弘前公園
竹仲絵里/サヨナラ サヨナラ 【PV】(曲が流れます音量にご注意ください)
『カエルのミステリーツアー』
マサチューセッツ州に住んでいたナイト夫妻の
庭に置いてあったカエルが主人公。
病に冒されていたジョン・ナイト氏は
次のクリスマス休暇まで生きられるか悩んでいた。
婦人は医者に「良くなることはない」と告げられていた。
婦人は旅行好きなジョンを元気づける毎日だった。
ある日、庭の手入れをしていた婦人は、
ジョンが大事にしていた
陶器製のカエルの置物の雄だけが無くなっていることに気づく。
アメリカではカエルは自然の守り神とされ、
夫妻には思い入れ深いものだった。
ジョンの落ち込みぶりは相当なモノで、
「雌が一人で可哀想だ。私が死んだらお前も・・・」
と元気がなくなっていく。
そしてカエルが居なくなってから2週間が過ぎた頃だった。
ポストを覗くとメリーランド州から絵はがきが届いていた。
差出人は何と盗まれたカエルだった。
「庭に座っているのは飽きた。出掛けてくる。」
とあった。
失踪から4週間後、今度はNYからの絵はがき。
そこには本人(本カエル?)も写っていた。
ジョンは怒っていた。
「年寄りをからかいおって!」
地元の新聞が事件を聞きつけ、
取材に来たことで全米が知ることになる。
1ヶ月後にはスイスへ。
イタリアからはゴンドリエとの記念写真を送ってきた。
日本でもホテルハイアットの前で写真を撮っていた。
そこには
「僕、日本で有名に。
スモウとかいう巨体の人に闘いを挑まれたよ。」と。
次のインドネシアの船の中からの絵はがきには
「スモウに勝った賞金で豪華クルーズ中さ!」
と自慢。
ここまで来ると夫妻は楽しみになっていた。
次の便りには
「パパとママへ」
との書き出しから始まっていた。
ビバリーヒルズから
「僕みたいな金持ちがいっぱいいる」と。
次はフランス。
「ここには長く居られない。
だって、カエルの足がご馳走なんだ。」
ジョンは
「考えてみれば嬉しいもんだ。
カエルは私の代わりに世界中を旅してくれているんだ。」
と言うまでになった。
いつしか病を忘れ、勇気づけられていた。
半年が過ぎた頃、
「僕のガールフレンドが寂しがってるかな?
次のホリデーには帰ります。」とあった。
ジョンはそれを聞いて車椅子から立ち上がり、
「帰ってくるなら出迎えなくちゃ」と笑った。
そしていよいよ帰宅の予定日。
約束の正午に家の前にリムジンが停まる。
後部座席から失踪したカエルが降ろされた。
運転手は見知らぬ男性に依頼されて届けたという。
帰ってきたカエルを抱きかかえ、
ジョンは「疲れただろう」とねぎらう。
「もう2度とクリスマスは迎えられないと思っていた。
こいつにどれだけ勇気づけられたか・・・」
その後、ジョンは車椅子無しで旅行に出掛けられるほどになった。
事件を起こしたのはタトゥーアーティストのフィル。
夫妻がカエルを大事にしているのを知り、
カエルを誘拐して絵はがきを送ろうと計画した。
船乗りのリチャードと組んで海外からも実行。
TVの特集でジョンが病に苦しんでいるのを知り、
何とか勇気づけられないかとエスカレートした。
そして最後はジョンを回復させるまでになった。
その後2年間、元気に生き続けたジョンは
フィル達とも親子同然の関係になった。
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