|
ノブス【のぶす】
「ノブス・オルド novus ordo」(新しい典礼様式の意)の略。第二バチカン公会議(1962-65)の後に作られた典礼を指し、1,500年以上前から行われている伝統的な典礼と区別して呼ぶ。
教皇ベネディクト16世の自発教令『Summorum Pontificum』(2007)以降、公式には「(ローマ典礼の)通常形式 forma ordinaria」と称される。
用例:
「今度、田中神父様が来てラテン語でミサをたててくださるってよ」
「ラテン語っていっても、しょせんノブスのミサだろ? あ〜あ、もっと頻繁に聖伝のミサに与りたいよ」
解説:
現在一般に行われている祭式(ミサなどの秘跡や準秘跡)はこのノブスであるが、深刻な問題を多く抱えており、正統的な信者からは批判を受けている。
なお、対義語であるカトリック教会本来の典礼様式は「(ローマ典礼の)特別形式 forma extraordinaria」といい、司祭は誰でも自由に行うことができるのだが、日本では余り一般的ではない。しかし海外では特に若年層を中心に支持を集めつつあり、ノブスを推進してきた世代の影響が薄まれば、再び伝統的な典礼が支配的になることもあり得よう。■
|