北永劫回帰線

かつて我々は精神であった。ところが、今や我々は欲望である。

従って、本来の「ブログ」

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「アケオメ」




                 「アケオメ」


 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

 しばらく小説から離れていましたが、それは一度書いたものを原

稿に起こそうと思ったからで、ところが、それが間違いだった。自

分の書き残した文章を再び目を通すことの恥ずかしさに耐えられな

くなって、何度もペンではなくキーボードを折ろうと思いましたが、硬
 
くて出来なかった、てなことを後になって読み返すと、それは、かつ
 
て自分が排いた糞便を、誰かがわざわざ拾ってその日付まで付して
 
送り届けてきたような腹立たしささえ感じた。(ああ、これも・・・)つま

り、過去にこのブログに記した「私」とは、決して今この文章をキ

ーボードで打っている「この私」のことでないことを分って頂ける

だろうか?三年前の「私」は今の私ではありません。それは「三年

前の私」なのです。このようにして、主体を言い表す「私」という

同じ言葉でさえも、厳密には私自身を正しく捉えることが出来ない

のに、どうしてそんな言葉を使って正しく世界を語ることが出来る

でしょうか。つまり、世界は常に変化しているのに言葉はそれに応

じて変化してくれません。正鵠を射た言葉を再び同じように射ても、

白鳥は射られるために再び同じ処へは飛んで来てくれないのです。

「私」に限って見ても、あんな恥ずかしい文章を得意になって書い

ていた「三年前の私」と今の私は決して同じ私ではありません。本

人が言うのですから間違いありません。前に、言葉足らずで「言葉

なんて信じちゃいけない」と記しましたがそういう意味からです。

 話が逸れましたが、そういう訳で時間があれば原稿用紙を汚す日

々ですが、実際、しばらくペンを持たないでいるとこんなにも間違

うかというくらい間違いますし、更には自分の拙文に落ち込み再び

書き直して、こんなことならPCなんかに残さないで始めから新た

に小説を書けばよかったと後悔してしています。すでに書き損じた
 
原稿の方が遥かに多くなってしまいました。ただ、「私」は、これか
 
らはITから新しい小説が生まれるだろうと思っていたので、こんな
 
にも空振りするとは思いませんでした。それは、もちろん私の小説
 
が拙いことを認めてことですが、IT文化さえも所詮仲間内でしか共
 
有しようとしない蛸壺文化そのものではないかと気付きました。そ
 
れは排他的で当たり障りのない同じような御追従のコメントばかり
 
が交わされて、異論を挟むことさえ憚られ、例えば、原発賛成派の
 
者は反対派のログにコメントすることさえ憚れ、「いいね!」「いいね
 
!」と言う者ばかりが集まっても議論にもならない。しかし、実際の社
 
会では賛否が渦巻いていると言うのに。つまり、我々は向こう三軒両
 
隣を失ったから仕方なくITにその肩代わりをさせているだけではない
 
だろうか。それなら、ITなどに頼らずにもう一度ご近所との付き合いを
 
取り戻した方が無縁社会と呼ばれる地域社会を少しは再生させるこ
 
とに繋がるのではないだろうか。

 おっと、話がまた逸れましたが、そういう訳で、私は書き上げた

小説をリメイクして仕方なく既存のオーソリティーに委ねるべくせ

っせと書き殴っている次第です。もちろん、すでにブログに於いて

結果は出ているのですが、それでも認めたくない執筆する者の業か

もしれません。

 以上が私の近況を伝えると同時に、年越しの愚痴を新年の始めに

吐き出してスッキリして、新しい年を再び有る事無い事を記してこ

れまで通り時を潰すつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。

                      
                                 ケケロ脱走兵

困った顔

「ニュースサイトの転載」はサービス終了になりました。

「私が今年一番印象を受けた画像です。

 こんなことを言っては不謹慎ですが、美しいと思った」

イメージ 1
              〈再点灯された塩屋埼灯台。海岸線は家が流され土台だけが残っていた
                =11月30日夕、福島県いわき市、森井英二郎撮影〉

