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実務修習生のハマナです。
今回は、大阪の谷町筋添いの、
「テナントに貸している店舗事務所ビル」
いわゆる貸家及びその敷地の価格を求めるというものでした。
さて、この演習においては、
鑑定評価書を作成するにあたって、
「グループ検討」を行います。
例えがいいか悪いかはわかりませんが
損害賠償における賠償金額が
前提とする「事実」と、判断の基準となる「法律」が同じでも
弁護人、裁判官によって金額が違うのと同じように
不動産の鑑定評価額も
評価対象である「土地・建物」と、判断の基準となる「鑑定評価基準」が同じでも
鑑定士によって金額が違うのです!
(もちろん、いずれの場合もある一定の範囲内におさまることは
言うまでもありませんが)
ですので、グループで検討し、
自分の意見や判断を言い合い、
講師の先生方からアドバイスをいただくことが、
訓練になります。
特に勉強になった二点を書かせていただきます。
一つ目は、
「データを客観的に見るべし」
①人口が増加するほど、不動産の価格は上がる
②前面道路の幅が広くなるほど、不動産の価格は上がる
どちらも正解のような気がしますが、
①に関しては相関性がないことが分かったそうです。
②に関しては、当てはまる場合が多いですが、影響の程度は大小様々。
類似地域の取引事例を出来るだけ多数集めて、
不動産の特徴と価格の関係性を
「こうなっているはず」ではなく、
「客観的」に捉えることが大事ということを再認識しました。
二つ目は、
「『ピンときた!ここの値段は○○万円!』は、馬鹿にできない」
(一つ目とまるで正反対のようなことを言っているような・・・。)
なんとなく、お客さんつきにくそうだから、1割減。
なんとなく、利回り6.0%
なんとなく、面積大で5%増
不動産鑑定において、「なんとなく」はご法度です。
一つ目で申し上げたとおり、
データに基づき客観的に、理論的に、適正価格を導き出さなければいけません。
でも、地元不動産業者さんや、地域に精通した不動産鑑定士が、
「ここで、この土地やったら、坪いくらやな」
とおっしゃる価格が妥当なことは多いです。
それは、頭の中に、
「今までの取引価格」や、
「最近のご時世」や、
「その地域の地域性」や、
「買いに来るお客さんのいつも言ってること」などが、
全部入っていて、
理論をすっ飛ばして、価格がチーン♪と出てくるそうです。
私達は、それを
事例分析、一般経済分析、地域分析、市場参加者分析、等
理論で説明していく必要がありますが、
一方で、
価格がピン!とくるように、
街を歩いて、
普段からアンテナをはって置くことが大事だと感じました。
客観的にデータを集めて分析する上でも、
直感的に価格の目星をつける上でも、
不動産鑑定において、地域に根ざして仕事するということは、
非常に大事だと、今回改めて思いました。
★注意(笑)★ 依頼する不動産鑑定士によって金額が違います!
兵庫県・神戸の鑑定は、
当事務所まで、ご相談ください。
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不動産鑑定で育てよう! たくさんの安心 あいき不動産鑑定株式会社 (Aiki Real Estate Appraisal Co.,Ltd.) 代表取締役・不動産鑑定士 土田剛司(Takeshi Tsuchida) URL:http://www.aikijimu.com 〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4-4-18 富士信ビル3F tel :078-392-0950 fax078-395-0960 e-mail:t-tsuchi@aikikantei.com ==================================◆◆◆ |

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