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今年も6月の中旬にアゲハが飛来して、鉢植えの山椒の木に卵を産みつけました。
下の写真は1齢幼虫です。孵化直後はとても小さな1齢幼虫ですが、3日ほどで 目立って大きくなりました。 全体に黒褐色で、2齢幼虫からみられる白斑はまだはっきり しません。体長は1cm未満です。一般的に卵から1齢幼虫になるまで数日(4日〜7日)かかります。
7日後脱皮し4齢幼虫となっていました。この頃になると葉を食べる量がますます増え、 エサを求め枝から枝へと移動します。体長3cmぐらいまでに 成長しています。
4齢幼虫になって1週間位経った頃突然食べなくなり、じーっと動かなく なりました。 これは5齢幼虫への脱皮前の休眠です。
写真は脱皮直後の5齢幼虫です
これが5齢幼虫AとBです。( ※1齢幼虫は20匹近く居たのですが、鉢植えの山椒の葉では2匹を羽化させるのがやっとですので、やむを得ず他の幼虫は公園の植込みへ移しました。)
二匹とも食欲旺盛で枝から枝へと移動し、体長4〜5cm までに成長しています。
5齢幼虫Aです 神経質です
5齢幼虫Bです おっとりしています
5齢幼虫になってから5日後のA
5齢幼虫になって から1週間位経った頃、 急に餌を食べず動かなくなる状態が1日ほど続きましたが(休眠)、 その後下痢様の糞をした後はせわしなく動き回り、A は鉢から落ちてベランダの床の上を這っていました。さなぎになる場所を探し始めていたのです。山椒の葉もずいぶん少なくなりました。
蛹になる場所が決まり、これから糸かけが始まります
Aは山椒の幹で蛹になる予定で、Bはこちらで用意した割箸を蛹化する場所と決めました。
前蛹のA
前蛹のB
翌日AもBも蛹になっていました。
これから約10日後に羽化する筈です。白いものは羽化する時の足掛かりになる様に貼り付けたキッチンペーパーです。
蛹化して1週間ぐらい経っていよいよ羽化に備え、鉢を使っていない部屋に移して、植木用のビニール温室を被せます。こうして置かないと、※レオがいつ何時羽化したアゲハを捕まえてしまうか分かりません。
※レオとは
羽化に成功
蛹化から9日後の早朝(5時半頃)、鉢が置いてある部屋を覗くと見事ABとも立派なアゲハチョウに変身していました。
羽化は早朝に行うことが殆どだという事は知ってはいましたが、残念ながら仕事持ちの身では一晩中観察する訳にはいかず、羽化する場面を見ることは出来ませんでした。
ビニールハウスの中
ビニールハウスから出してやると明るい窓の方へ飛んでいきカーテンにとまっています。
ABとも奇形は無く元気なので安心しました。
旅立ち
その後暫くの間ABには蜂蜜を薄めてストローで飲ませてあげ、出勤前に何とか自然へ戻してやりたかったので、名残惜しくはありましたがABをベランダのハイビスカスの木へ移してやりました。
そして間も無く二匹とも10メートル先の公園に植えてある南京ハゼの木へ向かって元気に飛んで行きました。
大団円
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アゲハの幼虫の飼育
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