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10月13日8時1分配信 産経新聞
【ロンドン=木村正人】ノルウェーのノーベル賞委員会は12日、2007年のノーベル平和賞を、1970年代から地球温暖化問題に取り組んでいるアル・ゴア前米副大統領(59)と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の両者に授与すると発表した。環境分野に絡む受賞は2004年のケニア出身の女性環境保護活動家、ワンガリ・マータイさん(67)に次いで2度目だが、同分野単独での受賞は初めて。
同委員会は181の候補からゴア氏を選んだ理由について「彼はおそらく、個人の力で世界中に最も気候変動への理解を広めた人物だろう」と述べ、IPCCについては「地球温暖化と人類の活動の因果関係を広く知らしめた」と評価した。
その上で「地球温暖化は大規模な人の移動や資源争奪戦を引き起こし、将来、地域紛争や戦争の危険性を増加させる可能性がある。今、行動が必要だ」と訴えた。
ロイター通信によると、ゴア氏は「非常に光栄だ。賞金は全額寄付する」と表明した。同氏は1993〜2001年、ビル・クリントン米政権の副大統領を務めた。地球温暖化問題はライフワークで、副大統領だった1997年には温暖化防止京都会議に出席して演説した。同氏は米国各地を中心に地球規模で進む温暖化の恐怖を訴えている。2006年には、地球温暖化に対する無策を告発した米ドキュメンタリー映画「不都合な真実」に出演、翌07年、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞に輝いた。
IPCCは国連環境計画と世界気象機関の共催で1988年に発足し、130カ国から2500〜3000人の研究者や各国政府が参加。温暖化メカニズムや温暖化が環境や社会経済に与える影響のほか、温暖化対策のあり方を協議、詳細な報告書をまとめ公表している。
賞金は1000万スウェーデンクローナ(約1億8000万円)で両者に等分される。授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロで行われる。
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[ dasudasu ]
2007/10/25(木) 午前 1:52