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博物館訪問家・ひでのブログ
最近は謎解きイベントにはまっています。

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「いい? 御三家っていったらこの三人でしょ?」

真理子はメモ用紙にペンで名前を書き始めた。

サイジョウヒデキ
ゴウヒロミ
ノグチゴロウ

「それで、①②③の場所がここ」

そう言って順に赤丸をつける。

サイジョウヒデキ
ゴウヒロミ
ノグゴロウ

「答えはチジョ。痴女よ!」

「馬鹿ねえ。何言ってんの」

母はメモ用紙を奪った。

「あんたが言ってるのは新御三家。御三家っていうのはね、西郷輝彦、橋幸夫、舟木一夫の三人」

サイゴウテルヒコ
ハシユキオ
フナカズオ

「①②③の場所を読むとキゴウ。答えは記号よ!」


なるほど。父にいっぱい食わされた。
「馬鹿だなお前」と、まだ幽体状態の父にそのへんで笑われてる気がした。

「このノート、あたしが貰うね」

そう言って真理子は、次の品の整理に取り掛かった。


(おわり)


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真理子の父が亡くなって一週間が過ぎた。
葬儀などの慌ただしいセレモニーや、煩雑な諸々の手続きが終わって、今は母と二人、父の遺品の整理をしているところだ。

捨てるもの、残すもの、形見分けにするもの。
衣服などの大物が終わって、あとは小物だけ。机の引き出しからは幾つものノートが出てきた。

「何これ?」
「そうそう。お父さん学生の時によくこういった問題を作ってたわ。私もよく解かされた」

真理子は最近、リアル脱出ゲームやリアル宝探しといった世界にはまっている。そんな彼女の謎解き好きが、父の遺伝の賜物とは夢にも思わなかった。

お茶とお菓子でまったりとしながら、ノートの問題に目を通す。

簡単な問題なら紙とペンがなくても暗算で解ける自信が彼女にはあった。

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「えっ? 何この問題。嫌らしい」

そう言って真理子は母にノートを差し出した。

「え? どこが嫌らしいの?」

母はきょとんとした顔をしている。


さて。
彼女は何を勘違いしたのだろう?

(※後編につづく)


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連作謎「呪いの館からの脱出」の解説をアメーバブログに書きました。

こちら → 「呪いの館からの脱出 解説

解けない方、解けても腑に落ちない方は、ぜひご覧ください。


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ついに扉が開いた。

外には友人のAが立っていた。

「何で中から鍵をかけちゃうんだよ。スマホも通じねーし」
「話は後だ。ここはマジでヤバイ。早くここから出よう」

Aを促して門の前まで来たが、案の定門扉は固く閉ざされ、やはり一枚の紙が貼られていた。

※最後の謎を解いて「呪いの館」から完全脱出してください。



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ヒント:最後はノーヒントで!


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謎5の答えをスマホに入力すると、ドアが開いた。

何とそこは見覚えのある長い廊下。そこは最初に来た玄関に通じていた。

入ってきた扉に、さっきまではなかった一枚の紙が貼られていた

「『答えを入力せよ』か……。ここまでの謎の答えを入力すればいいのかな?」

どうやら、これを解けば屋敷の外に出られるようだ。



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ヒント:謎0。





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