に、まるで友達のように話かけた「今日も病院につれていってね」
と車に話かけると「はい!夢子様病院までお連れします。今日は天気のようで 私も楽しく運転ができそうです」と。 高性能なロボットが車に組み込まれている。ロボットの姿はないが、頭脳は車
の心臓部で手足は車のタイヤに接続されているようだ。 「今日はこの前のようにはスピード出さないでよ、危ないから」と夢子さんが
話すと、「すみません、この前は病院のしまる間際だったので、つい!」「ご めん!私もぐずぐずしていて遅くなったももんね」 2人の会話を聞いていると、まるで運転手さんと2人車にのっているような感
覚になる。 本当に科学の進歩はすばらしい。
車で15分ほどのところに病院があった。
大きな病院が2つ並んで建っていた。でも良くみると病院の後ろには大きな建
物がある。 夢子さんは左の病院のほうに車を入れた。病院の地下は全部駐車場になってい
る。昔は地下に病院の大事な発電機や機械ボイラーなどがあったが、一度大水 でひどい目に合いその経験から地下は駐車場にして、今まで地下にあったもの は、全部屋上に設置してある。 地下の駐車場も、入り口で箱のようなものに車を入れると後はカード1つで自
動的に車を保管してくれる。 帰りもカードを機械に入れると車は目の前まで運んでくれる。
夢子さんは車を預けて、病院のドアを開いた。ここには昔のように受付はいな
い。入り口でカードを差し込むとちょうどエレベーターの入り口のようなもの が20ほど並んである、その1つが開くのでその中に入る。 診察受ける階の前でエレベーターは止まる、患者はその階におりてから目指す
診察室に入る。 待合室には数人の患者さんしかいない。昔の歯医者のように、すべて予約にな
っている。 でも急患は?それは先ほど病院が2つ並んで建っていたと説明したのがそのわ
け。夢子さんが入ってきた左は予約専門の病院。右は急患専用の病院で、スタ ッフは主に急患のほうに沢山配置されている。 病気も慢性的な病気が多くなった時代で、定期的な検診と薬を渡すだけで簡単
に済むシステムがほとんどになっている。 薬も病院では渡しません。この病院での検診の結果は全部カードに入力されて
いる 調剤薬局が地域に綺麗に区分けされ設置されている。患者は検診が終わった後
は家に帰り家から調剤薬局にPCでカードを入れて送信します。 調剤薬局は送られた患者のデーターから病院が調剤する薬を、患者の家に配達
する。昔、調剤薬局がこのようなシステムになっていたことがあった。 しかし調剤薬局が自宅から遠い、病院でもらわないと不便だとの声で中止とな
った。 しかし今のように配達の形をとるようになって、その問題は解決された。
また調剤薬局が近いところでは配達ではなく直接調剤薬局に行くかどうかは、
本人の意思に任せるとなっている。 きめ細かいサービスは民間では無理だった。そのために調剤薬局は国の運営と
なった。昔病院との関係で成り立つという門前商売だったので、色んな問題が 起きていた。 国の運営になることで、医者と製薬会社との癒着もなく薬価の安定にも繋がり
、患者のための医療となってきた。 さて!夢子さんはどこに?
いました、診察室の前に。
夢子さんの名前を呼ばれて診察室にはいっていきました。
80歳以上になると、皆MRのような機械に入っての検診がある。放射線やエコ
ーなどでない新しい方法での検診。 昔は放射線は身体に悪い、エコーも全く身体に無害というわけではなかった。
今は空中にある微粒子を使った画期的な身体に完全に無害な検査方法が発明さ れた。何度検査しても全く身体には害があない。それで、目の検診、内臓の検 診に来ても、必ず80歳以上の者は皆病院に検診に来たときにこのボックスの 中に入っての検診を受ける。 自覚症状のない部分でも、身体の異常な部分があれば、その部分に危険信号の
シグナルがなるという優れもの。 早期発見があれば、その分の治療が早くできて、結局は老人の医療費を最小限
にすませることができる。 このシステムが出来てからの老人医療費が半分になった。
そして元気に老後を送る老人がおおくなった。またその老人のことは後の話題
にして。 今日の検診で夢子さんは何処にも悪いところはなく、まずは一安心。
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