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それどころじゃない日々。
毎日バタバタと、一難去らずにまた一難、
ああそれどころじゃない、、と
転がるように毎日を頑張っている。
頑張っている。
ガラにもなく。
ある決断をしていた。
旦那は出張が多く、私は仕事が忙しく。
どう頑張ったって留守がちな我が家。
この子たちにちゃんと向き合える時間は、
頑張っても一日2時間程度。
それも私一人のときも多く。
このままでは十分なことがしてあげられない。
もっと手を掛けてもらって、
もっと一緒に過ごせる家庭がいいのではと考えていた頃
ある温かい一家とのご縁があった。
何度も動物を保護しては大事に育てた方々。
その犬や猫も年をとって亡くなり、家族で話し合って
サロメの面倒を見させて欲しいと言ってくださった。
なんとも、なんともありがたいお言葉。
とうとうその時が来てしまった。
サロメを里子に出す。
それを決めた日から、私はバカみたいに毎日泣いている。
朝も夜も車の中でも今もさっきも、
何日もバカみたく泣いている。
仕事も家事も何もかも忙しいのに、
まったくそれどころではない日々。
これで本当によかったんだろうか。
そんな言葉は、この子たちを保護した日から今までずっと自分に言っている。
これが私たちの思いつく限りの最善だと
6か月のリハビリによって社会化もできて健康になった犬たち
そんな犬を家族に迎えたいと切に思ってくださるご家族
このまま頑張っても状況を変えることのできない我が家
これが機会だ、これがご縁だと
十分納得して出した答えなのに
相手様には本当に感謝しかないのに
胸がえぐられる。
えぐられる。
最後の日
私はごはんを作り、
旦那は泣きながら体を拭いた。
優しい目でみないでくれ
泣く私を舐めて慰めないでくれ
サロメよ
あの日から、あれよあれよと半年が経って、
毎日ほんと大変なのに愛おしくて、
でも保護して育てる日々なんかよりも、
里子に出すことがこんなに苦しいなんて知らなくて、
サロメ、
これからが本番の幸せな一生だから
くちにご飯を上手く運べなかったこの子が
骨と皮で震えてうまく歩けなかったこの子が
うつろな目でパニック起こしてばかりだったこの子が
今ではこんなに賢く優しく逞しく
そして、ずっと一緒じゃなくてごめん
6ヶ月目。
彼は素敵な一家へもらわれて行き、
ベックも他で話がある。
12月からの犬騒動、一件落着。
ブリーダー崩壊による惨状に置き去りの犬、殺処分手前、
一時ある夫婦に預かられリハビリ後、温かい家族に引き取られ解決。
短く言えばそういうハナシ。
みんな次の章へ。
解決しないものは、私の中にある。
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2013年06月15日
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