不妊治療病院の院長 福田愛作のブログ

IVF大阪クリニックは不妊治療専門クリニックです。「心と身体を癒す医療」をテーマとしています。

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新戦力加入

4月2日に当グループでも新人の入職が例年通りありました。医師に関しては本年1月から鹿児島より当地で不妊治療を行っていた医師が、ステップアップを期して加入しました。誠実な性格と、既に体外受精治療の経験者であることより、正確な知識と高い技量で、患者様の信頼を得つつあります。4月からは、胎児超音波で既によく知られた女性医師が、不妊治療への転身を目指して加入しました。長く国内のみならず海外でも産婦人科医として研鑽をされたベテラン女性医師なので、すぐに患者様の信頼を得られるものと期待しております。既に、妊娠初期の方の胎児エコーを担当しております。もう一人は、若手の男性医師です。大学病院での研修も終え産婦人科専門医を取得し、公立病院で産婦人科で主力として勤務し、これから不妊治療の力を着け大躍進しようという新進気鋭の医師です。新しい力を得て、この春からIVF大阪クリニックがパワーアップします。患者様の夢の実現を目指して全力で頑張りますので、宜しくお願いいたします。ニューフェイスを見ても、不安に思われないように。もし不都合やご不便があれば、いつでも直接または看護師を通してでも私にお伝え下さい。遠慮は要りませんから。

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TV大阪とTV東京で3月に放映された、不妊治療〜わが子に会いたい〜と題したTVの30分ドキュメンタリー番組です。番組を見ましたというのも変なのですが。何故なら、この番組は当院で撮影されたもので、私もその中に出ていますので。ただこの番組を見ての私の感想は、患者様に申し訳ないの一言です。患者様の年齢も若く、本来はできるだけ早く妊娠していただくべき患者様ですので、それが出来なかったのはひとえに私の力不足と感じています。医療情報については、患者様の個人情報ですので、細かいことはお話しできませんが、何とか頑張って患者様の期待にお答えしたいと思っています。こんなに患者様に信頼していただいているのに、ご期待に応えることが出来ず心苦しい限りです。まだまだこれから精進して全力を尽くす決意ですので、今までうまく行かなかった皆様も、どうかお許しください。

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3月10日・11日と香川県高松市において第13回日本レーザーリプロダクション学会が開催されました。
 10日には聖マリアンナ医大の鈴木直教授が、現在注目されているがんと生殖について講演されました。講演内容も分かり易かったのですが、何より鈴木先生の、がん治療後の女性が妊娠できるようにとの熱い思いがひしひしと感じられる講演でした。
 11日はレーザー関連の発表が主でした。とりわけ鍼灸師によるレーザーと鍼治療の併用療法の有効性についての報告は興味深いものでした。また、マウスにレーザーを照射し受精卵の状態が改善したとの、初めての動物実験による生殖への有効性の発表もありました。
 レーザーはこれからの治療ですが、その有効性に関する知見は徐々に集積されてきています。まだまだ未知の分野がありますが、レーザーのミラクルな効果も他領域では多く報告されています。不妊治療が、なかなかうまくいかないと思われている方は、どうか一度レーザー治療を受けて見られてはどうでしょうか。

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3月3日に以下のような衝撃的なニュースが報道されました。

 妊婦の血液から胎児の異常を調べる新型出生前診断について、日本産科婦人科学会(日産婦)は3日、臨床研究を終了し、一般の診療として継続する方針を明らかにした。ただ、診断を受けられるのは35歳以上とする年齢制限や遺伝カウンセリングを十分に行うなどの要件は当面、変更しない。診断が受けられる医療機関が大幅に増えることはないとみられる。
 日産婦は平成25年、妊婦の採血で胎児の3種類の染色体の病気を調べる新型出生前診断を臨床研究として開始。検査対象は高齢などの妊婦に限られ、遺伝カウンセリングを行うなどの要件を指針で定めた。
 基準を満たすと認定された医療機関は当初の15カ所から89カ所に増加。昨年9月までに5万人以上の妊婦が診断を受け、病気が確定した700人のうち9割以上の654人が中絶した。
 日産婦の久具宏司倫理委員会委員は3日の理事会後に記者会見し、「開始から5年たち、妊婦も満足している」と成果を強調。一方で「近くで受けられないなど需要に応えられていない面もある」として、「臨床研究として行う」とした指針の付則を外す。計画書作成や院内の倫理委員会の審査などが不要になるため医療機関側の負担は軽減されるが、「専門医資格の取得が必須などの厳しい要件はそのままなので、急激に実施施設が増えるとは限らない」(久具氏)という。
 ダウン症など3種類の疾患に限られている検査内容や対象妊婦の拡大についても検討課題となっているが、久具氏は「慎重に供給体制を増やす」と述べるにとどめた。
 ◇用語解説
 新型出生前診断
 妊娠10週以降の妊婦の血液に含まれる胎児のDNAからダウン症、13トリソミー、18トリソミーの3つの疾患の可能性を調べる。費用は約21万円。診断を受けるには(1)高齢(35歳以上)(2)過去に染色体の病気の胎児を妊娠したことがある(3)超音波検査などで胎児の病気の疑いが判明した−などの条件がある。診断の結果、陰性なら99%の確率で病気はない。陽性の場合、結果の確定には妊婦のおなかに針を刺す羊水検査が必要となる。

ニュース内容は以上のようなものです。何が私にとって衝撃かと言えば”病気が確定した700人のうち9割以上の654人が中絶した”の部分です。この検査で陽性と出れば羊水穿刺で診断を確定する必要があります。そもそも新型出生前診断を受けられるのが妊娠11週ぐらいです。結果が出るのにはカウンセリングを含めれば一か月以上みる必要があります。もし陽性と出れば羊水穿刺を妊娠15週以降に行います。結果が出るのに、更に一か月を要します。簡単に中絶と書かれていますが、妊娠19週前後で中絶を受けることになります。このような時期の中絶を、中期中絶、と言いますが、これは患者様にとっては肉体的のみならず精神的にも非常な苦痛を伴います。手術を実施する産婦人科医にとっても、心を痛めるものとなります。このような中絶を伴う新型出生前診断が、ますます手軽に受けられるような方策がなされるのに、中絶を必要としない受精卵着床前スクリーニング検査(PGS)が解禁されない理由が分かりません。新型出生前診断がOKなら、自動的に受精卵着床前スクリーニングがOKとなっていいのではないでしょうか。またまた、PGS禁止に対する疑問が増大する機会になりました。

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インド生殖医学会

2月23日から25日までインド生殖医学会に招かれ参加してきました。インドの内陸部にあるハイデラバードで開かれた学会ですが、当院に見学に来られた先生が住まれていることもあり、学会と共にインド生活も楽しんできました。私は胚移植法について話をしてきました。欧米からゲストスピーカーが来られていたのですが、最終日にはゲストスピーカー代表として挨拶や受賞演題への賞状贈呈などをさせて頂きました。これは初めての経験で感激しました。また友人の医師のご家族が結婚式ということで、インドの結婚披露パーティーに参加させていただき、インドの結婚式を目の当たりにし、そのカラフルな披露宴に驚きました。
 インドの学会でもPGSは盛んに発表されており、その有効性を論じるのではなく、どのような場面に、またモザイク胚(細胞の一部の染色体が他と異なっているような胚)についての議論がなされていました。このようにPGSは日本以外の多くの国で不妊治療に用いられ、患者さんの福祉に役立っています。またまた日本のPGS議論の遅れを実感する機会になりました。日本のPGS解禁を祈るばかりです。

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