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ちょっとばかり発売から時期は経っちゃいましたが・・・・
夢枕獏の「陰陽師」シリーズでは異色の長編です。(まあ「生成り姫」ってのもありましたが)
登場人物は安倍清明、源博雅に毎度毎度のトラブルメーカー蘆屋道満。今回は賀茂忠憲なんかも積極的(!)に参加してます。
さて時は15年ほど遡り、清明がまだ陰陽師どころか陰陽道の教えも受けていたやらいないやらの頃からお話がスタートします。
師匠に同行していた清明達一行が所謂“百鬼夜行”に出くわすシーンからですが、「陰陽師」読者なら
「はは〜ん、あの話だね」
とピンと来るところですが、あとからとんでもない伏線がここに引かれてたことに気づきます。
直接清明達とは関わりませんが道満氏ここで登場して妙な役回りを演じる事になりますが、ネタバレになっちゃうのでやめときます。
大筋から言えば、史実の“承平天慶の乱(わかりやすく言えば平将門の乱などですが)”の後日談です。
なんで敢えて承平天慶の乱と書いたかは読んでいただければ・・・(・∀・)ニヤニヤ
まあ例によって舞台は闇が良く似合う京の都です。
いつもの短編集「陰陽師」に比べれば活劇色が強いのは致し方ないところですが、源博雅が何気に役にたってるのも今回は面白いところでした。
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