あなたならどうする!?〜2つの“カチン”
“やめる医者から他院へ紹介状がある方ですが、数日前より咳がひどく、ほとんど食も進まないおバアさんが往診してほしい、来てくれる医者なら誰でもよいから…”と、役場の保健担当者らしき人より連絡が入りました。
ここで問題は二つあります。
まず第一に紹介状の相手が別の往診しない医者であることと、第二に往診してくれる医者なら誰でもよいということの二つと思います。
例えれば、“婚約者は決まっているがまだ結婚はしていないので、すまんが一晩相手をしてやってくれ、あなたじゃなくても誰でもよいから”と言っているようなものでしょう。
電話のあった金曜日は僕自身体調がすぐれず、しかも他に往診が一軒入っていたので、“今日はちょっと無理です”と断らせて頂きました。
月曜にもう一度その担当者より往診依頼があり、大王崎灯台の所まで結局往診に参上しました。まだ日も短く、晩の暗がりではなかなか家の見当が昼間よりつけにくいものです。27年もの長きに渡り住んでいるこの町でも、入り組んでいる民家の裏道は誰しもわかりにくいと思われます。
それ以後もう二回往診しましたので、結局三夜お相手をした次第です。あれから2〜3週間経ちましたが、その後良くなったとも悪くなったとも、嫁いだとも言って来られませんが…。
あなたならどうする!?婚約者じゃないんだからと最初から断るのか、声がかかるうちが華と一夜の過ちを犯すのか、それとも何だろね〜。僕は三度の過ちを犯してしまったのですけど…(ザンゲ!?)。
(追記)その後、初回の往診から一か月以上経った4月8日に、本人より連絡がありました。
“大変世話になったのう、また何かあったら頼むわ”と…。“結婚してからも時々会ってくれ、関係を続けよう”ということなのかなあ。
最後の砦に心の支えと思って頂くのはとても嬉しいことですが、他の医者の何か尻拭きばかりしているような…。
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