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我が家に来て4日目の朝。
今朝のトイレ騒動はサロメだけ。
昨日は夜泣きもしなかった。
サークルやベッドを丸洗いし、サロメも洗ってついでにベックマンも洗う。
新しいセーターはベックマンにはちょっと小さかったか。。
今朝もみんな、元気です。
テディオはもじゃってきたので
スプレーしてブラッシング。
この子の優しさにはいつも救われていたけど、
今回こんなにも優しかったかと感動の毎日です。
昨日、サロメが初めて自分でソファに登れるようになりました。
細い細い足でがんばって、抱っこをせがみに上ってきました。
右目はあんまり見えません。
歯周病のため、これから病院通いになるでしょう。
ベックマンはマイペース。
庭でトイレを済ませることも覚え始めました。
旦那と一緒に勝手にうたた寝。。
お互い一緒に寝てるものの、お互い干渉し合わない。
うちはこうして家族としての歴史がもう始まっている。
ただ、気になることがひとつ。
友人が一連の話を聞き、
命を選ぶことなんてできない、余った子を二匹引き取ります。
ちゃんとうちで面倒見れるのは2匹までだと思うから・・
と、とても誠意ある言葉をくれた。
そして廃墟と化したブリーダーの元からどんどん犬たちが引き取られていく中、
すぐに翌日にはある団体が介入し、200匹中残りの9匹を連れて行った。
その9匹の中から引き取ろうと、2日間代表に電話しても通じない。
留守電にも折り返しが無い。
ネットでは残り 『 9匹 』 のために大々的に現金が足りないと義援金集めもしているのに。
2日目の夕方、やっと電話が通じると、犬のことより自分の忙しさのアピール。
そして里親を申し出た時の答えがこれ。
「 この犬たちは犬としての普通の生活ができてないから、
すぐに引き取ってもらうのは無理です。
引き取ってもらうのは中止して、ここまで通ってもらって、
一緒に犬たちを元気にするボランティア活動をしてほしい 」
???
まあ、とりあえずいらっしゃってもいいですけど・・
みたいな感じで言われたとのこと。
犬と暮らしたことのある家族の思いやりと誠意。
こうして家族が出来るはずだった犬たちは
今何かに利用されているのか・・?
犬としての普通の生活?
犬として、犬らしく、
人間様が作った定義、掛け合わせ、産ませ、離し、閉じ込め、捨て、
そしてその上でその子たちに犬らしさを問う。
人の罪は重い。
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サロメとベック
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決めた。
いや、だいぶもう決まっていたんだろうけど、
いつか決めるなら今決めた!
この子たち。
誰が何と言おうと、うちの子にする。
私たちは家族になる。
きっと賢い選択ではない。
でもいつだって、賢い選択なんてしてこなかった。
理屈なんてどうでもいいや。
心の突き動かされるままに動いてしまったんだもの。
きっとそういう巡り合わせってヤツだったんだろう。
バカな夫婦が育てます。
どうぞ立派な人よ、現れませんように。
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ねえサロメ、
もうキミとずっと暮らしたいと思ってしまうのも、
私のエゴなんだろうか。
今まで背負ってきた汚れを全部きれいに刈ってもらって
はじめて抱っこされたときから
もうこの子は抱っこじゃないとダメになった。
置けば抱っこ
歩けば抱っこ
マイペースなベックマンと違い、
抱っこされないと軽くパニックを起こす。
毛を刈ったようには削ぎ落せない
傷は深いところにある。
きっと、ずっと側にいてあげられる人がいいのだろう。
こんな留守がちじゃなくて
いつも抱いていてあげられる人がいいのだろう。
そんな人が現れたらどうしよう。
「 アリガトウゴザイマス、カワイガッテクダサイ 」
私としては。
もう手離す気持ちになれないのだけど。
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今朝も彼らは元気です。
まだお腹のゆるい2匹、
朝のサークルの惨状たるや、、
処理班となった旦那様は現場に遅刻です。。
ベックマンは探検好き。
サロメはやっぱり抱っこが好き。
テディオは優しく、賢く、
救われる。
キミを引き取ったときのこと思い出してたよ。
『 モラル 』 こんな記事を書いたのももう4年近く前。
あれから私たちも、キミも、多少いろいろあって大人になったかな。
さてここ2日、朝昼晩と繰り返されるトイレ事件と処理
これに費やす時間も体力もない
というわけで、今日はトイレの分かれたサークルを買いに。
マイペースなベックマン、すぐ慣れて寝る・・
一日何度も替えるマットの洗い替え、
トイレシートに掃除グッズ、
着替えやごはんにあれやこれ、
確かつい3日前まで、車検代と修理費にヒーヒー言って節約宣言してたのに、、
もはやこの3日でもう一台車検出せそうな額に・・
なにやってんだか。
ほんとなにやってんだか。。
だけど、
だけどうちに来たってことは、
『 飼う 』 つもりなんて全くなくて、
『 家族として一緒に暮らす 』 ということなんだ。
この子たちの安全と健康と幸せは、
私たち二人が保証しなくてはいけない。
テディオには、もっと多くのものをもらったから。 |
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この子たちを見ていると、いろいろ考える・・
・・といった余裕なんて正直まだ全然ない。
なに考えるヒマもなく、
目覚めた瞬間からバタバタと掃除洗濯、
そうか、正月休みの目標はトイレトレーニングだ、
陽に当てて歩く練習もしなくては。
この子たちには筋肉と智恵が発達する機会が与えられなかったんだ。
まだうまく歩けない、たぶん2歳くらいの犬たち。
サロメよ、ベックマンよ、
抱っこのおねだりを覚えたね。
生きてるね。
陽のあたる所にいよう。
私がかなりのドタバタで家を空ければ、
帰ってきた旦那のドタバタ劇の始まり。
汚れたサークルを洗い、
部屋を掃除し、
汚れた二匹をお風呂に入れて
こたつを寝室へ撤去し
テディオの子供の頃の柵を出し、
テディオのおさがりの服を着せ、洗濯終わればもう夜中。
サロメはすっかり抱っこが好きになりました。
ベックマンはごはんを少し食べました。
だけどちがうんだ。
私たちは誰かの役に立ちたかったわけでもないし、
悪徳業者撲滅や動物愛護の活動もしない。
善もあれば悪も湧く。
これが世の常、自分たちの手で変えようとしてるわけでもないんだ。
ただ、こうして出会ってしまったから。
この忙しい年末に。。
ガラリと変わる生活と、圧迫する家計。
バタバタで大変な滑り出しに笑えてくる。
今始まったことじゃない。
テディオだってそう。
ホームセンターでたまたま通ったペットコーナー、
一匹だけ足が奇形で血を流していたから、
犬を飼う予定も買う予定も全くなかったのに
そこで出会ってしまったから。
だから勘違いされるかもしれないけど、
今回私たちは救世主でもなければ活動家でもない。
ただ、出会いに予定などないものだなぁ、と。
ただ、
ただ、わがままも言わず、
心配そうに二匹と私を見守ってくれるテディオに
ありがとう、と言ったら
なぜか初めて涙が流れてきた。
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