BLOG/雑記帳

進行中のプロジェクトの経過報告や、活動の報告、日常感じたことなどの記録です。

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みなさま佳いお正月をおすごしでしょうか
中村彝アトリエ記念館シリーズ、あと数回お付合いください。

彝のアトリエの裏庭に井戸があったことは鈴木良三のスケッチにも描かれていました。
探してみるとたしかに、コンクリートのフタがしてありましたが見付かりました。

イメージ 1

直径は80センチ程、深さは6〜7mほど。

つるべであったかもしれませんが、大正5年の新築ですから、このように手押しポンプで再現してみました。

イメージ 2

南側に庭に陶器の井戸枠らしきものが残されていたのですが、解体時に壊れてしまい使えなかったため、大谷石で造りました。


さて、本題はここからです。

オリジナルのアトリエにはもちろん空調などなかったのですから、「空調なし」という案も検討したのですが、記念館という性格上必要との判断が下り(天の声?)、空調を入れることになりました。

そこで、見た目だけを再現するだけではなく、一年中温度が15〜6℃で一定な井戸水を空調に利用出来ないかと考え、テーテンス事務所を訪ね相談したところ、担当の櫻井さんがすばらしいシステムを設計してくださいました。

井戸水を井戸の中でミスト噴霧し、そこで熱交換して温度を夏は下げ、冬は暖めた空気を空調機に取り入れて冷暖房のエネルギー負荷を下げるというものです。
さらにこのシステムの素晴らしい所は、ミスト噴霧の大きな水滴が空気中のちいさな水蒸気を吸い付け、除湿効果があるという信じられないような効果があると言う点にあります。

エアコンの機械をいっさい見せたくなかったので、空調のシステムは全て床下に収め、床のスリットから緩やかに室内にでてくるのですが、普通のエアコンに比べると大変心地よい温湿度環境となりました。

井戸の中はこんなふうです。

イメージ 3

実は意外と先端技術も取り入れてるのでした(笑)


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