あと三年なんとかならんか〜欲は限りなく…
「孫が中学に入ったから、せめて卒業するまであと三年なんとかならんか?」と言って来られた82才のおばあさんがおられます。僕は「わかりました、できる限り最善を尽くします」と答えました。以前より、子供が結婚するまでとか、孫の顔を見るまでなんとかなどたくさんの方が申し出てこられました。
生きていれば死とはいつも隣り合わせのようなものですから、本当のところは明日のこと、いや今晩のことだって誰にもわからないものです。たまたま話の流れの中で出た話であっても、それは本心なのですから、「さあわかりませんと言うより」、「大丈夫ですよ!心配なく」と答えた方がよいでしょう。
このお孫さんが三年後今度は高校に入られた時、、きっとこのおばあさんは高校を卒業するあと三年なんとかならんかと言われるに決まっています。今まで何百人、何千人と同じようなことを言って来られたのですから、このおばあさんも御多分に漏れず人並みでそう言われるでしょう。人間欲は限りないものですが、何かの目標を持って、あるいは何かにかこつけて楽しみを持ち生きてゆくことも大切ですから、それはそれでよいことなのではないでしょうか?欲張りなのも生きるためには必要不可欠とも思えます。
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