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花を見てきれいだと思わない人はだいぶ不幸だ。 花を見てすなおに「きれいやなぁ」「なんという名なんやろ?」と思う自分はかなり幸せだ。 山を歩き始めたころから,花を見てその名を近くの人に聞くより,聞かれる立場になりたいとうすうす思っていた。 今年はそれを実行に移すべく,毎月伊吹山に登ろうと決めた。 季節ごとの花たちが私の飽き性をほうり投げてくれ,「祝:目標達成」となった。 そんな花たちに,また「ありがとうね。」と言いたくなって,少しずつ載せていこうと思う。 写真に関する記述は「山の花一年生」なのでまちがいがあってもお許しを。 〔第1回目 4月9日〕3合目まで このスハマソウと次のセツブンソウで花の季節が始まった。 スハマソウは別名雪割草とも言われる。春のさわやかさそのものとして登場してくれた。 セツブンソウは3月に藤原岳で初めて見たばかりだった。白・紫・黄の取り合わせはそれほどないと思う。 <そのほか会った花たち> アマナ,ネコノメソウ 〔第2回目 5月5日〕4合目まで 春の花といえばスミレ。スミレは種類が多く,何スミレか見分けられるようになるのに10年ぐらいかかるんじゃないだろうか。 今年はスミレもたくさん撮ったのだが,ましな写真がひとつもない。むずかしい花なんだなぁ。 イカリソウも春の花で人気が高いと思う。一目見れば花の名を覚えられてしまう。 <そのほか会った花たち>ヤマエンゴサク,エンレイソウ,キジムシロ,ハクサンハタザオ 〔第3回 5月28日〕山頂まで オドリコソウは花の名を擬人化しているのでいっそう興味をもってしまった。 薄いピンクから白に近いものがお気に入りである。 山頂までずーっと咲いていて,この時期の一大勢力となっている。 他にも下に書くようにたくさんの花に会えたが,今までに見たことのないような花がこのホタルカズラだった。小さな花なので,見つけたときはうれしかった。 <そのほか会った花たち>アヤメ,イブキガラシ,クサボケ,クルマムグラ,コバノミミナグサ,ニョイスミレ, ニリンソウ,ミツバツチグリ,ヤマブキソウ 〔第4回 6月24日〕山頂まで この頃になると,いっそう花の種類が多くなって,うれしい限りとなる。 カラマツソウは線香花火白バージョン,中央部がピンクで清楚な感じが気に入った。 イブキトラノオは一時,山頂付近でいっぱい見られたが,トラの尾よりずっとかわいらしい。 イブキシモツケのようにま〜るい花は気持ちもま〜るくなります。 キバナノレンリソウはこの時期の黄色を代表する花だろうか。 ヒメレンゲは山頂の岩の上に生えていた。とても小さな花で肉眼では写真のようには見えない。 グンナイフウロはこの時期に一番見たいと思っていた花なので,始めてみた時は大喜びした。 見れば見るほど好きになってしまったので,何枚写したことだろう。 <そのほか会った花たち> ウリノキ, エゾフウロ, カノコソウ, キバナハタザオ, キリンソウ,クサタチバナ, コウゾリナ, コナスビ, ササユリ, ハクサンフウロ,タカトウダイ, ノコギリソウ, ヒヨクソウ, ホウチャクソウ, マユミ,ミヤマトウキ, ユウスゲ 〔第5回 7月8日〕山頂まで 夏がやってきた!といえば,やはりこの花ニッコウキスゲ ウツボグサはその明るい紫に目を引かれる 釣鐘形の花のスタイルが好きで,人で言うと美形ということになると思うが,このヤマホタルブクロは 長い期間見られるのもうれしい。 このキリンソウは岩場に生えていて,見つけた人はみなカメラに収めたくなるほどみずみずしい緑色をしている。