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2年前の11月の今頃の季節でした。
米寿を迎えられる方の【書道・一人展】が思い出されます。
書道のお弟子さんの一人が88歳になられるので・・・お祝いを考えていました。
お仲間のお弟子さん達にお話したところ・・・
米寿を迎えられる方の「書道・一人展」にして
お仲間が色を添えようと・・・心を一つにしてくれたのです。
場所は
お父様ゆかりの地に家を建てたいと考えていた
茶道のお弟子さんにご縁が重なって・・・
茅葺き民家を移築・再生された古民家に決まりました。
当初100年ぐらいと思われていた茅葺民家が
間取りや構造等から・・・250年を越える貴重なものと分かった古民家です。
米寿を迎えられるお弟子さんは
若い頃から書道には興味があったそうですが・・・
私の書道教室に見えられたのは70歳を過ぎてからでした。
でも10年以上お稽古が続いていましたので
展示作品は・・・
いままで習ってきた作品の中から選び・また書き足して
【米寿・書道一人展】の準備をすることに意欲的でした。
書道のお仲間は・・・飾り付けの手伝いに徹することになりました。
書を引き立てる花は・・・華道の師範二人が活けこみをすることになりました。
茶道のお弟子さんたちは・・・祝米寿の添え釜をすることになりました。
会が近づくと茶道のお稽古日は・・・古民家に集まり
その度に・・・障子を張り替え・庭掃除をしてきました。
水廻りは現代のシステム設備ですが
それ以外の家具は・・・時代のついた品々が置かれています。
囲炉裏の自在も骨董屋にお願いしたそうで・・・細かいところも拘っています。
掃除の出来た古民家は・・・心の癒される空間です。
前日は
書道のお弟子さん達は・・・【米寿・書道一人展】の作品飾りつけ
華道のお弟子さん達は・・・書に似合う花を活け、トイレにいたるまで花を飾り
茶道のお弟子さん達は・・畳の拭き掃除にはじまり大奮闘です。
最後は・・・
茶道の稽古をし華道・書道のお仲間に一服を振舞って・・・明日に備えました。
当日は
移築・再生の折りの発見や苦労話を・・・話してくれました。
そのたびに首を上や右や左に動かしながら・・・
ムクリ(丸み)やホゾの穴を見ながら・・・
柱1本ずつに心を寄せながら・・・
建具の細工に驚きながら・・・
皆様のお顔が癒されていくように見受けられました。
夫と私の頭上の梁は・・・250年前の材だそうです。
煤で黒光りして風格が醸されて・・・不思議な力を感じるのです。
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