「小水力発電」

          「小水力発電」


 猫が飼い主の元にその手柄を褒めて貰いたくて生殺しの鼠を

引き摺って来て見せびらかすように、私自身も畜生に劣らず自

らの手柄を読者の元にこれ見よがしに自慢せずには居れない

卑しい性分から、浅ましいことと知りつつも自己顕示欲に駆られ

てその手柄話を記する次第ですが、小説「パソコンを持って街を

棄てろ!」の中で、私は「水流発電機」による地産電力が都市へ

の一極集中を逆行させ、この国のエネルギーシフトの一翼を担う

だろうと思って取り上げましたが、12月7日のFNNのニュース番

組で地産地消型の「小水力発電」が取り上げられていた。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00213027.html 

 さらに、随分前の記事ではあるが、

「東日本大震災や東京電力福島第1原発事故を受け、政府は22日

までに、被災地に設ける復興特別区域(復興特区)で、農業用水路

などで水車を回す小水力発電設備を設置する際の申請手続きを簡素

化する方針を決めた。自然エネルギーをまちづくりの柱に被災地の

復興を後押しする。

 小水力発電を復興特区で自治体が設置する場合に(1)国交相の

認可や同意(2)都道府県知事の意見聴取(3)経産相への報告―

などを不要にし、5カ月程度かかっていた申請から決定までの期間

を1カ月程度に短縮する。

 政府は、臨時国会に提出する復興特区法案に、河川法と電気事業

法の特例として簡素化を盛り込む。2011/10/22 16:44 【共同通信】」

とあるように、これまでは門前払いと言っていいほど認められなか

った申請も被災地に限ってではあるが簡素化されようとしている。

電力をそれぞれが自給自足できるようになれば水流に恵まれた山間

の過疎の村にも人が集まるきっかけにもなるのではないだろうか。

そろそろみんな、既得利権が固定化して何も生まない閉塞した街を

棄て、何もない替わりに何だって出来る自然に還ろうではないか。

          「パソコンを持って街を棄てろ!」


 
 12月8日、午後9時からのNHK「ニュースウオッチ9」で、

東京に本社を置くIT企業が徳島県の山間の過疎に悩む村にオフィ

スを拓いて、社員たちは空き家を借りて住み、自然の中でインター

ネット回線を使って仕事をしている様子が紹介された。

http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/?date=111208_1

自然の中で暮らしながら最先端技術を使って都市と繋がり、これま

でと同じように仕事が出来るというのだ。まさに「パソコンを持っ

て街を棄て」ようとしているかのように思えるが、しかし、彼らは

決して街を棄てようとはしていない。それどころか、いよいよ近代

文明の価値観が棄てられなくなり、恐らくあと何年もしないうちに

不便な田舎暮らしにも飽いて、その次は宇宙空間を漂いながら仕事

をしたいなどと思うようになるだろう。そこには、価値観の転換が

まったく起こらず、自然の中で暮らしていても都市と繋がっている

ことの方が重要なのだ。たとえ自然の中で暮らしていても都市とネ

ットによって意識が繋がっている限り、その土地の豊かさを知るこ

とはないだろう。ネット接続の速さに「鳥肌が立つほど」驚くのは

まさに都会人の価値観そのものではないか。田舎での暮らしにそん

なものは無用の「短物」なのだ。やがて、緩慢な生活に嫌気が差し

て都会が恋しくなるのにそれほど時間は掛からないだろう。つまり、

彼等は、ただ「パソコンを持って過疎地へやってきた」だけなのだ。

 
 
 
 ぬいぐるみじゃありません、生パンダです。
 
  ほんとはウジャウジャ動く動画が見たかったけど。
 
 
 
イメージ 1

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