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先日、某教会でごミサに与ってきました。前日に告解を済ませていたので、ご聖体も拝領しようとしたのですが、いつものようにひざまずいて拝領しようとしたら、神父様がそれを拒むんですね。
「はてな?」と見上げてみても、神父様は無表情な顔で「お立ち下さい」と繰り返すばかり。
しかたない。使い慣れない従順の徳を珍しく(?)発揮してみました。
・・・いったん中腰になって拝領し、受けると同時にまた膝をついたのですけれども、はたから見たら、
アロワナが水上に飛び上がって虫を捕食するシーンのような滑稽な姿だったでしょうね。
私はその神父様を責める気はありませんよ。
そんな年には見えませんでしたけど、もしかして腰が悪くて身をかがめることができなかったのかも知れません。それならしょうがないですものね。
しかしながら、ひざまずいて拝領しようとする信徒にそれを拒み、立ったままの拝領を強制するのは、教会の規定に背いているということは、念のため言っておく必要があるかもしれません。
たとえば教会法(カトリック新教会法典、1983年)では、
聖務者は、適宜に秘跡を求める者に対し、その者が相応しく準備しており、かつ法律上秘跡の受領を禁じられている者でないならば、それを拒んではならない。(第843条(1))
とあります。
最近の文書では、典礼秘跡聖省の指針『Redemptionis Sacramentum(贖いの秘跡)』(2004年)の中で、上記の教会法の条文を引用した上で、もっとハッキリとした表現がされています。
洗礼を受けたカトリック信徒は誰であれ、法的に支障のある者でなければ、聖体拝領を認められなければならない。それゆえ、例えば彼が跪いて或いは立ったまま拝領することを望むからという理由で、キリスト者に聖体拝領を拒むのは違法licitum non estである。(第91条。まずい訳でスミマセン)
・・・。
お読みになる方の便宜のために、長々と公文書の引用までしてしまいましたが。
御聖体のイエズス様、「王の王」にまします方に対して礼拝と尊崇の態度を示したら、一部の人々からは邪険にされるかもよという、この涙の谷ではよくある話でございました。
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コメントありがとうございます。ご聖体を前にして片膝しかついていない瞬間があったのは悲しく感じましたが、やはり神父様が何らかの事情で腰を曲げられなかったのだろうと思います。
[ カトリック的。 ]
2007/7/4(水) 午後 9:36
もちろん教会名は言えませんし、神父様の名前は知りません。都内の平日の朝ミサでした。・・・ご聖体に直接手を触れるのは、(手に塗油された)司祭とその補佐たる助祭ならではの行為ですが、跪かない拝領は必ずしも神法で禁じられてはいない(身体的事情等で跪けない人も拝領できる)ので、所属教会でない教会で、出勤前の自分や他の参列者を遅刻させてまで我を通すのは謙遜に反すると考えました。
[ カトリック的。 ]
2007/7/4(水) 午後 9:50