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「なでしこ、金メダルを賭けた最終戦」
いよいよ決勝戦を迎えたナデシコですが、もう、不安は口にしま
せん。実際、よくぞここまで勝ち抜いてきたなという思いです。W
杯決勝戦と同じアメリカが相手ですが、これまで、リーグ予選から
ナデシコを観てきて、カナダ、スエーデン、南ア、ブラジル、フラ
ンスと、何れのチームもアメリカチームのようなパワーサッカーの
チームでした。つまり、テクニカルな連係を重んじるサッカーでは
ありませんでした。例えば、素人にサッカーの試合をさせると、ま
ず選手はボールに集まって蹴り合うばかりでチームプレーは生まれ
ません。つまり、パスを繋いで攻め上がるということは高度な技術
とそれに伴う連係が求められます。アメリカ対カナダ戦を観ていて、
繰り返されるワンパターンの攻撃に、確かに個人個人はパワーがあ
ってもパスを繋いで守りを崩すということはなかった。強力なシュ
ートや高さを生かしたヘディングシュートばかりでした。一言で言えば
大雑把なサッカーです。そして、ナデシコはこれまでにそんなチーム
を尽く破ってきたのです。この戦いは、個人のパワーに頼るチームが
勝のか、それとも、個人のパワーは劣ってもチームプレーによってそ
れを補うチームが勝つのか、大袈裟なこと言えば、世界を制するのは
力なのか協調なのか。もしも、女子サッカーがロンドンオリンピックから
世界に認められるようになったとすれば、それはナデシコのテクニカル
サッカーが女子サッカーの新しい時代を切り拓いたからに違いありませ
ん。つまり、ナデシコが勝つのは歴史の必然なのです。
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2012年08月10日
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