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『ここは 中村の実家があるんだ。だから同期入社の何人かで 中村の家に遊びに 行ったことがある。』 岡山県 牛窓−−− 私たちが たどり着いたのは、ぽかぽかと 暖かい陽射しの照る 美しい港町だった。 『ここでみた 夕陽がね、今まで見た中で 一番綺麗だった。一度、君に 見せてやりたくて。』 彼の言葉は 私の心に また 哀愁を 感じさせる。 《日本の エーゲ海》 小さな港町は そう呼ばれているそうだ。 なるほど、そんな名前に相応しい、白亜の建物が見えてきた。 『今日は ここに 泊まろう。 きっと 中に入ると、もっと 驚くよ。』 伊藤さんは 自慢げに そういうと、急かせるように、私を 車から下ろした。 私は 彼に 手を引かれて、その 白亜のホテルの玄関扉を 開け 中に入る。 『すごい!!何ここ!?』 いくら言葉を探しても、その美しい光景に当て嵌まるものがなかった。 玄関ホール 正面は 一面のガラス張りで、ガラスの向こうには 丸いプール。 そのプールの真ん中には 真っすぐバージンロードが 敷かれていた。 |
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お写真は 以前 牛窓で宿泊したことのある、ホテルリマーニさんのHPより 転載させていただきました。
2011/11/9(水) 午前 1:42 [ Royaiayu ]