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キリスト教とは何か、キリスト教徒は何を信じているのか、知ってみたいと思っている方は多いと思います。
このコーナーでは、正統キリスト教の内容を鋭く簡潔に(ただし論争的な部分を重点的に・・・苦笑)述べた、「カトリック信仰宣言Professio Catholicae Fidei」を紹介したいと思います。
この「カトリック信仰宣言」、もととなる文章ができたのはトリエント公会議の時です。
俗に言う宗教改革によって、当時のヨーロッパの3分の1近い人々が信仰を捨て、教会を離れてしまいました。これには教会の側にも責任の一端がありますので、公会議を開いて綱紀を粛正し、また、教理をより精緻に定義して正統信仰が誤解されにくくなるように努めたのです。
時は流れて第1バチカン公会議、ここでもいくつかの重要な信仰定義がなされましたので、それに合わせて信仰宣言にも加筆がなされました。それが、今に伝わる「カトリック信仰宣言」です。
なお、1980年に現行の教会法が発布される以前は、この信仰宣言が教会法典の冒頭に掲載されていました。
日本ではカトリック人口が少なく、キリスト教といってイメージするのがプロテスタント諸教団(の、そのまた表層)という状況ですので、これを読んで「キリスト教ってこんな教えだったのか、知らなかった!」と思われる方も多いでしょう。
それ以前に、用語が専門的すぎて意味不明だ、と思われる方がほとんどだと思います。
いいんです、「信じる」とか「従う(服従する)」という訳語からして、日本語の持っているニュアンスとはかなり違いますので、意味不明なのも当然です。
「キリスト教入門」というコーナーで説明しようと思っていますので、そちらをご覧下さい。
なお、ラテン語を一から翻訳するのが面倒でしたので(汗)、日本語訳はデンツィンガーの日本語訳に掲載されたものを引用しました。
ただし、読みやすいように言葉使い等を適宜改めました。ご了承ください。
「カトリック信仰宣言」の
ラテン語版はこちら http://blogs.yahoo.co.jp/agnus_d_vir/29897296.html
日本語版はこちら http://blogs.yahoo.co.jp/agnus_d_vir/29797913.html
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