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  2016年2月27日に第38回研究会を東京海洋大学楽水会館にて開催いたしました。

の日、午前中は会員によるポスター発表、午後は大阪大学国際教育交流センターの義永美央子先生による「日本語教師の『つなぐ』役割―複数の文脈を横断する学習者の支援を考える−」というタイトルで講演とワークショップが行われました。事前にたくさんのお申し込みがありましたが、残念ながら会場にお越しいただけなかった方もいらっしゃるかと思うので、ここに簡単ではありますが、当日のご報告をさせていただきます。


 午前中のポスター発表は8グループによって行われました。

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 どのポスター前も熱心に聞き入る人たちが。そして発表者の方も熱くご自身たちの研究成果ついて語られています。研究は発表してそれでおしまいというわけではなく、聞いてくださった方々のご意見を受けて、また発展していくものだと思います。ここでの発表がきっかけになって、またみなさんのご研究が

一歩、また一歩先に進まれることを願っています。

 

 さて、昼食の後、いよいよ義永先生によるご講演とワークショップが始まりました。義永先生から、状況論、文脈横断論の解説、そしてご自身が携わっていらっしゃる大阪大学の日本語研修コースでの活動の様子、そして学生さんたちの日本語の学びの様子を文脈横断論から分析なさったことをお話ししていただきました。


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 ご講演の後は、4−5人のグループに分かれて、ご自身の日本語のクラスについてイメージしていただき、そのクラスの「文脈(コミュニティ)」にはどのような関係性があるか、さまざまな視点から考えて話し合ってもらいました。ここに写真はないのですが、みなさん、それぞれの現場での課題などについて熱く語っていらっしゃっていました。

 その後、キーワードをポストイットに書いて模造紙に貼っていき、他のグループのメンバーにもオープンにして説明できるようにしました。自分の問題を可視化できるようにする作業にも、真剣な眼差しが向けられています。

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 変化の激しい現代社会で人の生活(学び)を見つめる研究をする私たちにとって、状況論、そして文脈横断論は欠かすことのできない理論となるかもしれません。教室の中では「日本語学習者」であっても、彼・彼女らはまたほかのいろいろなアイデンティティをもっていて、そしてそれは可変的なものでもあります。そのような彼・彼女らのLife に寄り添って日本語学習を考え直そうとする教育実践者にとって、今回の義永先生のお話とワークショップで考え合ったことは刺激になったと思いますし、また実り多いものとなったことでしょう。

 発表をなさった皆さん、どうもお疲れ様でした。義永先生、ありがとうございました。

                                      (文責:松本明香)

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