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楽しみ!


TBS日曜劇場「集団左遷!!」が遅めのスタートを切った。 
初回視聴率13.8%は、今クールのドラマの中で3位。ただしトップ2つの「緊急取調室」と「特捜9」は、いずれもシリーズものゆえ、初モノの初回としては「集団左遷!!」が先頭を行く。 
出だし絶好調と言えよう。 

サムネイル
第74回ヴェネチア国際映画祭(写真:Splash/アフロ)


福山雅治 主演ドラマ「集団左遷!!」最新話を配信中>> 

■豪華俳優陣 

主演は、「ガリレオ」(フジ・07年・13年)や大河ドラマ「龍馬伝」(NHK・10年)で一世を風靡(ふうび)した福山雅治。 
脇の筆頭は、「半沢直樹」(13年)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年)、「99.9-刑事専門弁護士-」(16年・18年)、「小さな巨人」(17年)と、毎年のようにTBSで怪演を披露してきた香川照之。 
三上博史、市村正親、酒向芳、八木亜希子、中村アン、神木隆之介、井之脇海、橋爪淳、小手伸也、パパイヤ鈴木、赤堀雅秋など、そうそうたるメンバーがそろっている。 

今年50歳になった福山雅治だが、老いを微塵(みじん)も感じさせない。身長が高く、スマートなスタイル、整った顔立ちは、ずっと見ていたい絶品だ。しかも今や女性ファンばかりか男性ファンも多い。ライブコンサートでは、男性限定で行うこともあったくらいだ。20代の頃は女性ファンが圧倒的に多かったが、今は男女問わずその人気は劣ることがない。 

■見どころ 

日曜劇場は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など、働く男たちの熱い戦いを描いたドラマが多い。 
近年は特にヒット作品が続いているが、「集団左遷!!」もその波に乗って、好調なスタートを切った。しかも「半沢直樹」以来の銀行系ドラマだ。多くの視聴者が名作の予感で、胸を膨らませていることだろう。 

主役の片岡蒲田支店長を演ずる福山雅治は、香川照之のかつての"顔芸"の向こうを張るような福山顔芸を披露し、新たな福山像を創り出そうとしている。 
他にストーリー展開の中では、香川照之と三上博史が重要な役を演じている。二人の存在感と迫力、そして圧倒的な演技力は、このドラマを支える大事な軸となるだろう。 

特に香川照之が「小さな巨人」で見せた"気迫あふれる顔芸"と"怖いほどの圧力"は、見事としか言いようがなかった。今回はサブ主演と一歩引いたところで、今のところは抑え気味で始まっている。ただし回が進むにつれ、単なる銀行員でない何かを見せてくれるに違いない。 

すでに、小出しにウラを匂わせる意味深な発言がちらほら出ている。ただ者ではない怖さは、視聴者をしびれさせる。 
セリフのないところにこそ、香川照之の真骨頂がある。にじみ出るような表情や目線、香川照之にしかできない"顔芸"。そうしたゴツゴツ感が視聴者を立ち止まらせ、ストーリーに深みと奥行きや重さを与えている。 

福山雅治が演じる片岡支店長は、上からの指示と部下たちの声で板ばさみとなる。 
揺れる良心と現実を表情豊かに演じ、ちょっとコミカルでありつつも、誠実さと信念を貫く男の姿は、ラストシーンにふさわしく、第1話を大いに盛り上げていた。 

原作は、江波戸哲夫の小説「銀行支店長」と「集団左遷」。 
作家自身が都市銀行の行員を経て、出版社で働き、作家として活躍している。なるほど銀行員であったためか、銀行内の描写もとても細かく、内部組織に在籍していたからこそ書けるリアリティが、共感をいっそう呼んでいる。 

以前の「ブラックペアン」も、原作者が現役の医師であり小説家でもあったことから、手術や病院内の細かな描写は、繊細に描かれていたのを思い出す。 
リアルな現実を知っているからこそ、ストーリーはフィクションでありながらも、ノンフィクション性が高く、見る者への説得力を持つ。面白さの根源と言えよう。 

音楽は、佐橋俊彦氏務める。 
東京芸大出身のクラシカルなベースを持ちながら、映画では『ウルトラマン』などの戦闘系を多く手がけてきた。一方ミュージカル作品にも多く貢献している。さらにはアニメや、数多くのテレビドラマも手がけ、その才能は留まるところを知らない。 
音量を抑えた効果音や、シーンを盛り上げるための音付けも、ベテランの技が光り文句なしだ。 

銀行系ドラマで大ヒット作品となった「半沢直樹」を超えることができるだろうか。 
今後も目が離せない展開が待っていそうだ

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