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カトリック的。
信徒数13億人でも日本では知られていないカトリック。正統キリスト教会を気楽にご紹介します。

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教皇(ローマ法王)ヨハネ・パウロ2世は「最近ではミサにあずかる者が全員、聖体拝領をしていることがある。それは、すべての参列者が恩寵の状態にあるという素晴らしい状況を意味している可能性もあるが、ほとんどの場合、参列者は『聖体拝領をする際には良心の糾明をして、罪があれば告解せよ』という聖パウロの教えに背いている」と指摘していた(『ドミニチェ・チェネ』参照)。

今のカトリック教会では、「信者は必ず聖体拝領をするもの」という雰囲気がある。それどころか「未信者も列に並んで祝福をいただきましょう」とアナウンスされることさえあり、なんであれ参列者は行列に並ぶべきという無言の強制を感じる。
教会によっては、座ったままでいると、お節介なオバチャンが「列に並んで拝領なさったら?」などと声をかけてくることがある。「大罪の状態なので」などと答えては相手の躓きになるかもしれないので、「さっきお菓子を食べてしまって・・・」と答えることにしているが(いわゆる「白い嘘」ですな)、気疲れすること甚だしい。困ったものである。

教会の定めでは年に最低1回拝領すればよいとはいえ、私だって毎週、できれば毎日拝領したい。しかし、普通の社会人は好きな時に告解できるわけではない。日本では常時ゆるしの秘跡を行っている教会がほとんどないのだ。まったく罪を犯さない聖人君子ならいざ知らず、こんな環境では毎週の拝領など望むべくもないのである。

それはともかく、全員が列に並ぶ今の慣習は何かおかしいなと思っていたら、先日バチカンの高位聖職者がそれを批判したという報道があった。
いわく、全員が列に並ぶのは近年の慣習であり教会の教えや伝統とは異なる。そのような慣習は、ふさわしく準備をしていなくても拝領できるという誤った印象を与える危険がある(とっくにそうなっているのだが)。未信者や拝領しない者が祝福を受けるのは、ミサの終わりに祝福があるから不要な重複である・・・等々。

なるほど、やはり今の慣習は変なのか。しかし納得したところで告解する機会の少ない現状が変わるわけでもない。来週の主日も、拝領の時間には座っているしかなさそうだ。

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