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カトリック的。
信徒数13億人でも日本では知られていないカトリック。正統キリスト教会を気楽にご紹介します。

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2001年、典礼秘跡聖省は『Liturgiam authenticam』という教令を公布した。
副題が「ローマ典礼の書籍を出版する際の各国語の使用について」となっているように、各国で典礼(その規範版つまり原文はラテン語)を自国語に翻訳して出版する際に、どのような点に気をつけなければならないかを示したものだ。

第2バチカン公会議後のいわゆる「典礼改革」で、以前よりも広範に典礼の中で各国語が使用されるようになったのだが、その過程で様々な逸脱があり、世界中で典礼の破壊や混乱が起きている。
たとえば、式文の省略や削除、意図的な誤訳、規範版にない文言の追加、聖座に認可されていない祈りの使用、などなど。
ご存知の方も多いとは思うが、このような逸脱(ルール違反)は日本のミサも例外ではない。

この事態を是正するために、教皇庁は翻訳のルールを明文化して全世界に公布し、キリストの定めた典礼が勝手に改変されることのないようにしたのである。

この教令は翻訳の際の一般的な規則や心構えを定めたものだが、具体的な事例を挙げて翻訳の仕方を定め、間違いを指摘している部分もある。
その中には日本で犯されている間違いも何箇所か含まれている。

ところが、日本ではこの教令は翻訳出版されていないのだ。
指摘されている間違いも、依然として改められていない。
悲しいことである。


以前から存在は知っていたのだが、最近になって読んでみたところ非常に興味深かった。
どのような点が興味深いのか、具体的な事例は改めて別の記事に書くつもりだ。

このブログをご覧になった皆さんもお読みになってみたらいかがだろうか。



典礼秘跡聖省・教令『Liturgiam authenticam』の

原文(ラテン語)はこちら
http://www.vatican.va/roman_curia/congregations/ccdds/documents/rc_con_ccdds_doc_20010507_liturgiam-authenticam_lt.html

英語訳はこちら
http://www.vatican.va/roman_curia/congregations/ccdds/documents/rc_con_ccdds_doc_20010507_liturgiam-authenticam_en.html

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    はじめまして。こういうブログが日本語サイトにあったことに感激しています。日本の教会のミサの乱れは救いようもなくひどいものです。日本の司教団が謙虚に教令を遵守することを強く願っています。

    最近、スコット・ハーンという正統的神学者が著した「子羊の晩餐〜ミサは地上の天国」という本を読んだのですが、翻訳をされた方が日本の典礼の過ちを沢山の訳注で説明していました。穏便な書き方ではありましたが、私には訳者の気持ちが十分に伝わり感動しました。これからは私たち信徒もことあるごとに問題点を指摘し、日本の教会の発展のために力を合わせる必要を感じます。

    貴ブログがその牽引役となることを祈りつつ・・・

    [ 典礼破壊を憂える信徒 ]

    2008/11/1(土) 午前 1:02

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