北永劫回帰線

かつて我々は精神であった。ところが、今や我々は欲望である。

「閑話放題」サッカーW杯を観て

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「ナデシコ勝利」





          「ナデシコ勝利」


 昨日の女子サッカーアルガルべ杯でナデシコジャパンがアメリカ

に勝ちました。アメリカ戦では26戦目での初勝利でした。

 勝敗は、アメリカが前半に放ったゴールがオフサイドとジャッジ

されたことにあったと思います。オフサイドのジャッジはVTRで観

る限り誤りとは言えないが、ゴールラインを割った瞬間は誰もが失

点を覚悟したほど微妙でした。つまり、あのゴールが認められても

誰もミスジャッジとは思わなかったはずです。アメリカははそれまでに

効果的な縦のロビングパスを多用していましたが、オフサイドの後は

ナデシコにとって脅威だった縦パスをサイドからの攻撃やショートパス

に変えました。恐らく、オフサイドを怖れず縦攻撃をされるとナデシコは

嫌だったに違いない。今やサッカーはオフサイドのジャッジが試合の結

果を決定します。その後、アメリカのオフェンスはオフサイドラインを気

にし過ぎてゴール前への飛び出しが遅れ、シュートを放つ位置が高くな

りポストに嫌われたりしましたが、一方でナデシコはスペースを取ってマ

ークしやすくなりました。あのオフサイドのジャッジが全てだったと思いま

す。予想は残念ながら外れましたが。






             「アルガルべ杯米国戦」

 
 間もなく、女子サッカー「ナデシコ対アメリカ戦」が始まります。

雪辱に燃える米国を相手に、ナデシコは前回の様なわけには

行かないでしょう。

 予想しましょう。 1−3 でアメリカ勝利。

 それでもナデシコ頑張れ!




 
 
 
 
              「李忠成のための日韓戦」
 
 
 日韓交流戦のメンバーが発表された。何と!李忠成がワントップ
 
ではないか!わたしはこの試合は勝敗には拘らなくていいと思う。
 
プレマッチの闘い方でいい。ただ、忠成のボレーシュートさえ見る
 
ことが出来れば!この試合は国家という古い概念を超越した李忠成
 
のための日韓戦である。走れ!李忠成!決めろダイレクトで!
 
 わたしは李忠成に期待する。
 
 
 
 
 