(葉の厚さからイワベンケイという人もいた。) <そのほか会った花たち>アカツメグサ,イブキジャコウソウ,イブキトラノオ,オオバギボウシ,カノコソウ,カワラナデシコ,クガイソウ,キバナカワラマツバ,クララ,クルマバナ,コナスビ,シシウド,ダイコンソウ,ハクサンフウロ,ヒヨクソウ,ミヤマコアザミ,ユウスゲ ヨツバヒヨドリ,ササユリ 〔第6回 7月22日〕山頂まで オオバギボウシの薄く紫がかった花の色がいい。 どうして山の中に咲いているのにカワラナデシコ? シュロソウはきれいな花とは思えないが, なぜか気になる セリ科の花の区別がなかなかできないが, このミヤマトウキはいい匂いがするのでなんとか分かる ユウスゲはその色といい, 夕方に開花することなど華やかさはないがこの山になくてはならない花だ。 ユウスゲに比べ, この濃い元気のいいキンバイソウの黄色はどうだろう。 メタカラコウは下の方から花開いていくので, すべて花がついた状態はないのだろうが 一度見てみたい気がする。 クガイソウの中にシモツケソウが咲き始めた。 <そのほか会った花たち>アカソ, イブキフウロ, イブキジャコウソウ, ヨツバヒヨドリ, エゾフウロ, キツリフネ, キリンソウ, クサフジ, シシウド, シモツケ, ダイコンソウ , ヤブジラミ 〔第7回 8月12日〕山頂まで イワアカバナ。見落としてしまいそうな小さな花だが, よく見るとやはりかわいい。 オトギリソウは, 秘密を漏らした弟が切られたストーリーを持つ花。花に赤血しぶきがかかっているという。 キオンは上に集まった花が明るい黄色を楽しませてくれる。 キンミズヒキも咲き出した。 クサボタンはカールした花がなんともかわいらしい。花後まで楽しめる。 コバギボウシはオオバギボウシより紫が濃く, 花に筋が入るので見分けられるとのこと。 ルリトラノオは, ぱっと見るとクガイソウに似ているが, 葉のつきかたで区別ができる。時期もこちらの方が少し遅いようだ。 なんといってもこの景色が見たくてやってきたようなもの。シモツケソウ野原 誰もが「わぁ〜!」と歓声を上げる景色。 <そのほか会った花たち>キンバイソウ, クガイソウ, クルマバナ, コウゾリナ, コオニユリ, シシウド, サラシナショウマ, シデシャジン, ノリウツギ, シュロソウ, ソバナ, ツリガネニンジン, ニセイブキゼリ, ワレモコウ 〔第8回 9月2日〕山頂まで ミツバフウロは, フウロソウの中で最後に現れる。 アキノキリンソウの名のとおり, もう秋である。 コイブキアザミは「恋吹きあざみ」という字を連想し, その名前だけでいい花だなぁと思えてしまう。もちろん「小伊吹アザミ」 花だけを見ればアザミだが, 葉にギザギザトゲトゲがなく, もちろんさわっても痛くない。「タムラです。」 毒があることであまりにも有名なイブキトリカブト。毒をもつ花は他にもけっこう多いようだが。 今回はこのサラシナショウマ野原を見たくてやってきました。 <そのほか会った花たち>オオハナウド, ガガイモ, キセワタ, シオガマギク, ゲンノショウコ, ゴマナ, ソバナ, ツリガネニンジン, テンニンソウ, ミツバベンケイソウ, ヤマハッカ, ルリトラノオ, ツルニンジン 〔第9回 9月30日〕山頂まで 3合目あたりで見られるようになったヤマラッキョウ ナギナタコウジュは登山道で群生しているのが目立つ。 この花がいっぱい咲いていると, ほんと明るい気持ちにさせてくれる 山頂ではリンドウの花盛り 〔第10回 10月15日〕3合目 この前の週にも行って見られなかったセンブリ。やっと見られた。 この花が見られたことで一年の伊吹山通いは心置きなく終了した。 <そのほか会った花たち>イブキトリカブト, カワラナデシコ, コイブキアザミ, ハクサンフウロ, ヤマハッカ, ヤマラッキョウ, リンドウ, ワレモコウ, ツリガネニンジン
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