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「ミサ通常文」って、聞いたことおありでしょうか。
カトリックの方はご存知でしょうが、ミサ聖祭の文言は通常文と固有文とに分かれます。
「通常文」というのは、年中どのミサでも必ず同じ文言を唱える部分、
「固有文」というのは、ミサによって異なる部分、たとえば「入祭文」や「集祷文(集会祈願)」、「奉献文(奉納祈願)」などです。
ミサ聖祭は、「通常文」というベースの上に、聖書の朗読や説教、そしてそれぞれのミサに特有の「固有文」を挿入する形で構成されている、ということです。
さて、この通常文の中には、会衆が歌いまたは唱えるもの(第2バチカン公会議で「信者に属する諸部分」と呼ばれる)があります。
その中の主なものを、原文(ラテン語)と翻訳でご紹介したいと思います。
なぜラテン語も載せるかって?
それはね、第2バチカン公会議「典礼憲章」に、「キリスト信者が、ミサ通常文の中で信者に属する諸部分を、ラテン語でもいっしょに唱え、または歌うことができるよう配慮しなければならない」(「典礼憲章」54)と書かれているからですよ(笑)
回心の祈りConfiteor
Confiteor Deo omnipotenti, et vobis fratres, quia peccavi nimis cogitatione, verbo, opere et omissione:
(次の一句は胸を打ちながら唱える)mea culpa, mea culpa, mea maxima culpa.
Ideo precor beatam Mariam semper Virginem, omnes Angelos et Sanctos, et vobis fratres, orare pro me ad Dominum Deum nostrum.
回心の祈り(現在日本語ミサで使われている訳は省略があるので拙訳を載せます)
全能の神、及び汝ら兄弟に向かいて、我は思いと言葉と行いと怠りとをもって多くの罪を犯せしことを告白し奉る。
(次の一句は胸を打ちながら唱える)これ我が過ちなり、我が過ちなり、我がいと大いなる過ちなり。
これによりて、終生童貞なる聖マリア、諸天使と諸聖人、及び汝ら兄弟に、我がために我らの主なる神に祈られんことを願い奉る。
求憐唱Kyrie
Kyrie, eleison. Kyrie, eleison. Christe, eleison. Christe, eleison. Kyrie, eleison. Kyrie, eleison.
求憐唱(あわれみの賛歌)
主よ、憐れみ給え。主よ、憐れみ給え。キリスト、憐れみ給え。キリスト、憐れみ給え。主よ、憐れみ給え。主よ、憐れみ給え。
栄光唱Gloria
Gloria in excelsis Deo. Et in terra pax hominibus bonæ voluntatis. Laudamus te. Benedicimus te. Adoramus te. Glorificamus te. Gratiam agimus tibi propter magnam gloriam tuam. Domine Deus, Rex cælestis, Deus Pater omnipotens. Domine Filii unigenite, Iesu Christe. Domine Deus, Agnus Dei, Filius Patris. Qui tollis peccata mundi, miserere nobis. Qui tollis peccata mundi, suscipe deprecationem nostram. Qui sedes ad dexteram Patris, miserere nobis. Quoniam tu solus Sanctus, tu solus Dominus, tu solus Altissimus, Iesu Christe. Cum Sancto Spiritu in gloria Dei Patris. Amen.
栄光唱(栄光の賛歌)
天のいと高き所には神に栄光、地には善意の人に平和あれ。我ら主を誉め、主を讃え、主を拝み、主をあがめ、主の大いなる栄光のゆえに感謝し奉る。神なる主、天の王、全能の父なる神よ。主なる御独り子、イエズス・キリストよ。神なる主、神の子羊、父の御子よ。世の罪を除き給う主よ、我らを憐み給え。世の罪を除き給う主よ、我らの願いを聞き入れ給え。父の右に座し給う主よ、我らを憐み給え。主のみ聖なり、主のみ王なり、主のみいと高し、イエズス・キリストよ。聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。アメン。
三聖唱Sanctus
Sanctus, sanctus, sanctus, Dominus Deus Sabaoth. Pleni sunt cæli et terra gloria tua. Hosanna in excelsis. Benedictus qui venit in nomine Domini. Hosanna in excelsis.
三聖唱(感謝の賛歌)
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主。主の栄光は天地に満つ。天のいと高きところにホザンナ。ほむべきかな、主の名によりて来たる者。天のいと高きところにホザンナ。
神羔唱Agnus Dei
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona nobis pacem.
神羔唱(平和の賛歌)
神の小羊、世の罪を除き給う主よ、我らを憐れみ給え。
神の小羊、世の罪を除き給う主よ、我らを憐れみ給え。
神の小羊、世の罪を除き給う主よ、我らに平安を与え給え。
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は〜。なんだか難しそうですね。ラテン語も覚えないといけないんですか。でも荘厳な感じですね。
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2006/8/20(日) 午後 9:07
ラテン語はカトリック教会の公用語(オフィシャル・ランゲージ)ですが、残念ながら日本ではラテン語のミサが献げられる機会はごく稀です。一方、日本語の祈祷文ですが、式次第や楽譜を見ながら声を合わせればよいので無理に暗記する必要もないですし、何度かミサに与るうちに(毎回唱えたり歌ったりするので)いつの間にか覚えてしまいますよ。
[ カトリック的。 ]
2006/8/20(日) 午後 10:11
これ我過ちなり。主よ我を憐れみたまえm(_ _)m ここで唱えたら私の罪も軽くなるような気がします。ありがとう御座います。
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2006/8/21(月) 午前 9:40