          「まさか、なでしこが勝つなんて!」
 
 十八日未明にキックオフしたフランクフルトでの女子サッカーW
 
杯決勝「なでしこ」対USA戦をテレビで見た。既に一日が経とうと
 
しているので様々な論評がマス・メディアを賑しているから被るか
 
もしれないが、ちょうど裏番組のNHKでは男子の南米杯の準々
 
決勝ブラジル対パラグアイ戦もほぼ同時刻に放送されていた。
 
本来ならそっちが見たかったが、「なでしこ」戦のキックオフの方
 
が少し早かったのでこっちにチャンネルを合わせた。
 
 開始早々「なでしこ」は米国の激しい攻撃に遭い為す術もなく防
 
戦に終始していた。過去の対戦成績(22戦3分19敗)が表してい
 
るように体躯に勝る米国は競り合いを制してほぼワンサイドでボー
 
ルを支配していた。「なでしこ」のパスは尽くカットされて「ああ、
 
これは絶対負けるな」と、サッカーを見てきた者なら誰しもそう思
 
ったに違いない。余りの実力の差に嫌気が差して何度かNHKへチ
 
ャンネルを変えた。そして、もう2,3点は取られているに違いな
 
いと思いながら、それでも「なでしこ」が気になってCXに戻ると
 
何故かゴールラインは破られていなかった。米国の執拗な攻撃に、
 
譬え競り合いに負けてもフリーでシュートだけは打たせまいとチェ
 
ックを怠らなかった。米国の拙い攻めにも助けられて何本ものシュ
 
ートがサイドネットを揺らし、或いはバーに救われた。勝敗の行方
 
を決定づけたものを挙げるなら、前半の米国の攻撃を耐え忍んだこ
 
とだ思う。もちろん、後半に入ってからも米国の優勢は変わらなか
 
ったが、その勢いは幾分衰えて縦パスを多用するようになった。そ
 
のうちの一本がゴールに繋がったが「なでしこ」は諦めなかった。
 
全く幸運としか言いようのない、とは言っても詰めてなければ生ま
 
れなったのだが、リバウンドを押し込んで同点に持ち込んだ。延長
 
戦終了間際の同点ゴールはコーナーキックから生まれたが、高さに
 
勝る米国選手と競らずにゴールを狙うにはニアサイドしかなかった。
 
しかもダイレクトで決めなければ潰されてしまうことは明らかだ。
 
沢選手のバックキックは見事だったが、蹴ったボールが何処へ行く
 
か確信を持てないのがバックキックやオーバーヘッドキックなのだ。
 
延長ロスタイム直前にはゴール前でフリーでボールを受けた相手に
 
果敢にチャージしてレッドカードを受けて退場させられた選手が被
 
災地東北の出身であったこと、あのチャージがなければ決定的な決
 
勝ゴールを決められて、恐らく惜敗は免れなかっただろう。その想い
 
は残りの10人にも伝わってPK戦でも自分を失わずに戦えたのでは
 
ないだろうか。一方の米国の得点は何れも意図した通りの得点だっ
 
た。しかし「なでしこ」のそれは意図を越えた意地の得点だった。つまり、
 
実力では劣っていたが精神では勝っていた。そして、その精神力がPK
 
戦のプレッシャーを跳ね飛ばした。
 
 ありがとう!「なでしこ」ジャパン、おめでとう!「なでしこ」ジャパン。
 
 そして、「なでしこ」に熱中して全く忘れてしまった南米杯の試
 
合もまた、強豪ブラジルがパラグアイに一本のシュートも打たせ
 
ず圧倒しながら得点出来ず、0対0の末PK戦で敗退したことを
 
眠りから覚めて知った。
 

                                    (おわり) 

「閑話放題」(完)

           「閑話放題」(完)


 1974年のサッカーワールド杯西ドイツ大会の決勝戦は、皇帝

ベッケンバウアー率いる開催国西ドイツチーム[対]トータルフット

ボールの申し子ヨハン・クライフが率いるオランダチームの戦いだ

ったが2−1で西ドイツが勝った。ヨハン・クライフの「斜め攻撃」

に痺れていた私は、何としてもオランダに勝って欲しかった。それ

までのサッカーは右側の選手が左側にまで来て守備や攻撃をするこ

とは無かった。左キックが得意の選手は左ばかり任され、右キック

の選手も同様だった。もちろん守備も所謂ゾーンディフェンスでク

ライフはその弱点を衝いて斜めに攻め上がった。すると守備選手が

入れ替わる為チェックが遅れ、その間隙を抜いてドリブルで振り切

りゴール前にクロスを上げた。現代サッカーのマンマークはクライ

フのような自在な選手をマークする為の対応から生まれたのだ。

 チームプレイの西ドイツ[対]神出鬼没のクライフの個人技の戦い

だったが、結局、ヨハン・クライフは西ドイツの執拗なマークに遭

って潰されてしまいオランダが負けてしまったが、あの大会は「ヨ

ハン・クライフの大会」であり、またそれまでのポジションに拘っ

たサッカーを大きく変えた大会でもあった。

 ところが、今度の南ア大会ではその両チームがベスト4に残って

いるではないか。オランダとドイツには何としても勝ち残ってもう

一度あの決勝戦を再現をしてもらいたい。そして、オランダチーム

には何としても皇帝ベッケンバウアーの目の前であの時のリベンジ

を果たして欲しい。と言うのはベッケンバウアーは大会前からドイ

ツの優勝を宣言していたのだ。私は彼の自国贔屓だとばかり思って

いたが、さすが「皇帝」である、よくその実力を知っていたのだ。

オランダ代表には是非とも、嘗(かつ)て辛酸を嘗(な)めさせられた

相手チームの主将を務め、「皇帝」とまで呼ばれた大口をたたく彼

の目の前で鼻を明かして唇を噛む姿を見させてもらいたいものだ。

 という訳で、ワールド杯終了後の結果からこの記事があまりにも

的外れだった場合でも不明を恥じることなく、というのはもうどの

国が優勝しても全くおかしくないからですが、記事は削除しません

ので悪しからず。

 これを以って私のサッカー記事は終わりにします。4年後のブラ

ジルでまたお会いましょう、アデウス!

 オランダ!がんばれっ!ドイツを破って今度こそ優勝しろ! 


                          (完)完

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