あがわを呼べ! 〜判断はあんたに任す
あがわ医院で診ている患者さんの中には、住まいの電話の上に“あがわを呼べ”と紙に大きく書いていらしゃる方がおられます。少子高齢化で核家族化した田舎では、独居老人や老夫婦暮らしの方も結構多いのです。そんな方がもし万一倒れられた時、すぐ救急車を呼ばずにまずかかりつけのあがわを呼んでくれということです。
駆けつけた僕が診察して、何とか元通りやそれに近いものになるものか、かなり重篤で万一助かったとしても植物状態などになり身内に迷惑がかからないか判断をしてほしいということのようです。中途半端になる確率がかなり高いのなら、大きな病院などに送らずそのまま家でそのまま静かに見守って診てほしいということのようです。
希望はよくわかりますが、医学的な判断がむずかしい場合もありますので、ケースバイケースだと思われます。患者さん本人がやはり主人公ですから、常々願いはなるべく聞き届けてあげたいとは思ってます。生きている限りはどんな状態でも死にたくないは本能ですけど、自分のことは自分で出来る、出来る限り迷惑をかけないのなら長生きも悪くないとも考えなくはありません。
各自各様の家族構成や状況がありますので、その場で僕に出来る一番最良の治療、判断をして患者さんのご希望にお応えしたいと思っています。もちろん、頼まれても毒を盛るようなことはしません。
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