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ハコさんの1986年にリリースされた、ライブ盤CD「私の幸せ」(Polydor)をやっと手に入れる事ができました。 ハコさんのCDは全網羅していたつもりだったのですが、何故かこの一枚だけ買いそびれていたのです。 この「私の幸せ」がCDになっていると知った時には既に廃盤。 今回手に入れるまで長い時間を要してしまいました。 このライブは1986年9月8日と9日に東京・FM東京ホールにて、ハコさんのデビュー10周年を記念して2日連続で開催されたもので。僕にとって、とても思い出深いものです。 当時ハコさんのスタッフだった僕は、リハーサルが終わって、ハコさんのギター「Yamaha Hako Custom type1」へ新しい弦を張り終えて、本番用にチューニングを終えた頃、突然Pianoの森一美さんから「ハコのギターのピッチは442Hzにしといて」と突然云われ、本番直前になって急遽チューニングをやり直したのです。 慣れない442Hzのチューニングに僕は舞い上がり、間違いなくチューニングできているか、このライブの1曲目「望郷」の本番を聴くまで、緊張しまくり千代子でした。 今だから言えますけど、「あのね、森さん、このコンサートはライブ盤になるんですよ。本番直前にチューニングの変更は反則です!(笑)」 それと、このライブのバックミュージシャンの一人でキーボードの小角(おずみ)幸代は、僕と同じ歳で、当時、事務所に出入りしていたミュージシャンの見習いでした。 駆け出しのロードマネージャーだった僕と、ミュージシャンの卵だった小角。喧嘩もよくしましたが、何故か馬の合う女の子でした。 このライブでうまくハコさんのバックとしての大役を務める事ができるのか、FM東京ホールのステージ脇でヒヤヒヤしていたなぁ。 小角、しばらく会ってないけど元気か? そして・・・。 僕はこのライブの仕事を最後に事務所を退職しました。
ハコさんと最後の仕事。ハコさんには何故か、事務所を退職する事を自分の口からは言い出す事ができず、いつもの通り「お疲れさまでした」と言って別れました。 いろんな思いを込めた「お疲れさまでした」・・何故かそれがハコさんからお世話になった精一杯の感謝の気持ちだったと記憶しています。 僕にとっての「私の幸せ」。 数あるハコさんのアルバムの中で特に思入れがある一枚なのです。 |

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